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2006/06/16

「君は海を見たか」

最近なんだか忙しいなーと思っていたら。
某クライアント先で先月度の私の仕事量は、ダントツ一位だったらしいです。
物件数とか顧客レビューとか売り上げとか、もろもろの総合ということでしたが。「ダントツ」というのにも驚きましたがそれより驚いたのは、そういったことを集計して評価してるんだ、ってことですよ。良い内容のプランしてるかどうかってことは置いといて、ですよ。
うーん、まぁ評判が悪ければお仕事もいただけませんから、とてもありがたいことではありますね。
そして多忙さの理由が、そういった数字で出てくるのも、ある意味ありがたいことです。

で、そんな中でさえワタクシ。仕事だけにはなりませぬ。
これは自分に対する「決心」のひとつでもあるのです。

今日のタイトルは、昔のドラマのタイトルなんですが。倉本聡さんのだったと思います。
息子と二人暮らしの父親の話。(たしか父親はショーケンだった)
沖縄海洋博だったかなんかの(時代を感じるなぁ)仕事も忙しく、そんな中たった一人の息子が不治の病になり、仕事も家庭もなにもかも忙しくて忙しくて、彼は他のものがなにも見えなくなってしまっていたのですね。
毎日毎日海の仕事をしているのに、その日の海が何色か、どんな波だったか、そんなことさえも。空の色も、星が出ていたかも。回りのひとの気持ちも。
そんな時に言われた言葉。

「君は海を見たか」

そうだった、自分は海も見ていなかった、と。思った父親が、食い入るように海を見ていたシーンは当時コドモだった私にも鮮烈な印象でした。

そんなに忙しく、そんなにつらい時でさえ、海を見たりしてみれば。
枯れた土に水がしみこんでいくように、安心したり優しくなれたりするものなのですよね。
私も以前とっても忙しくて、植木を枯らしてしまったり、庭の花が咲いてるのにも気付かなかったりしていました。だから思いました。
「いろんなものに目をむけよう!」って。
そうすると、けっこう忙しいのもおもしろい。忙しい中にも楽しめることってたくさんあるんだなと、どんどん気付いてくるのです。うっふっふー♪

というわけで(?)今日も、寸暇を惜しんで夜、楽しんできまーす♪(あれっ?そっちにいく?)

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