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2006/07/14

「天守物語」

歌舞伎は、夜の部「山吹」「天守物語」を観てきました。
いくらチケットを買っていたとはいえ、こちらは4時間もの長丁場、プレゼン前日にそれはどうよ?という気持ちは当然あったのですが、実は今回は「歌舞伎ツアー」の添乗員(?)だったので、これはやはり行かなきゃと。ひと月半ほど前、友人数名で集まったとき、思わぬことから歌舞伎話が盛り上がり、毎月のように行ってるならつれてって、と、今回5名様でのツアーになりましたのです。

この面々、とてもお上品で知的な方たちなのですが、仰ることは歯に衣きせず。意外と辛口。
まぁ、私も「話し方がやさしそうなだけで、言ってることは超辛口」としょっちゅう言われてますので、類友、ってことですね。
勝手に名付けて「辛口友の会」でございます。

で、友の会のみなさんに(ワタクシ含みます・笑)言わせますと
「山吹は、妖しいよね」「うんアブナイよ」「その辺り活かして、昼ドラとかにしたら大ヒットかもよー」「そうね!だけど科白の組み立てとか、ゼンゼン常識から外れてるから、なに言ってるのかわからなくなっちゃう」「それって、聞き取れてても?」「聞き取れてるから余計わけわからないのよー」「でもさすが歌舞伎の女形、縫子さんは歩いているだけで美しかったわー」「なで肩の具合もキレイだったわねー」
ところで私はその日、赤いスカートだったのですが「静御前とお揃いだわー」(お話の中に人形の静御前が登場するのです。コレがまたなんだか不気味な人形でした)

「天守物語の玉様は、さすがの美しさ!」「あの役をやって、ウツクシイままで、なぜあんなに面白いのかしら」(実際、客席じゅうよく笑っていました)「妖気じみた美しさも、玉三郎さんならではよねー」「山吹は、人間の世界の倒錯だったけど、こちらは魔物と人間だから、理屈に合ってなくてもすんなり受け入れられるわね」「亀姫もキレイだったわ」「やっぱり歌舞伎って、お姫さまとか隈取りの人とかが出ているほうが、面白いわね」

もう言いたい放題、思いきり楽しんで参りました。
近々、また「辛口友の会歌舞伎ツアー」行われそうな予感です。うひゃー。

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