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2006/08/02

ミュージカル余談

昨日は帰宅も遅かったので、ニッキを書いたのもとうに12時をまわっており…めちゃくちゃ日付詐称だった上に、アップし忘れてましたー(笑)スミマセン。
本当に久々のミュージカルだったので、今日もかなりミュージカル気分(?)です。
本来私は舞台ものに関してはストレート・プレイが好き。しかも小劇場系が好きなのです。
なので帝劇や日生といった劇場には、とんとご縁がございませんでした。
でも、私の記憶に残る、一番最初に観に行った子供向けではないお芝居は、ミュージカルです。
たしか小2くらいの時、母に連れていってもらった「山彦ものがたり」@日生(たぶん)です。

これは、有吉佐和子さん作、日本の昔話をオムニバスでつづった作品で「猿蟹合戦」「羽衣」なんかがモチーフになっていて、出演する役者さんが、蟹から鶴から天女から、ぜーんぶ衣装がえもなしに演技するのです。宮城まり子さん、松山政治さん、前田美波里さんなんかが出ていらっしゃいました。
なんでこんなに良く覚えているのかというと、ほんとうに、面白かったんです。
子供にも、いまこの人は鶏になってるー!とか、漁師さんだー!とか良くわかったし、お話も知っている昔話ばかりだから楽しめるし、せりふも歌も聞き取れないところは全然ありませんでした。
のちの私のお芝居好きの、火をともしてくれた作品です。

中でも良く覚えているのが、「天女の羽衣」のところで、宮城まり子さん@天女と、天女をなんとかして地上に残して妻にしたい漁師・松山政治さんのやりとり。
ま「夫婦って、なに?」
松「(しどろもどろ)おっっっ、、、おとこと、おんなが、いっしょに、ねることだよっっ」
ま「ふーん。。」といって漁師のとなりにごろんと横になる。漁師もつられて横になる。
ま「ねえ。私たち、夫婦になったのね」
→客席、爆笑。

私は、なぜみんながそんなに笑っているのかわからなくて、母にそっと聞きました。
「なぜ、みんな、わらってるの?」
母は(今思うとかなり困っただろう)ちょっとコトバにつまったあと
「夫婦は、ああいうふうには、寝ないの」と言いました。
(こりゃまた、いま思えばスゴイお答え!)
もちろん、それではわからずに「じゃ、どういうふうにねるの?」
そこまで聞いたら、次の面白いシーンになってしまい、母には「ほら、面白いとこ見逃しちゃうわよ」とかうまく逃げられて結局聞けずじまいでした。

そのときに、「今度は、オトナと一緒に、笑いたい!」という目標ができました。
だって、オトナと一緒のタイミングで笑えるワタシは、オトナじゃん!
早く、いろんなことの意味がわかるようになりたかったんですよね。
もちろん、それはなかなか叶いませんでしたが、小学校高学年くらいになって、ちょっと背伸びしてオトナと一緒に笑ったときは、快感でした。
でも、なんで笑ったか覚えてないんです。笑うことばかりに集中してたっていうか。。おばかですねー。

そんなこんなで、私のお芝居好きの原点はミュージカルだったことを、思い出したのでありました。

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コメント

>みゅぅさん
子供の頃に感動したものって、ずっと宝物!って感じですよね♪私はいまでも「山彦ものがたり」の歌(部分的にですけど)覚えてますよー。

私が最初に見たミュージカルは、果たしてミュージカルと言ってよいのか、被り物の「7匹の子ヤギと狼」でした。とても、感動したことを覚えてます。すごく引き込まれました。両親に、パンフレットと舞台中の曲が入ってるカセットテープを買ってもらいました。毎日、毎日聞いてました。あの感動は今でも覚えてます。

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