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2006/11/05

「歌舞伎展」

先日、「衣装・小道具で見る歌舞伎展」を見てきました。
衣装は歌舞伎ではおなじみの大星由良介や塩治判官のものなど、間近で見ることができ興味深かったです。
細部まで、時代背景やキャラクターを表現する役割の一環を担うものとして、緻密にデザインされていました。
花魁の衣装は重いとは聞いていましたが、派手さ豪華さだけでなく、季節を感じさせる飾りがついていてこれまた奇想天外な衣装!
お正月であれば「松飾り」であるとか、伊勢エビ(?)がついていたり、ほとんど常識ではありえません!
考えてみれば、マリーアントワネットなどもアタマに豪華客船載せてたりしてましたから、装飾品というのはとどまるところがないのかもしれません。

そんな常識を打ち破る衣装デザインの数々に驚きながらも、私が最も興味を惹かれたのは小道具です。
刀などは、デザインも美しく、とても立派につくってあって、しかも「こんなに大きいのを振り回しているのかい!」というものもあったり。
お扇子もやはり、キャラクターやシチュエーションに合わせた美しいデザインで、まじまじと見てしまいました。
また、効果音を出す小道具ー雨がパラパラとあたる音とか、海の波の音とかーもあって、これは実際にさわることができたので、モチロンやってみました。
駕籠に座ってみることもできましたので、これまたすわってみると、中はとっても狭い!
この中に、あの重たそうな衣装を着て乗って、しかも持ち上げられて揺られていくのかと思うと、私なら途中でころげ落ちそうな感じでしたよ。
また、鯛や馬などの制作工程なども紹介されていたり、衣装・持ち道具さんのリストが展示されていたりと、裏方さんたちのお仕事振りを想像できるようなものたちもあって、おれだけの舞台を創るには大勢の人や手間や時間がかかっているのだと、つぶさに感じることができました。

朝いちばんで行ったせいか、会場も比較的混雑していなくて、好きに見ることができたのですが、ひとつ残念だったのは「図録」がなかったこと。
だいたい、展覧会とかって、ゆっくり見ることができなかったりするので、あとからそれを見るのが楽しみなんですよー。
あったら良かったなぁ。
ま、実際にみて楽しめたので、とても良かったです。
日本の文様って、やはり美しいと思いました。

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コメント

>みゅぅさん、実物を見ると、びっくりしますよー。ホントに繊細にきめこまかく細工されているので。ここまでこだわるのか、って感じです。そういうこだわりあっての伝統芸能なのかもしれませんね。
歌舞伎、ぜひ一度観にいってみてね。

>edaatsさん、そう、日本橋三越です。11/5までだったんですよー。見れたのも興味深かったんですが、自分で触れたのも面白かったですよ。小道具の魚を、ピチピチ跳ねさせたりして(笑)
それにしても、edaatsさんて、いろいろなものに興味もっていらっしゃるんですね。すごいです。

三越で開催されていたものですね。
終ってしまってガックリ・・・・
普段興味がなかった歌舞伎だったのですが、なぜか前々から覗いてみたいと思ってたんです。

こんにちわ。
確かに小道具や衣装など、惹かれますね。絶対素敵なものなんだと思います。そういう展覧会があること、初めて知りました。
mamiさんのブログにお邪魔するようになってから、私の知らなかったことを知る機会が増えたので、とても嬉しいです。私の周りには歌舞伎を観に行く人はいないんです。だから、とても楽しいです。ありがとうございます。

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