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2006/12/04

「神仏のまねき」

梅原猛「神と仏」対論集 第三巻 神仏のまねき (梅原猛「神と仏」対論集)Book梅原猛「神と仏」対論集 第三巻 神仏のまねき (梅原猛「神と仏」対論集)

著者:梅原 猛,市川 亀治郎
販売元:角川学芸出版
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いっかい読みました、面白くて面白くて一気に読んでしまいましたが、これはもういちど読まねばなりません。
なぜかというと
私はいままで、梅原猛という方の著作をほとんど読んだことがなかったのですが、それをいたく後悔しました。
正直いってあまり興味がありませんでした。
折口信夫や池田弥三郎を読んでいても、なぜかつながらなかった。
母が大好きで、滔々と感激のほどを語られたスーパー歌舞伎にも、ついぞ触手が動かなんだ。
だから、一度も「ヤマトタケル」も「オグリ」も観たことがありません。。。

「神仏のまねき」は、対談集です。
私が今回読んだのは、歌舞伎役者・市川亀治郎さんとの対談で、
「芸能」の視点から「神仏を降らせること」やその「儀礼」「様式」などについてを語っています。
もちろん猿之助さんのスーパー歌舞伎の立役者の視点から「これからの」歌舞伎についても語っている。
話は記紀神話やアイヌの神話にも及んでおり、その脚注や、ところどころに入っているコラムもおもしろいことこの上なし。
…なんですが、これらを読まなくては気がすまなくなってしまうではありませんかー!
少なくとも、「水底の歌」「隠された十字架」を読まなくてはー!
それから、「古事記」も、おさらいしなくっちゃ。。。
と、なんだか課題をたくさんいただいた感じになってしまいました。
でも、こういうことで、読みたい本が増えるのは、とっても、楽しい!嬉しい!大歓迎です。
そして、それらを読んだらもう一度、この「神仏のまねき」を読んでみたい。
いままでの自分が、中途半端に知っていたことと、まったく知らなかったことを、整理して、あらためて取り組んでみたい。
…そんなふうに思わせてくれる、非常に心沸き立つ、エキサイティングな内容でした。

そして、単なる歌舞伎ファンとしてひとこと、ならば。
亀治郎さんの「柿本人麻呂」を ぜひぜひ実現させてほしいです。
人麻呂も、歌もその生涯(諸説ありますが…)も、とても惹かれる人物でありますので。
亀治郎さんにとても似合うと思いますので。
梅原さん!がんばって、はやく書いてください〜!(懇願)

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