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2007/01/13

花が咲いた

いまのマンションに引っ越した時、前に住んでいた方が「ここに居たいみたいだから」といって置いて行かれた植物さんたちが、いくつかある。
ジャコバサボテンもそのひとつで、ただほかのものたちと違うところは、まだ株を分けられたばかりで、根がついていなかった。
その後、様子をみて挿してあったグラスから植木鉢に移し、根がつくのをゆっくり待ったけれど、なかなかそんな気配はなく、葉っぱも増えないし背も伸びないし、枯れる様子だけはなかったけれど「この子はいったいどうなっちゃうんだろう?大丈夫かなぁ」とずっと思っていたのだ。

それが、今年、はじめて蕾をつけ、キレイな花を咲かせた。
あいかわらず背も葉も伸びていないので、短い葉っぱの先に、重たそうな花を付けている。
反対側に、もうひとつ小さな蕾がある。

嬉しい。。。
じっとじっと待って、準備を整えて、やっと花を咲かせたように見えるこのサボテンさんに、「ホントによかった、ありがとうね」という気持ちが溢れる。

嬉しくて、前の住人さんに報告したところ「サボテンさんは感性の鋭い植物だから、たくさん対話ができますよ」とお返事がきた。
人間だけではなくて、いろいろなものたちと交流を持つことができるのは素敵だ。
ちょっとそんなつもりで交流(?)してみたら、特に力んで花を咲かせているのではなくて、状況が整ってその時がきたから自然に咲かせているのだと言っているみたいだった。
力はいつでも、同じ加減だよと、言ってるようだった。

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コメント

>みゅぅさん、植物も動物も、人間よりずっと素直に感じ取っているようですよね。

植物ってちゃんと話が分かるみたいですね。
私は植物にはあまり話しかけませんが、今はモコとお話してます。モコもちゃんと分かっているようです。(飼い主バカです)

>カビリアさん、前の住人さんは、ほんとうに良くコミュニケーションとられてたみたいで。サボテンさんと会話したところ、「毎日が力いっぱい!」で、だから「この日に特別な力」っていうのはないみたいですよ。そこんとこが天晴れですよね♪

素敵な話ですね!
前の住人の方の「ここに居たいようだから」という言葉からも、植物たちと会話してきたのが伝わるようです。そしてじっと待って力まず、蕾を咲かせたサボテンも愛おしくなりますね。mamiさんも、感性の鋭いかれらとの会話がもっと楽しみになりますね♪毎日の生活にそういうささやかな「気づき」があるのは、本当に素敵なことです!

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