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2007/01/05

石山寺と紫式部展

今日からお仕事でしたが、ちょうど銀座にいたので、招待券をもらっていた「石山寺と紫式部展」に行ってきました。
紫式部が源氏物語を書いたのは石山寺であるという謂れから、石山寺には紫式部関連の所蔵物が多いということで、紫式部の肖像(?)や源氏物語絵巻、石山寺縁起絵巻などが展示されています。
平日の夕方で比較的空いていたので、ゆっくり見ることができたのですが、男性のご年配の方が多くてびっくり。
ふつう、こういうとこって、年配の女性でごったがえしている印象だったのですが、源氏物語絵巻って、男性にも人気があるのでしょうか?

源氏物語は大昔、全巻読んでいたんですが、かなりキレイさっぱり忘れていて(苦笑)絵巻に表現されている内容も、原典をよく知っていたらもっと楽しめたのになぁとちょっと残念でした。
なにしろ54帖もある大長編なので、それを一幅の屏風(実際には六曲一双もの×2本、とかになっている)に表現するだけでも、構図にさぞかし苦労したのでは〜という感じ。
でも、屏風絵を見てそれで源氏物語のストーリーを想起できたら、とても楽しい知的な空間ができるなぁと。
とても贅沢なことですよね。
絵巻物にしても、屏風にしても、昔の日本の文化って、その背後にある物語を知って初めて楽しめる、みたいな要素があって(もしくは絵解きの道具として使われてたとか)そのもの単独ではなく、他のものとのつながり、拡がりがあるところが深いなぁと思います。

紫式部が石山寺の一室で「源氏物語」を執筆していた、の図がたくさんありましたが、紫式部像についてはなんともよくわかりませんが(笑)
でも当時の女性って、ホントにあんなに動きづらそうな格好してたんですよねー(感心)
絵巻などでは女性はほとんど床にぱったりと臥したような姿勢で描かれてますが、一説には衣装が重くて自然とああいう姿勢になってたとか???

ところで、石山寺は歌舞伎にも登場する高僧「良弁」が建てたものだそうです。
去年歌舞伎座で仁左衛門さんの良弁和尚を観たのも記憶に新しかったので、そういう意味でも興味が増しました。
ひとつのものを、様々な視点で見れることは、とても楽しいことですね。
この展覧会は1/8まで銀座松坂屋でやっていますので、興味のある方はぜひに。

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コメント

>みゅぅさん、ありがとうございます。
内容がわかると、ますます興味がわきますよね。
私も、けっこう忘れているので、今になって読み返したりしています。いまは「古事記」を読んでますよん♪

こんにちわ。
お仕事始めだったのですね。今年1年、お体に気をつけて頑張ってくださいね。
私、国語が大好きだったんです。古文も漢文も大好きで、読み解く感じがたまらなかったです。でも、残念なことに、内容を一切覚えてないんです。暗号を解いてる感じで楽しかっただけなのかもしれません。こういうところがもったいないと思います。
歴史もそうなんですが、今になって面白みがわかるようになってきました。
今なら、中学や高校の修学旅行をもっと楽しめると思うんですよね。もったいないことしたなあ。

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