« 歌舞伎座昼の部その2 | トップページ | 胡粉 »

2007/02/25

その3

昼の部だけで3回に分かれちゃうなんて…ダラダラ書いても仕方ないでしょ、とは思いつつ(反省)。
で、昼の部最後の演目「道行旅路の花聟」。
ご存じ、お軽勘平の逃避行です。
なぜこのエピソードがここに入ってくるかというと、通し狂言の場合、昼・夜に分けての公演となるため、切腹の場で終わっては昼の部のお客さまが気持ち良く帰れない、最後に華やかな舞踊を観ていただいて楽しく帰ってもらいましょ、ということらしいです(イヤホンガイドより)。
大衆芸能である歌舞伎らしい心配りですが、それだけあって舞台のつくりも華やかでとてもうれしくなる一幕です。

勘平の梅玉さんあいかわらず上品なお味、
そしてお軽の時蔵さんがはんなりと色気があり、勘平を思いやるさまもいじらしくて、踊りも美しくとても素敵で心に残りました。
翫雀さんが道化役、恋敵として登場しますが、これがまた飄々としていて良かった。
私は、まだ清元などの歌舞伎の音曲がよくわかりませんが、この一曲、たいへん美しい流れだった印象があります。
道行きのいきさつは、深く暗いものですが、この「場」の雰囲気がなんとも春めいて楽しいものでした。

« 歌舞伎座昼の部その2 | トップページ | 胡粉 »

コメント

>SwingingFjisanさん、私も五・六段はこの一年だけでも3回見ました。それ以外は観てなかったですね、やはり。意気込んで一日で観ましたけど、疲れましたー(笑)でもその分、ずっと頭の中は「忠臣蔵」。役者も揃っていたし、見応えありましたよね。ほんとうに楽しい二月歌舞伎座でした。

演目として「なんだ、また仮名手本か」と思った割には、実際に何度も見ていたのは五・六段目だけでした。通しだと、見ごたえありますね(感想の書きでもありますよねえ)。私はとても1日で見る気力はありませんでした、mamiさん、えらい。
ゴザのパフォーマンス(ってわけではありませんが)、やっぱり拍手モノですよね。
2月の歌舞伎座は、とても楽しかった。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/106794/5502262

この記事へのトラックバック一覧です: その3:

« 歌舞伎座昼の部その2 | トップページ | 胡粉 »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

お気に入り☆BOOKS

  • 小川洋子: 「ブラフマンの埋葬」
    ブラフマンという不思議な生き物に関わった私の、ゆるやかな変化の物語。
  • 吉本ばなな: 「デッドエンドの思い出」
    シアワセとフシアワセの境目ってなんだろうかと、そのボーダーラインの不確かさはむしろシアワセな贈り物なんじゃないかと思わせてくれた作品。
  • 駒形克己: 「空が青いと海も青い」
    ぜんぶ広げると1枚の紙になってしまう、不思議な絵本。広げたり畳んだりしてみるとまた、構成が変化しておもしろい。書いてあることは、一言なんだけどけっこう科学的。
  • イワサキユキオ: 「Say Hello! あのこによろしく」
    どのページを開いても、満面の笑顔になっちゃう。笑顔なのに、ウルウルしちゃう。子犬たちの成長が、愛情たっぷりの写真で綴られています。
  • 川上弘美: 「椰子・椰子」
    ありえなさそうなんだけど、ありえちゃうような不思議な日々を淡々と過ごす「私」のへんてこりんなお話。山口マオさんのイラストも可愛い。
  • 西岡常一・小川三夫・塩野米松: 「木のいのち 木のこころ 天・地・人」
    寺社建築に携わる二人の宮大工の棟梁のお話。宮大工という未知の世界の話はとても興味深く、また「真」をみるということは万事共通なんだと感じ入りました。

最近のトラックバック

無料ブログはココログ