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2007/03/18

満喫!日曜日

日頃ほとんど土日に休みが取れない私ですが、今月は先週に引き続き何もアポのない日曜日!今日はいっこも仕事しないぞと心に決め。
先週は家でまったり近所でまったり、でしたが今日はアクティブに行動してみました。
まず、朝は某人気劇団の公演の先行前売りのため「ぴあ」へ。
10時ちょっと前の到着だったので(このへんは悠長であります)ギリギリで、チケットが取れましたー。
でも、希望の日にち枚数は取れず。ほんとに人気ものなのねー。

で、そのあとは友人と待ち合わせして映画「今宵、フィッツジェラルド劇場で」を観てきました。
この映画、先日予告で見てからずっと、観たいと思っていたんです。
とある片田舎のフィッツジェラルド劇場で、毎週行われているラジオの公開録音。
名司会のトークと歌、カントリーからフォーク、ゴスペル、ジャズ…とあらゆるジャンルのゲストが綴る、おもちゃ箱を引っくり返したような楽しいステージ。
でも時代の流れで、今夜が最後のステージとなった、そのラスト・ステージの物語。

ライブステージの頭から、ハネるまでを描いているので、映画は全編にわたってステージが舞台。
なので、ずーっと、ずーーっと、歌いっぱなしなんです。
その間に舞台裏の模様が織り込まれていく感じで。
音楽はもはやスタンダード・ナンバーといっていいものばかり、古さなどちっとも感じないし、むしろ楽しさに満ちあふれ。
司会のトークは、ミニドラマあり、シニカルなパロディあり、CMさえもパロディで生放送、そして歌まで歌ってしまう…この司会役を演った方は、実際にこういった形態のラジオ番組のDJを長年やっていて、この映画の企画を持ち込んだ本人だそうですが、本当に芸達者でびっくり!
それに、これ以上ないほどの粒よりのキャストが、全員歌がほんとうに上手!
長年一緒にやっているカンパニーで、家族みたいで、皮肉を言い合いながらも笑いあって、心底この仕事を楽しんでいる…といった風情がステージに表れていて、本当に上質のライブを楽しませてもらっているという感じでした。
そして、その裏ではちょこっと、ちょこっとのシーンに、深い人間模様が刻まれて。

ラスト・ステージの物語というので、もう少しお涙ちょうだいな感じがするのかなーと思っていたのですが、「別れに泣くより、笑って生きろ!」と、最後まで番組の最終回らしい挨拶もなければ涙もない。
歌いまくって、楽しく踊って。
そして数日後には次の生き方を発掘する面々もちらっと描かれて、
時代のおわりや、年代のおわりをテーマにしてはいるのですが、あくまでも、「明日につながる」
「明日はもっと!」な雰囲気で、ちょっと切なくとても楽しく、そして見終わった今はじんわり余韻が残る、そんな作品でした。

アメリカの古きよき音楽が好きな方、リアルで暖かい人間模様が好きな方、そして勿論、名匠故ロバート・アルトマンが好きな方、必見ですよー!
司会役のギャリソン・キーラーも、一見の価値があります!

というわけで、映画にたいへん感動し、そのあと美味しくランチをいただき、さらに久々に自分の買い物で散財し、、、なんかフツーに「日曜日」を満喫できた感じで、とっても満足♪したのでした。

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