« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »

2007年5月

2007/05/31

若冲展@承天閣美術館

Rimg0012京都のおめあてその1は、相国寺・承天閣美術館で行われている若冲展。
これが仰天の混雑ぶりで、館内に入るまでにゆうに1時間は並ぶありさま。でも、会場の係の方達は不馴れな雰囲気ながら丁寧に一生懸命やってくださっていて、また並ぶ行列のラインには長々とテントを設営してくださり、並んでいる間に読めるようにと若冲展のことが書かれている日経新聞の特集記事を配ってくださったりと、さまざまな心配りで和ませてくださいました。

さて、やっとの思いで入場できた館内、もちろん会場内も混み混み。
それでも、入場制限をしているだけあって、きちんと見ることができました。

会場内は、若冲の不思議なエネルギーに満ちていました。こんなに人がいるのに、そしてざわざわと空気は動いているのに、その輝きは燦然と光を放ち、静かにストレートに届いてきます。
こんなにたくさんのひとたちのエネルギーに、阻まれていない。本当に不思議でした。
第一展示室のほうは、ちょっと水墨っぽいやわらかい筆致の作品や、いわゆる若冲の画風とは趣の違うものが展示されていて、若くて柔らかくて包み込むような空気感がありました。
ぶどうの蔓のしなやかさ、鳥の羽のふわふわのあったかさ。若冲というと細密画に近いようなイメージでしたが、ここには鷹揚な気風もみてとれて、そのひととなりにも触れられた感じでした。
圧巻だったのはやはり第二展示室の植物画動物画、そして釈迦三尊像。
極彩色の色使い、恐ろしいまでの微に入り細にわたった写実、植物も動物もまるで、生きているかのようです。
けれどもそれは生々しくなく、「生」というものをそのまんま、一瞬にしてここに閉じ込めてしまわれたかのように、美しすぎるのです。でもフリーズしてるのではない、体温とか弾力とか、感じるのですよ。
「釈迦三尊像」のなんとも神々しいこと。
若冲の深い信仰があらわれているようで、思わず手を合わせてしまう。
暗めの館内で、それらは華麗に浮き上がって見えるのです。
こんなに一同に介しちゃって、いいの?ほんとうに、ありがとうございます、って感覚でした。

この時代は「絵絹」というものに絵を描いていて、若冲も例外ではありませんが、絵絹に描くとどうしても色が沈みがちになるんですよね。絵絹に描かれた作品は当然年月が経っているということもありますけど。
なので、何故このように輪郭をはっきりと、色も鮮やかに描くことができたのかと、見ている間ずっと不思議でした。
そうしたら、解説の中に「表からも裏からも彩色されている」とあったので、なるほどと思いました。
若冲はこれらの作品のほとんどを四十代に描いたというのには驚きです。ものすごい創作意欲だったのでしょう。

混雑ぶりには驚きましたが、やはりこの場所で、若冲を見れたことがほんとうに良かった。
若冲が生き、信仰し、学び、通いつめた相国寺に、ふたたび若冲が帰ってきて息づいている。
たくさんの作品を一同に見れたことと同時に、この場所の持つエネルギーとともに私自身もそれを経験できたということが、なによりも有り難いと感じ入りました。

さいごに、お寺の事務所(もともと廚だったという、天井の高いすばらしい建物でしたよ)に寄ってご朱印をいただいたのですが、そのときにお寺の方がおっしゃるは「いつもはのんびりゆったりしたお寺なんですが、急にこんなになってしまって…慣れないので大変です。でも、たくさんのお客さん、みえてくれはって、みなさんに十分にみてかえってほしい」と。なので、いつもはお寺の拝観は5時までなのですが、4時半に最後の入館をしたお客さんが帰るまで(こうすると閉館が8時近くになってしまうそうです)開けておられるとか。普通なら最後の入館時間を繰り上げたり、閉館時間にはお客さんを出してしまったりてしまいそうなところですが…ほんとうにありがたいこと。
ご朱印はもちろん、とても素敵でした(^-^)。
若冲とその作品たち、そして相国寺さんに、心から心から感謝をいたします。京都まで来て、ほんとうに、良かった。

★相国寺さんのHPで若冲展が体験できます。コチラからHPに入り「パノラマプレビュー」をクリックしてくださいね!

5月も終わる…

んーこうして劇場に通いまくった5月が終わります。。。
本当に良く見ました。
G.W.の歌舞伎座、演舞場に始まって、能楽現在形、大人計画、團菊・演舞場ふたたび、三響会@南座、そして昨日のコクーン。
おかげさまで仕事の方は大変な思い。見事に睡眠不足です。(だから10時には眠くなるのよね)
6月は少し大人しくいたしますが、コクーン歌舞伎があるし歌舞伎座は私史上初の両花道…がんばろうと思います。
いろいろ観に行かせていただいていることが喜びになっているわけですが、ただひとつ気をつけているのは「それが逃げになっていないか」ということ。
自分自身の充実の上にこそこういう楽しみがあると肝に銘じ、日々を過ごしたいと思います。

2007/05/30

「薮原検校」

京都のことを書こうと思ってたけど、今日はこれを観たので先にこっちを(笑)。

有名な悪党の話だし、出演者みぃんな濃いし(特に男性)、チラシの写真すごい恐いし(笑)、おどろおどろしていて、覚悟して観なきゃと思ってたのですが、予想に反し明るい説経節みたいな感じで普通に観れました(私は)。
なぜ明るいかというと音楽がね。昭和フォークみたいなロックみたいな感じで、演奏もギターで。
それから語りもね、講談みたいな説経節みたいなリズムを持っているんですけど、湿度が低いんですよ。

そもそも人間が持っている「悪」というもの…生きるための執着みたいなもの、あらゆる物欲とか性欲だとか、蔑みとか妬みとか差別とか、およそ理性とは正反対の方向にあるものーでもきっと持っているであろうもの、を描いているので、内容はどろどろして重いし表現もかなりきわどいのですが、演劇的にかなりスカッと処理されていて、私は、観たあとに澱のようなものがたまりませんでした。
(普通こういうの観ると 、どよーんとたまっちゃうんですよ、深い黒い澱のようなものが)
これはね、なんとなく蜷川さんと井上さんのすごいとこなんじゃないかと思いましたね。
こういう「悪」(というべきかはわからないけど)の部分て、日常的に、いつもあるわけじゃないですか。表面明るくてキレイでクリーンでも、必ずある。
そのことを、見るんだよ、っていわれてるみたいでしたね。
澱がたまらないからって、ぬるいわけじゃないんです。

杉の市はあんなに悪くて非道で処刑されてしまうけど、自分のために相手が傷付いても殺されても、そして処刑されても、間違っても「自分が悪かった」と悔い改めたりなんぞしないんだろうなぁ。その根底には、蔑まれていること、その中で生きていく執着、人間としての本能、いろいろなものがある。
処刑されたとき「ええーっ」って思った。ああいうひとは、ずーっと、生きて生き延びていく感じがしたから。
それをまた喜んで、酒の肴にでもしかねない民衆の、「悪」もたしかにそこにはある。
ずっとずっと、終わらない連鎖なのだと思いましたね。

古田さんの存在感が素晴らしく、悪くて非道いんだけど人間くさい。生血を感じる、っていいますか。
田中裕子さん、久しぶりで見たんですけど、この方やっぱり上手いなぁ。そして色っぽいんですよ、嫌みなく。すてきでした。
それからずっと舞台に乗りっぱなしで、語っていた壌さん、出過ぎず、でもその存在感はばっちり心に残り、センターでの芝居といい具合に絡み合ってとても印象に残りました。この方のこの語りかたあってこそ、この芝居の雰囲気が保たれたといっても過言ではないと思います。このお芝居のMVPは彼に差し上げたいくらい!
段田さん、六平さんも良かったですねぇ。ほんと、濃い俳優陣でとっくり観せていただきました。
明日がもう千穐楽なのですが、流麗な台詞がたくさんあって、それをもういちど聞きたいと思いましたね。

2007/05/28

大混雑!

朝早〜い新幹線で、京都にきました。
おめあては若冲と三響会(と打ち合せ)。
午前中ひと仕事済ませ、いざ若冲へ…!と相国寺にきたらなんと、長蛇の列!
暑い中みんなおとなしく並んでます。私も並んでます。。。
みんななんで〜?平日の昼日中からこんなに…(私もそのひとりだ)
大混雑の末の若冲、そして三響会のことは帰ってからまた!
あ〜もう少しだわー(^o^;
@mobile

2007/05/27

ボーダー

「気づき」の話。

Aちゃんは、どうしてもやりすぎてしまう。
ちょうど良いさじ加減というものを通り越してしまう。
それは、無理をしてでもやらないと自分が許せないから。
だからそうやって、自分を痛めつけてしまう。

Bちゃんは、とある体験から「こだわり」の行方を思った。
あまりそれが強すぎると、エゴとなる。
ところがこれは強力なエネルギーで他をひきつけてしまう。
本来よいものであったかもしれないそれは、いきなり逆回転のものとなる。

私は、行動の絶対的不足は何故かと思う。
直感で、こうしたらというメッセージがきていても
「それは正しいのか」「精度は高いのか」と、ありきたりな基準でものを考え
せっかくの直感を握りつぶしてしまう。
それは未知の分野に足を踏み入れる、恐怖でもあり怠惰でもある。

いずれも、ボーダーの話。

2007/05/26

早寝早起き??

さいきん、10時頃になるととみに眠くなって。。。ちょっと横になろうかなーなんて思ったら最後、そのまま明かりもつけたまま寝ていることがけっこうあって(汗)。(今日は帰宅が遅かったのでまだ起きてますが)
3時4時という半端な時間に目が覚めるわけです。
今までの私でしたら、明かりをつけっ放しだったことや、たいがい窓も開いていることが多いので(危ない)それに愕然とし、戸締まりなどなどしてからまた寝てしまうのですが、ここのところ、なーんと!そのまま起きてしまうのです。(年とったのかなぁ?笑)
で、朝の時間があるのでいろんなことができる!
お料理したりお弁当つくったり7時過ぎたらお洗濯やお掃除…。
お仕事前にいろんなことができちゃう♪お仕事も、意外と朝のこの時間のほうが捗ったりして。o(^-^)o
このまんま朝型スタイルにしようかなーとも思うのですが、困ったことも。
夜、テレビとかDVDとかが見れないんですよねー。(時効警察とか・笑)ドラマや映画はなんとなく、早朝観る気持ちにはなれないもんです。あははー。

2007/05/25

人生初ヨガ

前々から行きたいと思っていたヨガ教室に、初チャレンジしてきました。
ここの教室は完全予約制なので前日に予約を入れるのですが、申し込む前に「あのっ!初めてなんですけど、しばらく運動してないんですけど、カラダ固いんですけど、大丈夫でしょうかっ」なんて根掘り葉掘り聞いてしまいました(^-^;; だって心配だったんだもーん。
ビギナーのクラスではソフトにやりますし、できるところまででいいですから何も心配いりませんよーと優しく言われ、いざいざ!
で、とっても楽しくてリラックスできてカラダ伸ばせて、今日は心地よく眠れそうですー♪

体を動かしてみると、骨盤ずれてるのかなーとか、おぉここが伸びないじゃーないかとか、えぇぇ意外とこんなとこに力が入らないっ!とか、気付くことがたくさんあって。
日頃、呼吸法とか瞑想法とかには慣れ親しんでいたのですが、それとともにこんなふうに体を動かしたことはなかったので、新しい発見がいっぱい!
先生も、とってもチャーミングで素敵な方だったし。
これはちょっとハマりそうです。
体にも、精神力にも、変化がありそうで嬉しい予感。えへへー♪

2007/05/23

五月大歌舞伎夜の部

演舞場の夜。
演舞場は綺麗で、歌舞伎座よりずっと椅子なんかも楽なんだけど、なんだかやっぱり歌舞伎座が好きなんだよなぁ。売ってるお土産なんかも、歌舞伎座のほうがそそられるの(^-^;。
なんて思いつつも、楽しんできました。

「妹背山婦女庭訓」、これはとっても有名な人気演目(でも私は初見)なんですけど、私にはなぜ人気なのかわからなかった。染五郎さんと高麗蔵さん、とっても好きあってる恋人同士にはあまり見えなかったし、福助さんは初な田舎娘にはあまり見えなかったの。
それに官女にお三輪がいじめられるシーンもあまり笑えるものではなかったし、最後に吉右衛門さんが登場してお三輪を斬りつけるのも、理由はわかるんだけどなんだかなぁ…。お三輪もそれで納得して、好きなひとのために役に立てるならと死を受け入れるのだけど。
それに入鹿の時代という設定のわりには衣装も室内調度もちがうし。これが歌舞伎の表現なのだといわれればそれまでなのですが。
うーん、なんだかよくわからないことだらけ。なぜ人気演目なのかぜひぜひ知りたい私でした。(^^;;

「法界坊」「双面水照月」、初めて見るので楽しみにしていた演目です。見たことはないものの、勘三郎さんがやったものの写真を見ていたので、なんとなくなイメージがありましたが、それとは全く違う切り口のもののようでした。(思えば勘三郎さんのは串田演出だったのですからオリジナルとは違いますよねきっと)
吉右衛門さんの法界坊は、すごい悪坊主なんですけど、なんか憎めないところがありましたね。やってることはとんでもないんですけど、可愛げがあるっていうか。笑わせどころはきちんと笑わせてたし、楽しめました。
優男をやったら天下一(?)の錦之助さん、相変わらず綺麗でちょっと頼りなくていい男がハマっています。でも私は実は、去年の納涼の犬飼現八が忘れられません。優男の合間でいから、ああいう荒ぶる役もぜひやって欲しいです。そして錦之助さん、芝雀さんとの相性がとってもいいみたい?芝雀さんも初々しくて可愛らしかったです。いっぽう染五郎さん、声がちょっと無理があったかなぁ。姿が美しいだけにちょっと目立ってしまったかも…。でも双面では声は生きてたかも。
その双面なんですが、これはまさに勘三郎さんの「半分法界坊、半分野分姫」をイメージしてたんですが、全然違うんですね。姿かたちが変化するわけではなかったのですが、義太夫と浄瑠璃で法界坊と野分姫を演じ分けるのはなかなか見応えありました。

じつは今日は、午前中歌舞伎座に行ってしまいましたの(笑)。もう一回、伝九とノブさん、そして弁慶と冨樫に会ってきました。どうしてももう一度観たくてみたくて。
今月のこの二本は、やっぱり秀逸と思いました。(あと、め組もねぇ)えへ♪

ありがとうございます

そして(なにが「そして」なのでしょう)ちょうど去年の今日、私はこのブログを始めたのです。
ちょっとやりたいこともあり、少しネットというものに慣れていこうじゃないの、というのが当初の目的でした。
今日がお誕生日なのでなんだかキリが良いっていうのもありました。
その「やりたいこと」はまだ準備中ではありますが、このブログをこんなに続けられるとは、思っていませんでした。
こちらにいらしてくださって、足跡を残してくださる皆様のおかげさまです。そのおかげで、私自身も楽しくやってこれました。
心から感謝しています。ありがとうございます!
こちらを通してお知り合いになれた方たちとの出会い、とても貴重なことだと嬉しく思っています。
なんともしがたい駄文を、書き散らしているブログではありますが、これからもよろしければいらしてくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。

ユメ2その後

Yちゃんの夢をみたあと、あまりに面白かったのでYちゃんに電話したの。
Yちゃん大爆笑で「私ったら、夢の中でも相変わらずお騒がせだわー!」なんていっていましたが、なんでそんな夢をみたかというと、結局私が彼女のお姉さまに会う用事があったんだけど、うっかりしていたことに数日前に気付いたのよね。
それが気になってたのでは?ってことになったんだけど、でも本人じゃなくてYちゃんが出てきたところがまた謎よねー、と。
まぁよくわからないんですけど、おかげでYちゃんにもお姉様にも近々会おうということになりそうだし、良かった良かった。笑。

2007/05/22

團菊祭夜の部

五月歌舞伎座、夜の部に行ってまいりました。
今月の歌舞伎座は、いいですねぇ。豪華なうえに楽しめるものばかり。まさに「よいやよいやの芝居見物」でございましたよ♪

「女暫」
羽左衛門さん追善の演目(とはいえ、私は羽左衛門さんの舞台、観たことないと思います、多分…)ということで、萬次郎さんが巴御前をつとめます。
萬次郎さんといえば「パルコ歌舞伎」のおウメさんでございますよ!あのお役ですっかり萬次郎さんのファンになった私は楽しみにしておりました。
女暫の巴御前は、とにもかくにもスーパーヒロインですね。力は強いし気っぷはいいし。でも急にしおらしくなったりしてそこがまた可笑しい。
「それ、無理がない?」とつっこめるところも多々あるのですが(笑)、一大娯楽作と思って観ると実に楽しめますね。
ほかの登場人物もこの上なく様式的で、役割分担がわかりやすく、衣装も動きも華やかで、お客さんへのサービスもたっぷり。
昔はこういう演目を観て、客席は飲んだり食べたりしながらやんやの拍手喝采だったのかなぁなんて、思いましたよ。
最後の、引っ込みの六方の前に萬次郎さんから口上があり、皆様のお陰で素晴らしい追善の公演ができましたと、深々と礼をされたあと、「わたくしは女形でございますので六方はとても…これにて失礼いたします」と述べるとそこに三津五郎さん登場、巴に六方を教えて、引っ込むという…お楽しみの盛り沢山なひと幕でした。
でも、私は実は「暫」をまだ観たことがないんですよ。今日の「女暫」を観てあらためて、早く観てみたいと思いました。

「雨の五郎」「三ツ面子守」
舞踏二題。
「雨の五郎」は松緑さん。松緑さんて、お芝居も踊りも、とても折り目正しい印象があるんですよね。以前は「一生懸命なんだなぁ」という印象だったのが、さいきんとみに「正統派の芯がびちっととおっている」感じになってきて、ほんとうに素敵な役者さんになってきました。踊りはよくわからないんですけど、恋の様子は繊細に、手の動きとかとても奇麗だし、若衆がかかってきたのを追い払うところなんかはとてもダイナミックで、物語が自然と浮かび上がってきましたよ。
若衆の役で辰巳さん、大活躍でした。お怪我も治っているようで良かった良かった。
「三ツ面子守」は三津五郎さん。踊りはよくわからないといいながら、三津五郎さんを見ると「うまいなぁ」と思います。三つのお面の付け替えの早さ、とともに踊り分けのうまさ、さすが!という感じでした。あのお面はどうやって付けているんだろう?

「神明恵和合取組」
「め組の喧嘩」ですね。いろいろな方たちから、格好良くて迫力があって面白い!ときいていたので、楽しみにしていました。
なるほどわかりやすいし面白い。ことに噂にきいていた大詰めの喧嘩シーンはものすごい人数と大立ち回りで大迫力!鳶の役者さんたちの身の軽いこと軽いこと、屋根に登るシーンでは梯子につかまらずにスイスイッと登ったり、屋根に飛びついてきた仲間の手を掴んで一気に引き上げたり。あちこちでトンボをきっているし、歌舞伎でこんなにスピーディで大掛かりな立ち回りは初めて見ました。(もちろん辰巳さんも大活躍!常にどこにいるか探しちゃいました)象のように大きいどっしりゆったりのお相撲さんチームに、蟻がたかるごとく敏捷な鳶チームがかかっていって、小さいものについ加勢したくなる日本人気質としては、鳶さんチームに軍配!ですかねぇ(笑)。
お芝居の中ではこれを仲裁に入る人がいるのですが、この梅玉さんの登場のしかたがまた、格好良かった!お話そのものもわかりやすいんですが、派手なシーンがたくさんあって、楽しめる演目でしたね。
ところで鳶の親分辰五郎の家の場のときにはずぅっと義太夫が流れていたのですが、このときの三味線が野澤松也さん。もう、ほんとうに何もわかってない私なのですが、この方の三味線の音は大好きです。ちょっと艶っぽくて、人間の心情の泥臭いとこついてくるような、そんな雰囲気なんですよね。(って、ホントにわかってなくて言ってるのでスミマセン)最近、野澤さんが出ておられるとちょっと嬉しいワタクシなのでした。

今年の團菊は、良かったなぁ。配役も豪華だし(一年経ってその豪華さを私が理解できるようになったというのもある)演目も楽しめるものばかり、とくに昼の部の「泥棒と若殿」は収穫でしたし。いままであまり上演されていなかったようなので、これからはバンバンやっていただきたい。
全体にとっても楽しめて、これは?と思うようなものがありませんでした。でもって、今月も松緑さん株うなぎのぼり!なのでした(笑)。

2007/05/21

ユメ2

疲れてたのか10時頃からついつい寝てしまっていたら、夢をみていた。
なんだかものすごい大雨の日で、私は家にずっといてた。
そしたら友人Yちゃんが、まだ小さい子供を連れて、知らない間に家に来ていた。
でもって、うちのキッチンですごい勢いでお料理をつくっている。
気付いた私が「わーYちゃんどうしたの、どこから入ったの?」
じっさい玄関から入れるわけがないし、ほかの窓も全部鍵がかかっていた。それに大雨だし。
「いやいや、いいじゃない。大丈夫、大丈夫!」
何が大丈夫なのか知らないけど、Yちゃんはやっぱり素晴らしい手さばきで、お料理し続けている。
ハンバーグとかサラダとか煮っころがしだとか、次々とできあがっていく。
「あら、お皿とか、どこにあるかわからないでしょ、いま出すわね」という間もなく
「大丈夫、大丈夫」と勝手知ったるふうでどんどん調理器具もお皿も出して使っていく。
うーん、なにが大丈夫なんだ?なんで知らない間に来てくれてお料理してくれてるのだ?
ほとんど目が点になって右往左往している私をよそに、Yちゃんは予定のものを全部つくりおえ、一緒に食べるのかと思いきや「じゃあねっ!!」といって大雨の中小さい子供を引き連れて帰っていった。
「ええっ、一緒に食べるんじゃないのぉ〜?」とか「こんな大雨のなか子供を連れて出たら危ないわよーぅ」という私のいうことを聞いているのかいないのか、「大丈夫、大丈夫」を連発して。(おことわりしておくが、このときも玄関から帰ったのではない。閉まっているはずの窓をふわっと通って、月に帰るかぐや姫のように雨の空の中を帰っていった)
残された大量のごちそうを前に私は呆然としていたのだ。

…たしかにYちゃんは世話好きで、私が以前ものすごーく忙しくて食事する間もなかったときに家に押し掛けてきて、さっさと食事をつくってくれたことがあったんだけど。
でも今の私は食事くらいちゃんとできる程度の忙しさであって。
しかも夢ではほんとにすごい大雨で、雨漏りさえし始めていたのよ(マンションの一階なのに)。
…まるでスーパーマン、いやスーパーウーマンなYちゃんなのだった。
これって、どういう意味があるのだろう???

???をアタマにいっぱいつけたまま、夜中に再び起き出して、仕事の続きをするワタクシなのでした。

2007/05/20

猫村さんがきた

きょうの猫村さん 1Bookきょうの猫村さん 1

著者:ほし よりこ
販売元:マガジンハウス
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「きょうの猫村さん」が我が家にやってきました。
ネットで一日ひとコマだったんだー知りませんでした。
そしてなんだか想像とおりなような…想像以上なような…
この脱力感ゆったりまったり感超スロー感。
なんで鉛筆がきなのー!(笑)
なんであんなに言葉づかいが丁寧なのー?
とっても懐かしいような気分になってしまうではないの。
そしてなんだか、身につまされるのよ。
猫村さんが家にいたら、私毎日反省したり感動したりで泣いてるわー。
あら、なんだか猫村さんとしゃべり方が似てきたわー。

2007/05/19

二日めの月が好きらしい

夜の月がとってもほそかった。
まだ三日月にも満たない月だ。
か細くひそやかに、冴え冴えと光を放ってた。

その近くに、強烈にエネルギーを放つ金星がいた。
月よりも金星のほうが遠くにいるんだよね?と
確認しちゃいそうなくらい強い光だった。

ふたりはトルコの国旗みたいに
いいかんじに並んでた。
両方とも、むかし住んでたみたいな、懐かしいかんじだった。

2007/05/17

「ひな菊の人生」

ひな菊の人生 (幻冬舎文庫)Bookひな菊の人生 (幻冬舎文庫)

著者:吉本 ばなな
販売元:幻冬舎
Amazon.co.jpで詳細を確認する

昨日は越谷近辺へ、今日は松戸方面へ、仕事で行っていたので、往復の電車に乗っている時間がたくさんあって、本もたくさん読み進んだ。
で、今日はこれを読破。
私の読書時間は、主に移動時間の多少に拘っているみたいな。

昨日の「ブラフマン」にひきつづき、この「ひな菊」も私にとってとても大切な本になった。
この本は吉本ばななさんによる小説の部分と、奈良美智さんによる絵本の部分から成る。
奈良美智さんの絵は、いつも強力に幸せで、同時に強力に寂しい。とってもひとりぼっちで、だけどとってもやさしくあたたかい。
ばななさんの作品もいつもそうなのだ。

そういえば昔、奈落に突き落とされたくらい深く心が沈んだときがあって、長くそのことを話せなかったけど、ときがきて話すようになったら、意外とみんなそれに似た経験をしていて、「なんだそうなんだ」と思ったことがある。
生きたり死んだりするような、究極の経験だけど、それは当然のようにみんなもれなく経験している、という不思議と安堵感と驚きと。
そういういろんなことがあって、みんな生きて、みんな死んでいくんなだぁと、少し客観的な視点が生まれたのだった。

ひな菊も、そんなことを経験し生きていく。ひな菊のまわりには、そんなことを経験して死んでいくひともいる。
そうやって生きていく、ということがなんだかとても穏やかなものに感じられたのだ。
それで私はとても「ありがとう」の気持ちに満ちてきたのだったよ。

2007/05/16

「ブラフマンの埋葬」

ブラフマンの埋葬 (講談社文庫)Bookブラフマンの埋葬 (講談社文庫)

著者:小川 洋子
販売元:講談社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ずっと「時間が止まっている」ような感じだった。
いろんな登場人物が出てくるけれども、みんなの「今」しか描かれていない。
名前もないしどこから来たのか、どこへ行くのかわからない。
そうしたことをわかっているということで、日常私たちが何かしら安心感を得ているのだとあらためてわかったり、した。
それらがわかっていないと、「今」が語られていても「止まって」感じられる、みたいだ。

「ブラフマン」だけは名前がついているけど、
そしてけがをしていて治って、やんちゃして躾けられて、「僕」が話している間「僕」をずぅっとまっすぐ見つめて、そして死んでしまうという、時間が流れているけど、
どんな姿なのか最後まではっきりと想像できなかった。
小型の犬みたいなんだけど、手のひら(?)には水かきがついていて、それは美しく泳いで、全然鳴かなくて、太くて長いしっぽを持っていて、ときどき眉間にしわを寄せる。
こんなに描写されているのに、妄想好きの私は想像できなかった。
十分な描写がされているのにイメージが結べないと、摑みどころがなくてフワフワしてしまう、みたいだ。

かくてこの本を、私は時が移らないまま、フワフワしたまま、読み終わってしまって、なんともしがたい感覚でいる。ところがなんだか、ほろっとした感情になっているのも摩訶不思議である。内容はよく覚えていないけどなんだかゆったりと夢をみていた、そんな気分なのだ。とおくに、キラキラゆらゆらした景色が見えている感じ。

ところで「ブラフマン」とは作中、サンスクリット語(?定かではないらしいけど)で「謎」という意味だと説明されている。また、解説には「ヒンドゥー教の超越的な宇宙原理」とある。
「いま」しか描かれてないこの小説だけど、「いま」にはぜんぶ含まれていて、その先も、そのあとも、意識にわざわざのぼらせることもないのかなぁと、思う。それがどんなかたちなのか、どんな存在なのかは、わざわざ健在意識で語ることもないのかなぁ、とも思う。意識にのぼらなければそれらは存在しない、という類いのものではなくて、もっと本質的なものなんだと思う。
「ブラフマン」というなまえが、いきものが、とても好きになった。


余談だけれど、この本になぜ出会ったのかというと、
最初は違う本めあてで本やさんに立ち寄ったのだ。
よくお邪魔しているカビリアさんのブログで「猫村さん」が面白いと書かれてた。軽く読めて内容は深い、って。
出先でふとそれを思い出して、読んでみたいなぁと思って、本やさんに入ったのはいいけどー。
私は「猫村さん」という情報しか知らなかった。
作者は、わからない。タイトルは…「となりの猫村さん」だったっけかな、なんだっけ。。
結局見つからず、店員さんに聞く時間もなく、目についた「ブラフマン」を買って出たのだった。

帰ってきてから調べたら、「きょうの猫村さん」というタイトルで、コミックだった。(果たしてこれで正解なのかな?)
てっきり小説だとばかり…(^-^; 。うろ覚えでは動いてはなりません。
ま、「ブラフマン」にはそんなきっかけでお会いできた本なのだった。これにはこれで、心から感謝。感謝。

2007/05/15

能楽現在形 劇場版@世田谷

野村萬斎さん、笛方一噌幸弘さん、大鼓方亀井広忠さん主催の「能楽現在形」に行ってきました。
この試みは過去3回行われているそうですが、能楽堂を飛び出して普通の劇場(今回は世田谷パブリックシアター)でやるのは初の試みとか。
今回がまだたったの3回目(「能」として見るのは2回目。最初は「三響会」だった)の観能の私なので、感想なんておこがましいんですが、一応(自分の覚えのためにも)ちょこっと書き留めさせていただこうかと(苦笑)。

舞囃子「乱」
今日の演目では「乱」、他の公演日では「猩々乱」とありました。これは流派によってタイトルが異なるとともに、その表現する内容なども違うようです。
能の部分が「猩々」、舞の部分が「乱」となるらしく、今日観たものは「素踊り」(これは歌舞伎のコトバかしら?)のようなもの。また「猩々乱」であっても「舞囃子」とつけば舞の部分がクローズアップされるらしい。構成も多くのバリエーションを持つようです。
おめでたい席で舞われる一曲ということでしたが、私は舞だけのお能を観るのは初めてで、とても興味深かった。と同時に、もっと能に関する知識と経験があったら理解の程度が全然違っていただろうと、ちょっとくやしい思いでした。
直感的に観じたのは、空間のきり方が全て直線的で(舞の動きとか囃子方の動きとかすべて)、その組み合わせのベクトルが宇宙的だということ。(舞だけだしスピード感があったので余計に感じたのだと思います)これ以上説明できないんですが、とにかく一番強く観じたことなのでいちおう。

能「鐵輪」
わりと知られている伝説「丑の刻参り」のいわゆる「鬼女」もの。
詞章がはいると物語はとてもわかりやすい。むしろ歌舞伎の謡とかより私はわかりやすいです。
この話で興味深かったのは、嫉妬に狂った女性の恨みを安倍清明の祈祷により退散させるのだが、それによって女性の恨みが消えたわけではないこと。
恨んで呪った対象をすりかえたことで、当の男性は助かるのだが、恨みが昇華されたわけではないのだ。
恨みで鬼になった女性がこわいというより、その恨みがずっと消えないで、女性は鬼のまま彷徨うところが、なんとも恐ろしい。

ポストトーク
最後に、萬斎さん一噌さん広忠さんそしてシテ方金井雄資さんによるポストトークがありました。
劇場版なので、ということで袴姿の金井さんを除きみなさん洋服でのトーク。でも能舞台に載るのに靴ははけないということで足もとだけは足袋。白さがまぶしかったです(笑)。
今回はやはり「劇場」ということでいろいろご苦労があったようですが、またそれを経験して、伝承のあり方をあらためて考えられたようです。

今回の舞台は、もちろん能舞台ではないので、屋根も鏡板もなし。通常は二方正面ですが今回は三方に客席があり、また橋懸かりも左右に二本、奥正面に一本の合計三本(「乱」のときは左右二本)あったため、囃子方の位置なども難しかったとか。
屋根も鏡板もないので音の反響がなく、シテ方と囃子方の距離も離れていたので、空気感のつかみが薄く、ちょっと心細かった(?)ようです。
反面、いつもと違う環境なので、動きに冒険もできたらしく。(初心者の私にはそんなところまでわかりませんでしたが(^-^;;)
ただ、お話を聞いて、観ていたときになんとなく感じていた「空間の散漫さ」はそれでだったのか、と合点がいきました。
私にとって、お能に嵌った魅力は「空間の緊張感と膨大な拡張力」だったので、今回はあまりそれが感じられなかったのですよね。
じつは音響が入っていたのも私的にはちょっと邪魔だったのですが、とにかく音が拡散してしまうためどちらかというと観客でなく演者のためにPAを採用していたのだとか。
ということは、能舞台というのは(能をやるにあたっては)相当完成度の高い空間なのでしょう。
ただ、これからお能というものがもっと広がっていくのなら、完成された能舞台でだけ演じられるのかどうかはわからないし、こうした異なった環境で試行錯誤を重ねていくことは非常に意義深いのかもしれないと思いました。

あと二日、異なった流派で同じ演目が行われるので、ほんとうはそれもとても興味があるのですが、残念ながらお仕事のためそちらは諦め。とはいってもこの観劇三昧、相当贅沢なので少しは自重の方向にいかねば。。。かな?

さいごにちょっと広忠さんウォッチング。今日はいちばん年下ということもあってか、いつもの天然ぶりよりも、仕切りにまわったりしてしっかりものの印象でした。笛方の一噌さんがとばしてた(笑)っていうのもあったと思いますけど。

2007/05/14

マンゴー好き

200705150835000マンゴー好きの私が最近異常なくらい気に入って いるドライ・マンゴー。
小さい袋だからバッグの中にしのばせておけるし(それくらいいつでも食べたい!)、袋の上のところはチャックになってるし、便利なのだ♪
最初の頃は限られたお店でしか見かけなかったのに、ここのところ大流行らしく、どこででも見かけるようになった。
安くてとってもおいしいからなあ。

袋の表には「美容と健康に」なんて書いてあって、栄養成分が書かれているのだけど、
裏側にはなぜか、セブ島のマンゴー製造社社長なる人が笑顔でマンゴーの山をかかえている。
なんだかこのひとが、ガッツ石松に見えるの。
でもってお名前が「Angel T.Ong」…Angel?
ふしぎなドライ・マンゴーなのだ。。。そこもまたお気に入りなのさ。ふふっ。

2007/05/11

我が心の動物園

旭山動物園のドラマを録画して見ました。(なので今夜も夜更かし。。)
ここは本当に動物が生き生きしていて(とテレビの画面から感じられる^^;)楽しそう。
入園者が増えたら増えたで、いろいろ面倒な事件が起こるのね。
でも、行動的な動物たちを見に、一度は行ってみたいものです。

そんな素晴らしく有名な動物園にひきかえ、いまひとつ地味ーなんですが、私にとっては横浜の野毛山動物園が、思い出のたくさんある大切な動物園です。
横浜に住んでいたので子供の頃はよく連れていってもらいました。

たくさんの猿がいて、猿山を見るだけでも面白かったなぁ。(当時猿の種類では日本一?でしたから)
けんかしてたり、えさを食べるのに夢中だったり、やたらと観客(?)にはむかってきたり、いろんな個性がいて、猿にも性格がいろいろあるんだなーなんて思ったり。
シロクマがいつも首を振っているのが不思議だったり。(いま思えばストレスだったのかもー)
ひとりで奥の方にいたキリンに向かって「キリンさーんっ!」と大きな声で呼んだらパッカパッカと私のほうに駆け寄ってきてくれて、夢のように嬉しかったり。

成人して会社に入ってからはなんのご縁か、私の営業先のリストに野毛山動物園が入っていて、(実はあんまり仕事したくないときに)よく行ったなぁ。お仕事先だから一件は行ったことになるし、仕事で行ってるんだけど動物見て和めるし。

ある日なにげにチンパンジーを見ていたら、女性のお客さんがふたり、「やーだあのチンパンジーのおしり、きったない!」とのたもうた。
ちょうど近くにいて、黙々と園のお掃除をしていた飼育係が急に「あれはいま発情期で、おしりがふくれているんですっ!きたなくないんですっ!」と反論した。
そのお客さんは「なーにー?」と嫌みのひとつも言ってすぐに行ってしまったけど、私は飼育係のひとに「よくいった!」と心のなかでエールを送ったっけ。
だって、かわいいんだよ世話してたら。かわいい子がそんなこと言われたら、だまってられないよ。

またある日、事務所に行ったら「オランウータンの赤ちゃんが産まれたよ。だっこしてみる?」といわれ、勿論モチロン!とばかりにだっこさせていただき。
赤ちゃんていうからもっとふにゃふにゃしてるものかと思ったら、ものすごくしっかりしていて、長ーい腕を思いっきりまわして、私の首すじにからみついてきたとき嬉しくって感動したなぁ。
なんで、初めて会う、飼育係でもない私に、こんなにギュッと抱きついてくるんだろうって。
まんまるい目が、かわいかったなぁ。
飼育係のひとたち、みんな動物が好きで、動物を囲んだ家族みたいだった。

私にとっては、一番身近で、一番動物たちにふれあえる場所でした。
ドラマとは関係ないんですが、ドラマを見て野毛山動物園を思い出したので。
動物園て、楽しい思い出がたくさんあるとともに、ちょっと郷愁も感じさせてくれますね。
動物のいのちに触れるからでしょうか。そうしたら自分のいのちにも触れるから、だからでしょうか。

2007/05/10

「ドブの輝き」大人計画

下北沢本多劇場、初日の舞台を観て来ました。
今回は、座頭の松尾スズキさんが公演直前に体調不良で倒れてしまい、急きょ第三舞台の池田成志さんが代役にたっての舞台。
そんなすったもんだもあった初日、どんなふうに迎えるのか、こちらまでドキドキでした。

今回は
作・演出/宮藤官九郎「涙事件」
監督・脚本/井口昇「えっくす」(映像作品)
作・演出/松尾スズキ「アイドルを探せ」
の三部作。
松尾さんは、映像作品は倒れる前に撮影済みだったということで、こちらにはお元気そうなキモカワイイ姿を見せてくれていました。(でも、これも今見ると、体調悪いのをおして撮影してたのかなーなんて思って、ちょっとせつない…)
で、作品はバカらしくて冗談きつくてどぎつくてちょっとせつないいつもの大人計画、とっても面白かった!
実は前回のウーマンリブ、私的には???だったのでちょっと構えていましたが、今回のは私が好きな大人計画テイスト満載。本当に楽しめました。ほとんど笑いっぱなし(^o^)。
そして、松尾スズキ不在を感じさせない他の団員たちのエネルギー、さすがプロと感心しました。池田さんも、直前の代役だったのに見事にはまってるし。舞台のひとって、訓練されてるからすごいんですね。
なんてことをあらためて思った2時間半でした。

今日が初日で、東京ではあとひと月間公演は続きます。なので、細かい内容には触れませんが、松尾スズキさんの作品の最後で、「えーあのネタ、そんなに気に入ってたのー!」って思うくらい、とあるネタが何度も再現されちゃって、大爆笑でした。あーおもしろかった!

いるいないに拘らず、大人計画は松尾スズキ色満載ですからね。そういう意味では松尾さんがいるみたいでしたが、やっぱり早く体を治して元気になって、戻ってきてほしいですね。
とにかく今回は、楽しませていただきました。大満足です。
おつきあいいただいた本日の相方Nちゃんも、ありがとうございました〜♪

2007/05/09

からす余談

…というわけで、今日は烏に涼をいただきましたが、
烏って、黒いし大きいし頭いいしで、あんまり好かれてないですよね。
でも、子供のころ実家の裏に山があって、そこに烏がたくさんいて、
その中の一羽を近所の人が餌付けして慣らしたので、そのこは毎日のように家の庭に遊びに来ていたんですよね。
勘三郎、っていう名前でした。
これまたベタなんですけど、そのころ烏といえば勘三郎だったんです(笑)。

で、これは毎日来ますから皆でかわいがってました。
といっても、頭をなでられるわけでなく、一緒に散歩に行けるわけでもなく、
庭の木の上のほうにとまっている勘三郎を、「勘三郎だっ!」とかいってみんなでニコニコしながら見上げてる、そんな感じだったんですけど。

夕方になると勘三郎は、夕日が沈む裏の山に帰っていくんですけど、そのシチュエーションにぴったりな「ななつのこ」っていう童謡がありました。
そこでは、からすには可愛い目をしたななつのこがいて、その子たちは山の「ふうるす」にいて、だからかわいいかわいい(カァカァ)とからすは鳴くんだよ、と歌われていました。
「ふうるす」って、どんなとこだろう、勘三郎が帰って行く山は夕日の山だから、きっとピンク色の素敵なところなんだろうなぁと、子供の私は勝手に思っていました。
そこでは、なんていったって、空気もピンクだし、ピンクのお花が咲き誇っていて、黒くてみんなにいまひとつ好かれてない烏だって、みんな可愛く見えるんです!
勘三郎だって、私たちのところに来ればいいけど、他では嫌われてるかもしれないし、だからお家に帰ったらすごく幸せに暮らしてるんだろうなぁって。

成長して、「ふうるす」は「古巣」のことだったのだと知ってがっかりしましたが、でもいまだに私の中では、勘三郎は夕方になると素敵に幸せな場所である「ふうるす」に帰っていきます。
「ふうるす」は「ユートピア」みたいなものですね。
この印象があるので、私は烏がけっこう好きですよ。
好きは仲良しのはじまりですよね。

からす

日中の夏のような気温の中歩いていたら、
地上わずか1メートルくらいの高さで
烏が私のすぐ横を飛んでいった。

ビュン
って風をきる音がした。
少し、涼しかったよ。

2007/05/08

灯す

ここのところ少し
観じる心力(こころりょく)が低下していて
なんだか与えられたものでしか観じてないような気がして

キャンドルに火をともしてみたのだ。
キャンドルの火はとても落ち着くから。
自分の中のほうまで見つめる気がするから。

「灯す」という行為は
けっこう肝心なことかもしれないね。

ここのところ、ほんとうは
いろいろなものが滞っていたのさ。
すごーい怠慢な「おさぼり」なので、
もちょっとクリアに生きなきゃな なんて
思ったものですから。てへ。

2007/05/07

アイドル

仕事から帰ってふとテレビをつけたら「情熱大陸」が二宮くんだった。
私は二宮くんが好きだ。「天城越え」というドラマに、田中美佐子さんと出ていたころからだから、かなーり前から好きだ。
でも、私が「二宮くん好きなのよ」というと、日頃私の口から出る人々のカテゴリーとは明らかに違うらしく「えーなにいってんの」みたいな反応がくる。
でも映画とか舞台とか、ちゃんと(?)観ているのよこれでも。

ところがこの番組で彼が「アイドル、アイドル」っていってたので、あーそうなんだ彼はアイドルなんだと思った。
アイドルであることを彼がそんなに大事にしているとは知らなかったけど、私が見ていたのは「俳優」の部分だったのよね。
そもそも私は、彼には「アイドル」の部分と「俳優」の部分があるのかなと思っていたけど、彼にとっては「アイドル」という大きなカテゴリーの中に「歌の仕事」とか「バラエティの仕事」とか「お芝居の仕事」というのが全て含まれているらしい。「アイドル、すごいんだぜっ!」みたいな。
彼はパッと見子供みたいなルックスで、この子の頭のなかはどうなっているんだー!みたいな一種天才的な視点でものを言ったりすることもあるし、小学生レベルできゃいきゃい喜んでいることもある。不思議な人なんだけれども、それらは全部同時に自然に彼の中で筋がとおっていることも感じられて、そこがまた興味深いのだ。

番組の中でも、仕事中なのにずーっとゲームをやっていて、なのに周囲の状況や指示項目はすべて頭に入っていて「(ゲームをやっていてもやるべきことは)ちゃんとできてるでしょう?」「集中したら自分の考えが生まれちゃう。それはしたくないんです」とさらりと言ってのけるのがまた、彼独特のものだった。
頭で考えるとたいへんなことになっちゃうのかもしれない。現場での空気を読んでやることが一番信じられるのかもしれない。で、またそんな飄々とした嘘かホントかわからないような言葉の数々の中に「本気ですから」などとこれまたさらっと言われてしまって、これは真だと感じてしまったら、こっちはどうしたらよいのやら(笑)。
そんな、興味深い二宮くんだった。

あらためて。アイドルとしての彼に、敬意を表します。好きだよーん♪
変わらず「俳優」としての仕事の部分を観ることにはなりそうだけど。

2007/05/06

さびしい。。

尾上佳緑さんがお亡くなりになられたことを、先ほど歌舞伎美人HPで知りました。
源左衛門さん、四郎五郎さんに続いて、また味のある素敵なベテラン脇役の方がいなくなられてしまって。。とても淋しいです。
歌舞伎暦の浅い私にでさえ、とても印象に残る方でした。
けしてセンターに立つことなく拍手喝采をその身に受けることもない、こうした方たちの存在がどんなに大切なことか。「役割」というものを、存分に全うされていてどれほどに素敵なことか。
もうそのお姿を、舞台で拝見できないのかと本当に残念です。
淋しいけど…いままで楽しませていただいてありがとうございました。
ご冥福をお祈り申し上げます。

2007/05/05

パリオペラ座公演

昨日は歌舞伎座で團菊の「勧進帳」を観て、夜にはテレビで…♪なんて思っていましたが、さすがに2時間半もテレビの前にいることはできず(2日間歌舞伎観たらお仕事もたまりました・汗)、録画をあとで見ようと思っていました。
でも、ちょこっとテレビをつけてみたら、丁度亀治郎さんが口上を述べてられて、垣根がくずれるがごとくそのまま最後まで見ちゃいました(^-^;;)。
フランス語は全然わからないんだけど、あれは口上ふうの話し方なんですよね?噂には聞いていましたが、オペラ座の怪人の話など持ち出したりして亀治郎さん、フランスの方々に大受けで、なんだかこちらまで嬉しくなってしまいましたよ。

舞台の尺が日本とは全然違うので定式幕の丈がものすごく長く見えました。大道具さん、引くのが大変だっただろうなぁ。
劇場内は素晴らしい装飾で、でも歌舞伎の舞台装置はそれに退けをとらぬ豪華なものなのだと感じいったり。明治大正時期の旧華族の和洋折衷の邸宅とか、迎賓館とかなどで、「洋」の豪華に「和」の豪華を合わせる手法はすでに日本人は経験済みですものね。とても美しい舞台でした。

亀治郎さんの、しなやかで芝居心のある山神の踊りを、私は初めて見れたので感動!亀治郎さんの、芝居心に溢れた美しい踊りが大好きなんです。ストーリーを感じさせられるんですよね♪(と、ここでまた「亀治郎さんの舞台が早く見たい!」病が再発(笑)。7月が待ち遠しいです)
昨日の舞台でもそうでしたが、團十郎さんがお元気になられて、ひとつひとつ夢を実現させていらっしゃるのだと思うととても嬉しく感動しますし、健康な私がうかうかしてちゃいられないとも思います。
そして、あらためてこうして見るとパリ・オペラ座で公演するってやはりものすごいことなんだと。そんな空間に一緒にいられた方が羨ましい!
私は後日あらためて、この録画をゆっくり堪能することにいたします。副音声で小山観翁さんが解説をされているということなので、それも楽しみです。

2007/05/04

團菊祭昼の部

今日は歌舞伎座へ。GWとあって、幕見の列が半端じゃない。各回とも立ち見まで出ていた模様です。
普通のお席も、今日はチケット完売!ということで、本当に満杯!こんなこと初めてかもー。お昼のお食事もトイレも、この人数が移動するだけで大変な騒ぎ、休憩後お芝居が始まってもしばらくは席に戻らない(戻れない?)人がいたりで、客席はざわざわ、ざわざわ、していました。心なしか空気が薄かったような…(^-^;

「泥棒と若殿」、初めて観る演目だし、タイトルあんまり聞いたことなかったし、どんなんだろうと思っていましたが…なんかね、とっても心温まるお話なんですよ。すごく良くってほろりときましたよ。
松緑さんの伝九(でんく=伝九郎)が(泥棒なのに、育ちだってさして良くはないのに)可愛くって、優しくって、純情でねぇ。かたやなにも世間のこと知らないお育ちの良いノブ(松平成信)役三津五郎さん、若殿っぷりが微笑ましくて。そんな二人の凸凹コンビ、いつまでも見ていたいって感じでした。
境遇が違い過ぎる二人だから、当然別れは来るんだけど、切ないんですよねぇこれが。それぞれが生きて役割を果たすに相応しい環境があるというのは勿論理解しているのですが、「伝九&ノブ、フォーエバーッ!!」と叫びたいワタクシです。
あー私も伝九にお世話してもらいたい!ノブのお世話をさせていただきたい!
とっても温かくてほのぼのとして、ほっこりといい気持ちにさせていただきました。

「勧進帳」、弁慶を團十郎さん、富樫を菊五郎さん。まさに「團菊」の華が咲きそろった贅沢な一幕。
天覧歌舞伎百二十年記念、ということですが、同じ時代に團菊が揃っているって、すごいことなんだと実感。何度か観ている演目ですが、さすがの貫禄のおふたり、重みが違いますね。弁慶富樫の台詞の応酬が、美しい曲を聴いているようであり、大変な歴史を感じさせるものに聞こえたり。
團十郎さんもここまでほんとうに、お元気になられたんだと思っただけでもまた感無量な感じで。(この前のテレビ番組見た後だと余計です)いやもう、めでたやめでたや。
(今夜はNHKでパリの勧進帳を見れるし、勧進帳デイだわ)

「与話情浮名横櫛」、菊之助さん最近進境著しい感じで、貫禄さえ感じられるんですけど。今日のお役のせい?いやそれだけではありませんよね。。。海老蔵さんとの並びはキレイですねぇ本当に。…なんて思いながらいつの間にやらちょっと意識を失ってました(笑)。左團次さんはこうい肝の太い、オトナな役が本当に格好いい。私がお富だったら、ボンボンの与三郎より多左衛門に惚れちゃうよきっと。このお話のなかでは惚れてはいけませんが。笑。

「女伊達」、芝翫さんの粋な踊り。男性もかなわない”伊達女”(?)なかなか格好いいです。華やかでこれまたおめでたい雰囲気。
辰巳さんがトンボで拍手喝采でした。(^-^)v

昨日観た演舞場の方もそうだったのですが、五月はなにやら明るくて楽しい演目が多く揃ってい感じがします。夜の部は双方ともに、月末近くの観劇の予定ですが、こちらも楽しみ。
今日は一番最初の「泥棒と若殿」がとにかく良かったなぁ。また観たいです。

2007/05/03

五月大歌舞伎昼の部

五月最初の観劇は、演舞場昼の部。
お天気も良くG.W.の銀座は普通に歩けないくらい人が出ていました。
なんだか、思う存分に休日!って感じでワキワキ(^-^)。
演舞場は、吉右衛門さん祭りでございますよ。もうほんとうに、吉右衛門さん素敵!お芝居にも、お人柄にも、惚れ惚れなのですよ♪

「鳴神」、染五郎さん初役に頑張る!まだちょっと大きさも足りないし、堅い感じでしたが、相手役の雲の絶間姫の芝雀さんがそれをどーんと受け止めるような素晴らしい勤めっぷり、きっと千穐楽までには染五郎さんの鳴神上人も大きくなっていることでしょう。
芝雀さんの雲の絶間姫は実に良かったです。知略に長けていて美しく女性らしく、でも鳴神上人を陥れることには罪悪感を持っていて心のどこかで詫びているような。
以前浅草で、亀治郎さんの雲の絶間姫を見ましたが、こちらもとても良かったのですが(なんてったって亀様だもん!)また違った味わいがあり深みを感じました。

「鬼平犯科帳」、とってもわかりやすくて楽しめる作品。吉右衛門さんと歌六さんがうまいのー。やりとりの妙がなんともいえなくて。なんか、世の中こんなふうに運んでいけば犯罪なんか起きないのにー、と思ってしまった。池波正太郎が人気があるのがわかるなぁ。脚本も、とっても上手かった。
最初の船着き宿の場で、船頭役の歌六さん、船に乗ったとたん棹を水の中に落としてしまうハプニング。あわててサッと飛び下り(舞台上では川の中)棹を拾いましたが、そのあまりの機敏さに(だって60過ぎの役なんですもの)客席やんやの拍手。吉右衛門さんこれを受けて、「年とってると思ったけどなかなか機敏なものだねぇ安心したよ」とアドリブ。これには客席ますます大受けでさらに大きな拍手。歌六さんも「ありがとうございます」なんて言っちゃって。役者さんにとってはこうしたハプニングって、冷や汗ものなのでしょうが、お二方の気の利いたやりとりで私たちは逆に楽しませていただいたりして。こういうとこも吉右衛門さん、大きいなぁと思います。
もうひとつ、二場(かな?)の終わりで定式幕を引こうとしたら引っかかってしまったのかなかなか引けない。大道具さん、2度チャレンジしたけど引けずに、緞帳が下がって幕となりました。定式幕がちゃんと引けてから緞帳は上がりましたが、これもヒヤヒヤものだったことでしょう。
舞台にはハプニングがつきものですが、それを乗り越えてやっていくって仕事とはいえ大変なことですね。にしても今日はいろいろあったなぁ。明日からは何事もありませんように。

「釣女」、楽しい舞踏劇。
錦之助さん芝雀さんカップル、ひたすら上品で美しい〜!まさに絵になるお二人です。
かたや歌昇さんと醜女役の吉右衛門さんカップル(?)、笑える笑える。歌昇さんの軽やかな踊りが素敵です。
錦之助さんが踊り始めるときに、醜女の吉右衛門さん、女だてらに「いよッ!錦之助!」と掛け声をかけ、これを合図に客席も大拍手。ここでも吉右衛門さんたら錦之助んを盛り立てて、あーなんていう大きいお方なの!(惚れ惚れ)
錦之助さんは先月の襲名披露を勤められて、まさしく「大きく」なてこれた感じがして、とってもとっても美しくて素敵でしたー!(これまた惚れ惚れ)

こんなわけで、とてもわかりやすく楽しい演目揃いだった演舞場昼の部。吉右衛門さん大活躍で、ご本人は「出過ぎなのでは…」となにかのインタビューで仰られていましたが(ある意味仰るとおり、若手にもっと活躍してもらえるようになれば良いのでしょうが)吉右衛門さん大好きな私にはもうお腹いっぱい、幸せいっぱいでございました。(^^)
明日は歌舞伎座團菊祭へ。GW中の私のお休みはこの二日間でおしまい。なんて充実した休日なんだーと、大満足なのでございます。

2007/05/02

ワンカップの旅5

ワンカップじゃないんだけど。
でも180ml瓶だからワンカップと同じ?ってことで(^^;)
だって可愛かったんだもーん。

200705021742000200705021738001

純米吟醸「小鼓」。
兵庫県は丹波市、西山酒造場謹製なりー。
「鼓」なのに何故「象」のラベルなのかは不明。

2007/05/01

まつおさーん(T_T)

松尾スズキが体調不良で舞台降板だそうな。
ワタクシこの五月、怒濤の観劇三昧のメニューの中に、もれなく大人計画も入っておりました。。。
正直いいますと前回は、お芝居の内容はちょっといまいちだった。。。
のですがワタクシは松尾スズキ会いたさにチケット購入していたのであり。
むーーーん。
今回は、松尾スズキ作演出部分・宮藤官九郎作演出部分・そして映像作品の三部構成だそうで、映像部分に関してはもう撮影済みなので出演されるそうですが。

残念だなぁ。
もう本当に売れっ子で、忙しすぎるんですよねぇきっと。
病状がよくわからないのですが、どうか重いものでありませんように。
ゆっくり休んでちゃんと治して、またあの変さ可笑しさ繊細さかげんを世の中に振りまいてくださいますように。

ちょっとテンション下がったのですが、やっぱり!お見舞いも兼ねて舞台は観にいきまするー。サダヲちゃんも出るしねぇ。本当にお大事に。

« 2007年4月 | トップページ | 2007年6月 »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

お気に入り☆BOOKS

  • 小川洋子: 「ブラフマンの埋葬」
    ブラフマンという不思議な生き物に関わった私の、ゆるやかな変化の物語。
  • 吉本ばなな: 「デッドエンドの思い出」
    シアワセとフシアワセの境目ってなんだろうかと、そのボーダーラインの不確かさはむしろシアワセな贈り物なんじゃないかと思わせてくれた作品。
  • 駒形克己: 「空が青いと海も青い」
    ぜんぶ広げると1枚の紙になってしまう、不思議な絵本。広げたり畳んだりしてみるとまた、構成が変化しておもしろい。書いてあることは、一言なんだけどけっこう科学的。
  • イワサキユキオ: 「Say Hello! あのこによろしく」
    どのページを開いても、満面の笑顔になっちゃう。笑顔なのに、ウルウルしちゃう。子犬たちの成長が、愛情たっぷりの写真で綴られています。
  • 川上弘美: 「椰子・椰子」
    ありえなさそうなんだけど、ありえちゃうような不思議な日々を淡々と過ごす「私」のへんてこりんなお話。山口マオさんのイラストも可愛い。
  • 西岡常一・小川三夫・塩野米松: 「木のいのち 木のこころ 天・地・人」
    寺社建築に携わる二人の宮大工の棟梁のお話。宮大工という未知の世界の話はとても興味深く、また「真」をみるということは万事共通なんだと感じ入りました。

最近のトラックバック

無料ブログはココログ