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2007/06/20

六月大歌舞伎

通しで行ってきちゃいました。
ということは「今日は休み」と自分では決め込んでいたのに、そんなときにかぎって電話の多いこと多いこと。
休憩のたびに電話しまくって、疲れたー。
でも、ひと幕も飛ばすことなく観ることはできましたので感謝、感謝。

六月は実はこれといって観たいものがなかったんです。昼の部は苦手な「妹背山」だし・笑。
ところがその「妹背山」がことのほか良かったです。
なにが良いといって、藤十郎さんの定高がものっすごく良かった。
地位も権力もある女丈夫で、でもひたすら母親で。
あのふくよかさは、女性以外のなにものにも見えませんでしたよ。
舞台の構成も面白くて、様式的でありながらドラマチック。お定まりとはいえ、定高と大判事清澄が両の花道でかけあいをするところなど、客席も巻き込んだ演出にドキドキしましたし、吉野川を挟んでの場もすべてが象徴的。
いちどぜひ、通し狂言で観てみたいと思いました。
前回あんなに苦手と思った「妹背山」なのに(前回と今回は場が違いますけどね)、こんなにすぐに、しかもあっけなくひっくり返るなんて。笑。藤十郎さんの功績大といえそうです。

夜の部は「元禄忠臣蔵」が良かった。ていうか仁左様がよかった。
長台詞が決まっておりました。
台詞劇のときの仁左様は魅力がより発揮されて、舞台がとても盛り上がります。
萬次郎さんがいいお味を出してらっしゃいました。

話題の斎ちゃんは、今日はとってもいい子ちゃん。
じいじのいうことをきちんと聞いて、一生懸命ぴしっと立ってたし、何度もおじぎしてたし、付け打ちさんの音に合わせて弁慶の引っ込みの六法(のつもり)をちゃんとやっていました。
まだ2歳児なんだから、一ケ月間の興行に出すのは大変だろうなあ。体調のことだけ考えたって…。
その努力とご愛嬌に乾杯!といったところです (^^)。

ということで、予想以上に楽しめた六月歌舞伎座。
でも久しぶりの通しはやっぱりきつい!足腰が疲れたので今からストレッチしますー(^^)v。
昼間の電話の処理もしなくてはね。。。あははー。

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