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2007年8月

2007/08/31

すべりこみ

長塚誠史“劇写”市川亀治郎写真展@パレスホテル に、最終日の今日やっと行ってきました。

舞台写真なのかと思っていたけれど、ほぼすべてが写真館で撮ったような美しさ。
かといって、カメラを前にポーズを決めているわけでもなく、その役の動きや踊りがそのまま切り取られている風情。
動きが感じられるのに、時はそこでフリーズしている。
美しく切り取られた瞬間瞬間。

ああ、そういえばトークショーを聞きにいかれたSwingingFjisanさんが、写真は楽屋で撮られたものだと書かれていたっけ。(たしか記憶のなかでは…間違っていたらごめんなさい)
そんなシチュエーションで撮られたものだとはにわかには信じがたい。
でもだからこそ、舞台写真とは雰囲気を異にする、アーティスティックな作品になっているのかと思う。

撮影するために演じる亀治郎さん。
ひとつひとつを逃さず撮り続ける写真家、長塚さん。
集中し、凝縮された時間だからこそ。

パレスホテル別館のアートギャラリーで作品を堪能したあと、ホテルのロビーへ。
こちらでは、作品を前に記念写真を撮るおばさまがたが。(私だっておばさんだけど、私よりもっと「大」おばさんだったのよ)
そうかそれもアリかと思ったけど、ちょっとできなかったな。
ロビーのソファに座りゆったりと見させていただきました♪
いっぽうのアートギャラリーは、会場に係の方もどなたもいらっしゃらず、ほんとに私一人で鑑賞。
これって、大丈夫なの〜?と心配になってしまった。
こちらのほうにも、ソファとまでいかなくてもロビー用スツールとかがあったら、もっとゆっくり座って見れて良かったんだけど。

これでもかと美しい亀ちゃんを堪能できて、至福な気分でございましたわ。
あ。麻阿部の写真はいかにも麻阿らしくて笑っちゃった。

2007/08/30

亀井広忠 Act in CERULEAN

8/25、セルリアン能楽堂、第二部。
〜船弁慶二題・素踊りと能〜
以下、簡単に。

「一調 勧進帳」
謡 狩野了一  大鼓 亀井広忠

一調は、通常の演奏とは異なった手で、いわばその流儀の口伝のようなものらしい。
豊富な量を聴いているわけでない(しかも聴いててもつぶさに覚えてないし)私には、どこが違うのかわからないけれど、謡い手と大鼓方の一対一の呼吸のようなものは感じられる。
狩野了一さん、はりのあるいいお声。
広忠さんのかけ声が迫力があり、気の入り具合を感じる。


「舞踊 静と知盛」
静・知盛の霊 藤間勘十郎  囃子方 田中伝左衛門社中 ほか

「船弁慶」をよりシンプルな構成にし、素踊りとした一曲。
前シテ(静)と後シテ(知盛)の全く性質の異なる世界観を、見事に踊り分ける藤間勘十郎はさすがのうまさ。ことに荒ぶる知盛の表現には思わずぞくっとするほど。
ただ、この「緩急」の妙だけを際立たせない「なにか」はもう少し年を重ねないと出ないのかとも思う。
謡の詞章がききとりやすく、流麗な言葉の流れを楽しめた。


「能 船弁慶」
平知盛の霊・静御前 友枝雄人  武蔵坊弁慶 大日方寛
源義経 友枝雄太郎  従者 御厨誠吾  船頭 山本則重
大鼓 亀井広忠  太鼓 金春國和  小鼓 大倉源次郎  笛 杉信太朗

当然のことながら素踊りとはまた異なった味わい。
素踊りでは感情の表現に重点が置かれていたように感じるが、能では(小道具などもあることだし)細かな状況説明も加わり、ストーリィ性が高まる。
同時に、謡や囃子の存在バランスなども、素踊りのときとは異なるようで、素踊りのそれより少々機能的になっているように感じられる。(とはいえ歌舞伎における「役割分担」的な色彩はあまりない)
友枝雄人師のしなやかな能は見応えがあった。
それと同じくらいに船頭役の山本則重師の勘どころをおさえた演技がよかった。

それにしても、静・知盛双方とも、義経に並々ならぬ執着を持っている役所、それを受ける義経役に子方をあてるというのは、どういう意図があるのだろう。  

2007/08/28

八月納涼歌舞伎・二部

完売で諦めていた二部、めでたく戻りが出たので前楽に行ってきました。

「ゆうれい貸家」
これって、ゆうれいが出る家を借りちゃったひとの話かと思っていたら、ゆうれい斡旋業をしちゃうお話だったのね。
長屋のひとたちや、ゆうれいの福助さん・ぐうたら亭主の三津五郎さんのやりとりが落語っぽくて、これ誰か高座でもやってくれないかなぁなどと思いながら楽しんで観劇。
福助さんも三津五郎さんもうまいひとなので、ちょっとした間の取り方とかテンポよいかけあいの妙が面白い。なにより福助さん、やっぱりこういう、ちょっと癖のあるお役のほうが断然いい。
貸し出されていたゆうれいの又蔵(勘三郎さん)が、短いシーンながらも弥六(三津五郎さん)が我に還るような大事な台詞を、笑わせながらも心に残る風体で言ってたちどころに去る。さすが。
浮気者のお千代の七之助さん、普段の堅さを払拭してなかなかがんばっていたし(でもやはり少々堅めは否めない)、爺婆のゆうれいの権一さん玉之助さん、もーほんとにおじいちゃんおばあちゃんだった…。
笑わせようとしすぎ(?)で力が入り過ぎに見えるところも多々あったけれど、一貫して夏芝居らしく、肩こらず気軽に笑える人情もので、楽しく拝見いたしました(^^)

「舌切雀」
いろいろ風評は聞いていたけれど、やはりずいぶんごちゃごちゃとした印象。
登場人物の数も含め、もっとすっきりさせたら、昔話の持つ残忍性とか皮肉っぽいところとか、楽しさ美しさの中の恐ろしいまでのリアリティみたいなのが、もっと浮き上がってきたのではないかと、ちょっと惜しい気持ち。
二重三重の役割を持ち、ストーリーを転換させる要といえる「小人」の存在意義が、いまひとつわかりにくいのも、このごちゃごちゃ加減のためと思われます。

そもそも私は学生の頃から、渡辺えり子さんのお芝居のファンで、いろいろな作品を観てきました。
とっても才能溢れる方だと思いますし、裏を見ても見てもまだまだその裏が現れるというような複雑な構成はえり子さんの作品の特徴であるとも思いますが、この作品においてはいまひとつ未消化な印象をぬぐえませんでした。
役者さんたちの動きや踊りを見ても、(最初の頃よりはすいぶんこなれてきたという評判ですが)少々不馴れな雰囲気を感じましたし、同時に「こういう初の試みをすることは、役者さんたちにとって嬉しい楽しいことなのだろう」と感じられるような空気感もあったりで、この演目の、これからを(見れるのであれば)「もっと見てみたい」と思わずにいられませんでした。

けれども、幕が開いたとき、あまりにも華やかな舞台装置や舞台構成に、思わず「ワァーッ」と心が浮き立ちましたし、その華やかさの中に夢と毒を感じさせるバランス感覚はさすがと思いましたし、こういう試みを、若さ溢れる八月の納涼で見られることは、今後の歌舞伎の行く末を思うととても意義のあることのように感じました。

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2007/08/27

たいせつなひと

今日はたいせつな友人とお食事。
そのお店が美味しかった!→ココ
厳選された野菜だけを使った懐石やさんなのですが、なによりも嬉しかったのは、
その友人が、ずいぶん前に私がポロっと言った「あんまりお肉は食べないのよねー」の一言をおぼえててくれて、それでこのお店を探してくれたってこと。
さっすがM子!と感謝感激でしたのよ。

メニューはこんな↓
Food_p1あーもうお腹いっぱいで、シアワセでした〜♪
とくに芽ネギのにぎり寿司とか、野菜のおつくりとかが美味でした。
お店のおすすめ、トマトジュースがフレッシュでトマトの味がして、でもとても飲みやすいいいお味で、なんとお土産にもいただけちゃったりして(^^)v
明日の朝、いただこうと思います♪えへへー。

彼女とは

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2007/08/26

行けなかった

「稚魚の会」についに行けなかった…。
一公演くらいは絶対に観たいと思っていたのですが、今週はスケジュールが実にいっぱいで。
残念。
行きたかったなぁ。
みなさん素敵だったんたろうなぁ。
来年こそは。

というか、もうちょっと多くの機会を設けてほしいです。
いいお役で舞台にたつ、ということがすごい経験になるかと思うので。
私たちも、本舞台ではほんのちいさな役でしか見られない役者さんの、
また違ったお顔を見られるのが楽しみなんですもん。
夏の陣に加えて冬の陣、なんてわけにはいかないんでしょうかねぇ。
ぜひぜひ検討していただきたいものです。

2007/08/25

ひとりごと

ううう。。今日もなんとか乗り切れた。。
ありがとうみなさん ありがとう周りのすべてのものたち。
あんなことやこんなことや、いろいろあるんだけど
なんとか進んでいっている今日この頃。
うれしいよう うれしいよう うれしいよう。
ほんとうに、おかげさまです。
感謝して。

正直、ほとんど寝てない日々なので、アタマぼけぼけ。
あ。いつもか。

でも、寝てないのはけして望ましくはないけども
役割を実行するということには、真摯になりたいんですよん。

2007/08/24

生まれてきたら

みんな
生まれてきたからには必ず死んでいくのですが
だとしても、無理して早く死ぬことはないと
あぁ今世は 思う存分生きて学んだと
思えるまで(ホントは)生きているはず(それが役割だからね)
素直にそうありたいと
私は思う、私も私のまわりのひとも、みんな。

2007/08/23

ぬかよろこび

雑誌をパラパラしてたら

「ついに共演! 泉谷しげる × サンボマスター」!!!

みたい!これみたいよー!
て思ったら(放送済み)ってちいさくかいてあったの。
終わったもの書くなよー!
…WOWOWだったからそれでもみれなかったけどさ。。。

2007/08/22

甲子園

今日は高校野球の決勝戦だったんですね。
ほとんど観ていなかったんですが、佐賀北が初優勝だそうで。。
昔は高校野球といえば、年上のあこがれのおにいさんたちがやっていたのに、いつの間にかちょっと年下のカワイイ男の子たちになり、そのうちずーっと年下の懐かしい感じになり、今では親のような心境で見てしまいますよ。むーん。

で、決勝戦の試合開始時間て、1時なのね。
熱中症にご注意、なんていわれている今日このごろなのに、なにもいちばん暑い時間にやらなくても…と思うのはオバサンの証拠?むむーん。

今日は、さすがの私も暑さに負けたのか、食欲もないし、冷房入れても気分悪いし、いれなきゃ頭がガンガンするし…で、家でプランする日だったのをいいことに、ダラダラと寝転がって、集中力もなくただボワァーッとテレビを見てたりしてました。
夜はちょっと涼しくなってきた(ような気がする)ので、昼間できなかった仕事をしています。
こんなときは、仕事場兼自宅、というのがとてもありがたいですよ。
明日はちょっとまし(?)なようですが、まだまだしばらくがんばらなくちゃ。

2007/08/21

カフェinソウル

先日韓国に行って納品してきたカフェの仕事。
現場はいろいろと大変でしたが、とにもかくにもオープンしました。
Rimg0040Rimg0018

店内の雰囲気です。
私はこのチームにはスタイリングで参加しましたが、コンセプトが「若くて夢溢れる女性の温かみのあるお店」でしたので、懐かしいような、ホッとするような、女性が好みそうなもの、、という視点でものをあつめています。
なので、モダンだけれども素朴でちょっとかわいらしい雰囲気になっています。

Rimg0119Rimg0140
こちらは、日本からこのプロジェクトのために訪韓してケーキの指導をしているパティシエの方のケーキです。
おいしそう〜!
いくつかいただきましたが、しっかりしていて誠実で、思わず笑顔になるお味でした!
この方のケーキは、もうここでしか食べられないのですよ。。(日本のお店はもう閉めてしまわれたので)うーん、韓国まで買いに行きたいくらいです。

いろいろなメンバーと一緒にさせていただいた仕事、いろいろありましたが、こうしてオープンして、第一号のお客さんがケーキを買って、ケーキの入った箱を持ってソウルの街に出ていったときは(パッケージデザインももちろんしていたので)感動!でした。
帰国してすでに一週間近く経とうとしていますが、あのときのまま、いえそれ以上に光に溢れたお店でいてほしいと、願うばかりです。

…微調整の仕事がまだありますので、完全に手が離れたわけではないのでね。
まだまだ気が抜けませんけれど。

2007/08/20

八月納涼歌舞伎・三部

昨日は、第一部に続いて第三部も観劇。
一部の終了後三部の開幕まで4時間近くあったのですが、その時間は近くのお店でお仕事(^^)v
お茶飲んで、まったりして、お仕事道具をひろげて(笑)けっこう捗りました。
家でやるよりだらだらしなくていいかも。

というわけで、一仕事終えてから夜の歌舞伎座へ。
「裏表先代萩」
これも初めて観る演目です。
「伽羅先代萩」は観ていましたから、どんなだろう?と興味がありましたが、「裏表」の名のとおり、今流行りの「スピンオフ」ものみたいな感じ。
でも、乳母政岡とその子千松の御殿の場や、仁木弾正の床下の場などがあったので、うまくリンクしてきてお話がわかりやすい。

勘三郎さんはここでも「下男小助」「乳母政岡」「仁木弾正」の三役と大活躍。
他のブロガーさんもみなさん同じような感想を持たれてたようですが、小助がいちばん生き生きと演じられていたみたい。勘三郎さんに合ってるんですかね、こういう憎めない小悪党みたいな役が。
政岡は、私見では菊五郎さんが良かったなぁ。
仁木弾正も、私のイメージより人が良さそうだったのでちょっと物足りなかったり。

床下の場で、勘太郎さんが男之助役で登場するんですが、私、一瞬、またまた勘三郎さんがやってると思い(えー四役〜?なんて)見てました。それくらい、そっくりだったので。。。
見た目、お声、ほんとうにそっくり。
でも勘太郎さんも、随分重みがついてきて、素敵な役者さんになってきましたよね!(単なる贔屓でしょうか…)そんなことで、すっかり勘違いしていた自分に、ひとり笑ってしまいました。

この八月の歌舞伎座、善くも悪くも勘三郎さんが大活躍なのですが、そしてあふれるパワーでどの役もこなしていらっしゃるのですが、私的にはなんだかちょっと散漫な印象を受けてしまいました。
もっと落ち着いて、どーんとした勘三郎さんが見たいなあ。
そういう意味では、十月演舞場が楽しみ。
でも、ある意味気楽に楽しめる納涼も、存分に楽しませていただきました♪


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2007/08/19

八月納涼歌舞伎・一部

めずらしく日曜お昼間に時間がとれたのでピュッと歌舞伎座へ。でも十分遅刻。(^-^;;
今月の演目は見たことのない、というか知らなかった演目ばかり。
役者さんたちもみなさん初役ということで、ドッキドキのワックワク、でございますね。

「磯異人館」
昭和62年の初演以来の上演、初演で勘三郎さん(当時勘九郎さん)がやった主人公を勘太郎さんが演じ、出色のできばえ。
舞台は幕末の薩摩藩、ガラス職人の精之介(勘太郎)と周三郎(松也)兄弟の波乱の生き様、精之介と琉球王女・瑠璃(七之助)のはかない恋を描きます。
勘太郎さんは純粋で正義感に満ち、情に厚く若者らしい熱気に満ちた役がよくお似合い。
また恋人役の七之助さんも美しく、この兄弟の恋人役には純な風情とせつなさと、美しさがあってとても魅力があります。
(コクーンのときもそうだった。ただしこちらは因果な恋人でしたが)

精之介をささえる友情篤い五代に猿弥さん、これがとても良かったです。猿弥さんのお人柄もにじみ出ていたのかもしれませんが、懐深く暖かく、行動力があり頼もしい好漢でした。声もよくとおって、良かったですね。
ハリソン(イギリス人!)の亀蔵さんは出番は少ないけどインパクト大!いつも、なにをやっても、個性が光っていて、さすがな亀蔵さんの存在感でした。

時代背景もあってか、あんまり歌舞伎色というものはなく(笑)ちょっと新派の舞台みたいでした。
物語は悲劇に終わってしまいますが、そして最後の精之介の台詞がいささか強引なまとめ方のように感じましたが、おしなべて感動的で、ストーリーもわかりやすく、なにより勘太郎さんの熱演ぶりに好感が持てて満足できる演目でした。
勘太郎ちゃまの進境著しく、来月は勘太郎七之助の錦秋公演に行く予定なのですが、こちらもとっても楽しみです。

「越前一乗谷」
たくさんの出演者が入れ替わり立ち代わり出てくる、ストーリー性の強い舞踏劇。
見応えありましたねぇ。
とくに、勘三郎さんと三津五郎さんの対決(?)っぽい踊りのとことか、動きは早いし型はきれいだし、見応えありました。
途中、ちょっと眠気が襲ってきたんですけど(笑)とても面白かったので、のりきれました!

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2007/08/16

いたみを知るということ

今年はひょんなことから8月15日を韓国で迎えたわけですが
日本では「終戦記念日」といわれているこの日は
韓国では「独立記念日」であります。
その日に奇しくも韓国にいたということは、とても不思議な感覚であるとともに
日本人としては(その時代をつぶさには知らないとはいえ)複雑な気分です。
ソウル市内では(なんの集まりかはよくわかりませんでしたが)
軍隊や一般市民のデモ隊(?)を実にたくさん見かけましたし
民族衣装を着た衛兵も数多く、なにかの式典をおこなっていました。

今回関わらせていただいた仕事は、韓国の方がオーナーで、スタッフももちろん
全員が韓国人です。
みなさん親日家で、日本語を話せる方も(若い方には特に)多く
仕事上では習慣のちがいから意思疎通がなかなか大変でしたが
ほんとうに良くしていただきました。
けれども、そんな彼等もその日、なにがおこなわれているのかを
私たちにあまり説明してはくれませんでした。
もちろん、仕事で手いっぱいなこともありましたが
伝えるにはあまりに色々な事情がありすぎるのでしょう。
また受け取る私たちも、軽々しくは聞けないものがあります。

通りかかった道で、這うようにして歩くひとがいて
思わずびっくりしてそちらを見たら
(日本でも十年以上前ならときどき見かけた)傷痍軍人さんでした。
両足を失っていたので体を板の上に乗せて、いまだ軍服を着て移動していたのです。
韓国でもいまはほとんど見かけないという、現地の方の話でしたが
ひとつひとつに心が痛みました。

戦争がこうして、いまだに傷を残しているということ
だれしもが否応なく「被害者」であり「加害者」でもあったということ
その両方がこんなにも「痛い」ということ
いつまでも忘れてはならないことなのだと
身にしみて感じた 私にとってとても貴重な8月15日だったのでした。

2007/08/15

かえりました

13日早朝に発ち本日最終便で無事戻りました。
お盆だけに行きも帰りも混んでいた。。ツカレター。
お店も無事オープンにこぎつけましたが、そのお話は後日。
今夜はこれから明日のお仕事の準備なのさ。(T_T)/~

2007/08/13

明け方も暑いー。

早朝の便で出ますので寝坊しちゃいけないと、ずっと起きてます。
昼間の暑いのはまだいいとして、夜になっても明け方さえも、ほんの気休めくらいにしか気温が下がってないような気がします。
欧米並みに、シエスタがほしいものでございますー。
あ、でもそれって、勤務先と家が近くなきゃだめか。
勤務先にお昼寝できるとこがあっても、センスよく寝かせてくれる会社、あんまりなさそうだしなあー。
とりあえず、うちわとかひえピタくらいだろうか。
うーん、さいきん頭が湯だって(もとからか?)あまりモノを考えられないのよーん。あはははは。。。

2007/08/12

「クワイエットルームにようこそ」

クワイエットルームにようこそ (文春文庫)Bookクワイエットルームにようこそ (文春文庫)

著者:松尾 スズキ
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

松尾スズキ著、文春文庫。

まず出だしのオーバードーズの描写にびっくり仰天、いかに松尾節に慣れてるワタシにしたってここまで免疫ついてなかったわというくらいのシュールさだ。(あとで、これはどんな意味だったのかわかるけど)
もしももしも、松尾スズキを初めて読む場合、なんとしてもここは乗り越えねばならない。
たとえ瀕死の状態でも、笑っちゃわずにいられない、松尾節オンパレードなんだから。

クワイエットルームは、精神病棟のことだけど、なんでか(というか客観的にみて理由は立派にある)そこに入れられちゃった主人公が、まわりのひとをみて、自分をみて、すこし再生していく話。

もともと松尾スズキには、
「生きてる」のと「死んでる」のにほとんど境界線がなかったり
職業がライターなのに「書きたいことがない」のは「書かないと死んじゃう」のと同じようなレベルだったり
「精神が不安定である」ことと「きちんとした社会生活が送れる」ことはほとんど同意義だったり
してるようなとこがあって、
このお話もそんな印象のものだ。
その「紙一重」みたいなとこでみんな必死になっているような。

松尾スズキ自身も以前、「書きたいことがない」という発言をしていたようだけど、私はこの人こそ「書かないと死んじゃうんじゃないか」と思っている。(そこがクドカンと決定的にちがうとこ)
お芝居だって、きっとつらくてつらくて仕方ないんじゃないかと思う反面、お芝居しなかったら死んじゃうんじゃないかなーって。

ところでこの役、内田有紀ちゃんがやるのよね。すごい勇気だなあ。
映画も、ちょっと、観てみたい。

2007/08/11

ほんのつぶやきです

8日を越えましたら、こんどは13〜15日に山がぁ〜!笑。
これは再び韓国へ。件のお店がいよいよオープンしますので、最後のスタイリングに参ります。
もう、スタイリングのための材料は買い集めて、韓国に届いているはず。
なにやかやと、チェックあが厳しいので、すべてがきちんと届くのやら。(ちょっと心配)
で、13〜15まで日本にいないのでそれまでがやっぱり相当忙しい!世の中お盆休みで助かった…かも…。

いろいろなものに、追われると必要以上に疲れてしまうのですが、なんとかそうでもない位置をキープしてる(つもり?)ので、忙しいなりにまあまあやっていけてる日々です。
でもやっぱる疲れるー。
涼しいところに避暑にでも行って、日がなのーんびり、だらだらしたいよーぅ。
「風林火山」も3回分ためこんでしまった…(^-^;; 見れるのかなー。お屋形さまー。。。

2007/08/09

お仕事

8月は山がたくさんありまして、3日の山を越え、次の7日の山もなんとか越え、すぐに8日の山も終えました。
毎日炎天下を歩き回ったりしてたので、家に戻るとくたくたで、本当はやらねばならないことがたくさんあるのに、ばったりと倒れるようにして寝てしまったことが何回も…(^-^;;
いま思うと軽い熱射病状態ですね。
ばったり倒れるんだけどよく眠れるわけではないし、なんだか気持ちが落ち着かず、頭は変に冴えててでもボーっとしてて。

うーん、この暑さは日傘だけでは乗り切れないのかなぁ(私は日傘愛用者です)。
水分補給も気をつけてしているのですが…
なにか良い方法はないのでしょうかねぇ?

クーラー

この夏は、なるべくクーラーを使わないように心掛けていた。
地球温暖化だし、オゾンホールは大きくなるし、電気代もかさむし、その電気のもと(発電所)がこれまたこころもとないし。
でも、この前あまり暑くてちょっとクーラーをつけたら、「バシャバシャッ!」と水の音がして、なにやら不穏な気配。どこかで水が漏れた?
これってもしかしてドレーン管になにかあった?と思いつつ、万が一建物に問題あったら困るから、去年の外壁工事をしてくれた業者さんに来ていただいた。
(その間もちろんクーラーはいっさい使わず。お水漏れたらこわいもん)

で、やっぱり室内機本体のところのドレーンの接続部が外れちゃってたことがわかり、工事の方がサクサクなおしていってくださった。感謝、感謝とひと安心。
で、ドレーンから水が漏れないか確認するためにクーラーをつけたのだけど、これがいけなかった!
今日はほとんどクーラーつけっぱなし。。。
…まぁこの間なんて、軽い熱射病状態で、アイスノンがないと眠れなかったくらいだから、あまり我慢するのも良くないだろうけど、
やっぱりなるべく扇風機や扇子を使おうかと思うのよ。

窓全開にして家に風をとおし
簾やうちわで涼をとり
かき氷食べてから
ござの上で軽く汗かいてお昼寝していた
子供の頃の夏もなんだか懐かしいのよ。
そんな風情もいいんじゃない?

2007/08/05

アマテラス

2007080417270008/4・夜の部@歌舞伎座 を観てきました。
去年の夏に世田谷パブリックシアターでやっていたのですが、そのときは観てませんでした。
よって今回が初見、そして鼓童を生で聴くのも初。

今回のこの公演、チケット代が半端なくて、「いやー玉様だとやっぱり強気だわー」なんて思って
なおかつパンフレットが(今回は「パンフレット」でいいのかな?)正味30ページを下回る薄さなのに1200円、やっぱり強気〜!って思ってたのですが

いやー本当に良かった!感動した!

…3階席だったワタクシ、途中20分の休憩の間に、1階までパンフレットを買いに走りましたよ!
(今回3階のロビーではパンフの販売はしていなかった)
で、早めにお席に戻って、心の準備。
ギリギリに席についてざわざわした気持ちで観るのが、いやだったんですもの。
それくらい感動しました。

…私はきっと、和の「打楽器」が大好きです。
魂に、ズンズン響いてくるのです。
空間を振動させ、そこに存在するあらゆるものを共鳴させる。
太古のひびき。本質の声。
小鼓大鼓、能囃子の切り裂くような笛の音、そして和太鼓。それぞれに、しかり。

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2007/08/04

煌めき

昨夜、件の知人の結婚パーティが無事終了。
海に近い会場のレストランでは
台風が来るかとドキドキしましたが、風がとっても強いくらいで雨は降らず、感謝。
おかげさまでデザートは、お庭でみなさんでいただくことができましたし、
すべてがとっても和やかで温かくて穏やかな時間の流れる素敵なパーティでした。
お料理も、自然な素材の自然なお味を活かした、調和のとれたものでとても美味しかったですし。
主役のおふたりが手作りしたものが随所に溢れていて、
おふたりの心遣いがまた、やさしく包み込むような、なんともいえない空気感をつくりだしていました。

席次表や、テーブルの上のカードも手作り。
テーブルの名前もおふたりがつけたということで、私のテーブルは「煌めき」でした。
「煌めき」のカードの裏には、キラキラの光の絵が描かれていましたよ♪
そのように、キラキラとした光で、自分もいたいものです。

私にとっていちばんのドキドキ、お振り袖のお着付けも、なかなかうまくいって、
嫁御様のお母さまにも褒めていただけたし、ご本人にも喜んでいただけたようで、
いやーほんとに、良かったぁ!
もーほんとうに、これが気掛かりで、練習したりイメトレしたり(笑)前日も眠れなかったり(笑笑)。
着付けから洋装へのお着替えから、ぜーんぶしたので、大変でしたがよい経験と学びになりました。

こんなお声がかからなければ自分からはきっとやらなかったであろう役割を、
でもきっと自分の本質は“ぜひに〜♪”と望んでいることを受け止めて、
勇気をもって一歩を踏み出して
・・・よかった。
またとない貴重な経験をさせていただきました。
また、活かしていこう。たゆまずに。
ありがとうございました。

2007/08/03

もうひとがんばりだ。

気付き出すといろんなことが一気に起こります。
で、かなり疲れております。
とりあえず明日まで。がんばる。

明日が終わったらこんどは7日まで、がんばる。
こんなことが、ずっと続いていくのさ。
終わりがあったら、つまらないよねきっと。
果てしないから、いいのさ。人生。うふ。

2007/08/02

あしゆびスリッパ

なるものを購入しました。
200708020024000こんな感じ。
足の指が広がるようになっていて、土踏まずのところにはツボ押しみたいなものが入っています。
お店では「お風呂上がりにどうぞ!」とあったので、素直にそのとおりにしてみました。
快適でーすo(^-^)o

2007/08/01

クリア2

本日のクリア。

着付けをしているときに気付いたのだが
どうも中心が右に寄る。
正面から見ていないのと、私は乱視が入っているのと。
果たしてそういう目に見える現象だけが問題か?

(ほんの些細な、でも些細がたいせつな)頼まれ事を
キレイさっぱり忘れていた!
いくら忙しいにしても、毎日がドタバタだとしても
(観劇三昧なこのブログですが、いちおう寝る間も惜しんで
仕事や家事や諸々のこともやっているのよーん)
「キレイさっぱり」させちゃうものって、何?

やっぱり「結ぶ」のが下手な私。(そのことを、以前も書いた→コチラ
思わずひとりごちて、自分に気付く。

観じてみると
イタイことから目を外そうとするコミュニケーション下手なワタシ
というのが浮き上がってくるのだ。
ちゃんと受け止めて自覚できたら、行動とともに
クリアできていけるのだ。
ひとつづつ、ひとつづつ。
実に実に、ひとつづつ。
そんな「クリア」と「クリア」の毎日なのさ。

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  • 小川洋子: 「ブラフマンの埋葬」
    ブラフマンという不思議な生き物に関わった私の、ゆるやかな変化の物語。
  • 吉本ばなな: 「デッドエンドの思い出」
    シアワセとフシアワセの境目ってなんだろうかと、そのボーダーラインの不確かさはむしろシアワセな贈り物なんじゃないかと思わせてくれた作品。
  • 駒形克己: 「空が青いと海も青い」
    ぜんぶ広げると1枚の紙になってしまう、不思議な絵本。広げたり畳んだりしてみるとまた、構成が変化しておもしろい。書いてあることは、一言なんだけどけっこう科学的。
  • イワサキユキオ: 「Say Hello! あのこによろしく」
    どのページを開いても、満面の笑顔になっちゃう。笑顔なのに、ウルウルしちゃう。子犬たちの成長が、愛情たっぷりの写真で綴られています。
  • 川上弘美: 「椰子・椰子」
    ありえなさそうなんだけど、ありえちゃうような不思議な日々を淡々と過ごす「私」のへんてこりんなお話。山口マオさんのイラストも可愛い。
  • 西岡常一・小川三夫・塩野米松: 「木のいのち 木のこころ 天・地・人」
    寺社建築に携わる二人の宮大工の棟梁のお話。宮大工という未知の世界の話はとても興味深く、また「真」をみるということは万事共通なんだと感じ入りました。

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