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2007/09/14

ル・コルビュジェ展

以前から行きたかった「ル・コルビュジェ展」@森美術館 にやっとこさ足を運ぶ。
行って良かったぁ。
会場内はけっこうな人がいたものの、そこそこ見やすい入り具合だったし、今日は自分自身の時間も少々取れてたので、比較的ゆっくりと見ることができた。

コルビュジェは、日本人にもファンが多いし、さまざまなところに影響を与えた、世界でも有数の建築家でアーティストでデザイナーだ。私も、ご多分に漏れずコルビュジェの作品が大好きだ。ことに、ロンシャンの教会にはこの一生のうちに一度は絶対に行って見てみたいと思っている。
また、彼が残したたくさんの椅子のデザインはほんとうに美しい無駄のないフォルムで、機能的なのに冷たくなく、ふっかりと体をうけとめてくれてくれるのが不思議だ。

会場では、彼のデザインした椅子たち(もちろん現代ではレプリカだけど)に腰掛けて、コルビュジェの作品のDVDを鑑賞することができるし、たくさんのデザインスケッチや建築図面(あたりまえだけど、全部手書きだ)を見ることができる。
そして、それをもとにした立体模型や、原寸で再現された(!)彼のアトリエ・休暇小屋・アパートの一室なども体験できる。
そして、たくさんの絵画作品や木製の彫刻。
各所で上映されているコルビュジェのビデオ。
こんなにたくさんのコルビュジェに囲まれて、まるでコルビュジェの体内を巡っているかのようだった。

コルビュジェそのものが、もうすでに私にとってサプライズなギフトなんだけど、それに加えてこの展示のしかたはちょっとアミューズメントパークみたいで興味深い。
コルビュジェを知らない人が見ても、いろんな方法で五感に訴えてくる(平面と立体と、空間そのものでね)から、いつの間にか作品とかその人となりとかが、しみ込んでくるような気がする。
根本はとても理論的だし複雑な思考と共にあるんだけど、表現されるものはものすごく整理されているから、見やすいし居やすいし心地よいのだ。

ああなんだか、まとまりのないことを書いてしまったけれど、「すごい建築家だ」ということを省いても、とても楽しい展示なので、一見の価値あり。(とはいえその展示は、作品そのもののエネルギーが高いことに助けられていることは勿論である)
私は、会場のあちこちで上映されてたDVDが欲しくなってしまったよ。
あれを、家の大型テレビでなにげに流していたら、なんだか知的でクリアな空間になりそう(他力本願)。でも、けっこう高価なお値段だったので今回は諦めましたが…。(^-^;;

同じチケットで展望台にも入場できたので、ついでにこちらも見学。
六本木ヒルズからのぞむ東京。
なかなか良い見晴しでした。↓
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コメント

>SwingingFjisanさん、先月のエントリー読ませていただいてました(^^)詳細にレポートされててすごいですよね!そして私も、行きそびれないようにしないと!と思いましたの。
ロンシャンの教会はちょっと不便そうなとこにあるんですよね。でもぜひ行っていたい。ロッシュ邸は簡単に見れるんですね。パリにも行きたいです〜!

私も先月行きましたが、mamiさんには絶対お勧めの展覧会だと思っていました。私はNHKで偶然番組を見なかったら、きっとこの展覧会のこと、知らなかったと思います。
ロンシャンの教会、行ってみたいですよね~。パリにいらしたら、ロッシュ邸は簡単に行かれますから、是非どうぞ。
会場のDVD、私は時間がなくて、展示品を見ている間にちらちら眺める程度でした。残念。

>erikoさん、コルビュジェに関する本や写真集などはたくさん出ているので、機会があったらぜひ見てみてくださいませ!建築に関わっている方なら、はずしてはおけない建築家なんですよ♪
ヒルズからの眺めは、なるほど「ザ・東京」って感じですよね(^^)

すごいいろんな分野に才能のある方なんですね!
展示の仕方も面白そうですね
そして展望台からの景色は
東京だ~って感じの眺めですね!^^

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