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2007/10/20

世田谷文学館

仕事の途中、うーんと時間があいてしまった。
もともと打ち合わせと打ち合わせの間が空くことはわかっていたので、ほかの仕事を持って行ってたのだが、思いのほかそれもサクサク終わってしまい、ただお茶を飲むのも退屈だし、じゃ近所(?なるべく近所、ってこと)になにかないかなーと、探し当てたのが、ここ。
前から行ってみたかったのだが、日頃なじみのあまりない路線ぞいなので、あまり足が向かなかった。
今日の仕事先からは、バスで10分で行ける。なーんと!(^-^)

古びた、由緒ありそうな門構えの敷地の隣に、近代的な建物のその文学館が、あった。
入ると、なんだか図書館みたいな雰囲気。
でも、受付の前のコーナーでは、オリジナルグッズや展示テーマに沿った本を販売していたりして、文学館らしい(?)雰囲気。
2階では常設展、1階では企画展「植草甚一:MY FAVORITE THINGS」をやっていた。

常設展は、いろいろな著名作家やアーティストの、世田谷に関わるエピソードを集め、展示されている。ちょっとした「世田谷文学散歩」みたいな気分が味わえる。
中には、森茉莉が森鴎外からもらったネックレス、だとか赤木春江にもらったぬいぐるみ、だとか展示されててちょっと笑える。
天井桟敷の2回公演のパンフレット(「犬山デブ子の犯罪」だ。うわー懐かしい!っていうか、私は再演でしか観てないけど)。
映画「ゴジラ」の着ぐるみ(あんなものを着てアクションシーン撮ったらいっぺんでダイエットできそう。というより倒れるかも)。
なんかけっこう盛りだくさんである。

企画展の「植草甚一」さんという方を、不勉強ながら知らなかった私。
映画とジャズと書物を愛し、コラージュに熱中し、世田谷を愛したおじさまだ。
古きよき時代の、知性と才気に溢れたモダン・ボーイという感じ。
「ユリイカ」の表紙とか、描いてたんだー。
大入り袋に描いたコラージュとか、面白い。
友人に宛てた手紙や葉書のコラージュも、あんなのもらったら嬉しいなあ。
好きなものを追いかけて、生きていたんだろうなあ。
病気になって長らく入院してたらしてたで、また好きなものを見つけていく。
「好きなもの」がたくさんあるって、豊かな人生だなあ。

ダッシュで見た感じだったんだけど、面白かった。
やっぱり、図書館みたいな部屋もあるみたいだったので、休日にゆっくり来たらもっと面白そうだなぁ。
近くには盧花恒春公園、ていうのもあって、すこーしだけ「武蔵野」を楽しめる、環境もまたよし。

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