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2007/12/26

十二月大歌舞伎昼の部

ことしの千穐楽。私ももちろん本日で本年の歌舞伎おさめでございます(^-^)
今年も一年、歌舞伎座様にはお世話になりました。
まだまだ来年も、歌舞伎座にお会いできそうで嬉しいな。古くて、いろいろ、いろいろ、不便はあるものの、やっぱりダントツで味があるのだもの。もー不便でいいからこのさい、ちいさな改修を重ねてこのまま運営するって、無理なんでしょうかねぇ。
…なんてさておき。

本日は、睡眠不足がたたり、かなりの確率で意識がとんでしまいました(T_T)
しっかり見たのは「紅葉鬼揃」のみ。
でも歌舞伎座って、やっぱり楽しいなあ。
そんなに寝てたにもかかわらず、休憩時間にはしっかり、新商品「みかんもなかアイス」をいただいてしまいましたわ。さっぱりしてて美味しかった。この清涼感で、目も覚めるかなと思ったら、そうもうまくいきませんでした。苦笑。

…なのでかいつまんで、感想です。
(のちほどまとめてアップします、ごめんなさい)
↓アップしましたーm(_ _)m

「鎌倉三代記」
わー初めての時姫だー!と思っていたのに、中盤くらいから沈没してしまいました。
三津五郎さん、巧いのはじゅうじゅう承知していながらもちょっと苦手なので、それもあったかもー?
でも、三津五郎さん、橋之助さん、福助さんのそろい踏みはさすがに豪華で、舞台も狭く見える存在感でした。
時姫の三姫たるや、をしかと見れなかったので、またに機会に雪辱したいと思います。(T_T)

「信濃路紅葉鬼揃」
この日唯一、しかと見た演目(苦笑。
玉三郎さんの鬼女、見応えありました。
侍女の鬼女たち(門之助、吉弥、笑也、笑三郎、春猿)さんたちも大活躍、この5人の踊りがあったので、あとにくる玉様の鬼女の迫力もより増すというもの。
玉様に負けず劣らず鬼揃いの侍女たちも美しくて、眼福至極(^-^)
海老蔵さんは美しかりけり。ほとんど無言で座っているシーンが多いのですが、キレイなんです。
勘太郎さんの山神が、良かったなあ。やはり踊巧者です。足は、もう大丈夫なのかしらん。

「紅葉狩」は有名で見応えのある狂言ですが、今回はお能の小書にある「鬼揃」の演出を取り入れた新作だそうで、華やかで迫力があり、見応えがありました。

「水天宮利生深川」
ほぼきちんと見た演目(笑。
勘三郎さんは、こういう世話物もほんとうに上手いですよねぇ。
あまりの不幸が重なって、にっちもさっちもいかなくなり、狂ってしまうくだりは、迫力もあるし説得力もあるし、ふたりの小さな子供が可哀想で泣けました。
でもそんな中にも、ちょっとクスリと笑えてしまえる部分がある。
悲しくても辛くても、なんだかその中に笑っちゃうところがあることって、ありますよね、私たちの生活って。
なんか、そんなところを表現しているようで、それがさらに泣けちゃったり。
(でも、大笑いするとこじゃないと思うけど。すごい笑ってるお客さんがいて、かなり気になっちゃった)

川に身を投げて助かったら、正気を取り戻した、っていうのもフシギな話ですが、これも水天宮さまのご利益ってことで、すべてはまるくおさまって。
ありがたいところで今年はおしまい、来年に向けていきましょうと、いかにも十二月のお芝居らしく、幕を閉じました(笑。

なんかね、ベタなんですけど、こういう気のまわしかたって、好きですねぇ。
あぁ今年も一年、楽しませてもらったわ、という気持ちで劇場をあとにできる。お客さまを嬉しい気持ちで帰らせてくださるっていうね。
で、ベタな中で役者の上手さが光るんですよね。
勘三郎さんはもちろん、橋之助さんや福助さん、そして子役の鶴松くんも上手かったー!
下女の小山三さんが、相変わらずいい味を出してらっしゃいました。

これで、私の今年の歌舞伎おさめ。
ことしも、本当に楽しませていただきました。ありがとうございます。
来年も、また楽しませてくださいまし。

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