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2008年2月

2008/02/29

横山大観@国立新美術館

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ようやっと行ってまいりました。
もうすぐ会期終了とあって(3/3まで)お昼間に行ったにも拘らずけっこうな人が出ていました。
老いも若きも、昼日中からこーんなに、美術展に来る人がいるのねー…って、私もその一人ですが(笑)

それにしても国立新美術館は、広い。
こんなにたくさんの大観作品を、一度に見たのは初めてで、相当圧倒されてしまいました。
すごい仕事量ですよ。量、と同時に、質、なんですけど…。
どれもこれもものすごくスケールが大きくて。
40メートルもの長さの絵巻「生々流転」も初めて全部を一気に見れて大感激。
また、ボストン美術館からお里帰りの作品もその筆致が心に残りました。すごくいい作品なんです。

日本画って、琳派に代表されるようなちょっとグラフィカルな味わいがイメージされるけど、そして大観さんももちろんそういう画風で描かれてもいるけれど、この方の筆遣いには独特の「動き」とか「滲み」みたいなものがあって、それが大陸的なおおどかさ、スケールの大きさになってきているように感じます。
すごく古典的な手法、観察眼で描かれている(たとえばより見せたいものを大きく描く構図のとりかたとか、歴史上の人物の時代考証とか、過去の大家の画風の研究とか)のだけれど、それを大きく超えた、まさに「大きさ」があるのですよ。
そんなこともあって、私はこの方の風景画、とくに今回は「水」のある風景に惹かれました。

今回も、何点もの海や、池や、霧などの「水」を表現した作品がありましたが、どれも表情がある。
怒っている水、おだやかな水、包み込むような水、静かなる水、透明な水。
ことに前述の絵巻のような作品に関しては、そのときどきに表現されるものが刻々と変化していくさまに物語がある。おだやかな川面を漕いでいく船が大海に出、嵐に出会ったり(このときの空には龍神雷神が!)うねりに巻き込まれたり、静かな海岸に着いたり。
あるいは、金魚の棲む水の透明感。
朧月夜の海に浮かびあがる波頭の白いこと。
雨十題。
海に因む十題。
淵の深さ静かさ。
滝壺の飛沫。

いまの私が「水」というものを求めてたのかもしれないけど、とても印象に残りました。
またこの方の描く山も、里も、雲も、空も、悉く大きくて、偉大な自然に敬意を払わずにいられません。大観さんご自身が、そういう心持ちで描かれたのかもしれませんね。

ちなみに、会場の外ではいろいろなグッズが販売されていましたが、大観さんの大好きな「お酒」を販売していたのには笑えました。
この方、ほんとうにお酒がお好きで、数ある作品のなかには、飲みながら描いてたみたいなのもあるという逸話もあるくらい。あと、出世作といわれている「無我」という作品なんて、童の絵なんだけれど、なんとなく酔っぱらった顔のような感じがするのは私だけ?(笑)
スミマセン、私、子供の頃から「大観さん=お酒のみ」っていう図式が、抜けないんです…coldsweats01
でも、大観さんのその「大きさ」に、ずっと惹かれておりますです。はい。


2008/02/28

迷わせる

いつもお世話になっているkirigirisuさんのところで、今年の京都での「三響会」の演目が発表されていることを知りました。(歌舞伎美人サイトでも発表されてます→

亀治郎さんも出演されるので、ぜひ観たいんだけど、またまた昼の部夜の部どちらかを選べない構成ではないですか。
昼夜同じ演目の「船弁慶」だって、静のおシテが違うんだもの。
能楽「安達原」は昼、歌舞伎「安達原」は夜。
「三響会」ではたぶん初演の「竹生島」と「五人三番三」がそれぞれ昼夜に振り分けられているし。
うーん、、どれも観たい…。しかもお席の差を付けがたい…。(悔しいけどなんて上手な構成なんだ…coldsweats01

去年の三響会ですでに南座でやることが発表されていたので、ぜひ行きたいと目論んではいましたが、またまた悩みの種が増えてしまいました。
振り出しに戻って、そもそも京都に、南座に、行くのか?
五月の京都、いいでしょうしねえ。。
チケット発売日まで悩むことにいたしましょ。

2008/02/27

「きのね」

いまさらながら再読しております。

きのね〈上〉 (新潮文庫)Bookきのね〈上〉 (新潮文庫)


著者:宮尾 登美子

販売元:新潮社
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きのね〈下〉 (新潮文庫)Bookきのね〈下〉 (新潮文庫)


著者:宮尾 登美子

販売元:新潮社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

以前読んだときはさほど歌舞伎を観ていなかったので、めずらしくも興味深くもあったけど、今回読むといろんなことが彷佛として(演目も、お家の特徴役者さんの特徴なんかもね)ますます興味深く読めます。
最近、建築法規関係やらおさまり詳細図面集やらマーケティングやら、なにやら堅い本ばかり読むはめになっていたので、久しぶりに熱中しております。主人公光乃に感情移入してしまう。
小説って、面白いわbook


2008/02/26

梅が香に

2月20日@博多。
博多座の感激の一日の翌日、せっかくなので太宰府天満宮まで足をのばしました。
朝早めに出かけて。思ったより博多からは近いんですね。
お天気もよく暖かい日で、梅も咲きほころび、観光にはもってこい!な日よりでしたnotes

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「団子売」の背景にもなっていた太鼓橋。
階段になっていて、びっくりしました。
昔からなれ親しんでいる鎌倉八幡宮にも太鼓橋があるのですが、これはつるんとした普通の石の床で、現在は通行止めになっていると思いますが、私の幼少の頃はこの橋を通ることができました。
通る、っていってもほんとうに半円を描く太鼓橋なので、十メートルくらい手前から勢いをつけて、猛ダッシュで登ったという楽しい記憶があります。
太鼓橋といえばそんなものをイメージしてたのでcoldsweats01

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ご神木の飛梅。7〜8分咲きくらいでしょうか。
毎年、こうして春を忘れず香りをはなっているのですね。
菅公といえば仁左さんのお顔が浮かんでしまいますー。

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お手水舎の水底に、亀がー!happy02除災延齢を司る神亀だそうです。
亀様贔屓としてははずせません。

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白梅、紅梅。
満開の桜は春の盛りを告げて華やいだ雰囲気ですが、梅はこれから見る春への期待を膨らませてくれます。

急きょ決心した博多行き、あわただしいものでしたが一泊できて、お芝居は満喫し、太宰府の梅にも会うことができて、とても楽しい旅となりました。
また花形歌舞伎のときには、きっと訪れたいと思います。

2008/02/25

おしらせ

博多の写真をアルバムにアップしました。
といっても博多座はほとんどなくて(カンゲキしてたので写真は撮れずhappy02)次の日太宰府に行ったときのものがメインです。
もしご興味がおありでしたら、サイドバーのアルバム「博多」からお入り下さいませheart

映画「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」続報

来月、下北沢トリウッドで上映される片岡仁左衛門さんの映画ですが、予告編映像がアップされています。
こちら

チケット予約される方は明日から予約開始なので、お忘れのないよう…。
私は、いきあたりばったりの勝負でいくことになりそうです。
でも、そうするとどんどん行く機会を逃しちゃうのよね。気をつけないといけません。。。

2008/02/24

博多座・重要?余談(^o^)

博多座には夢のような楽しい思い出をたくさんいただきましたが、演目に関係なく、心に残ったことをちょこっと。

歌舞伎の舞台に欠かせない後見さんの存在ですが、今回亀治郎さんの後見をずっとされていた段之さん、お仕事の多いこと!
ことに「蜘蛛絲…」では、早変わりのたびにたくさんの道具も変化し、衣装も変化していくので、段取りを取るだけでも骨がおれそう。
それに、本来後見さんは舞台上には存在しないというきまりごとなので、気配を消しつつ、でも目のはじでいつも亀治郎さんを追っている姿が、とても印象的でした。
段之さんは「義経千本桜」では、美しい官女姿も披露してくださり、わが君を思い「ひとあしおさきに…」と海に飛び込むシーンでは、涙、涙…でした。

博多のお客さんはホットだと聞いていましたが、なるほどノリがいい!
ご挨拶のときに拍手やかけ声を促されるのですが、そのときのノリも素直で、めいっぱい拍手したり声を出したりするので、役者さんも嬉しいのでは。
お隣の席で観劇されていた方とも、
昼の部では最後の演目「団子売」のあと、カーテンコールを期待してずぅーっと拍手し続けていたときに「だめかしら」「夜の部もありますものね」となにげに言葉を交わしたり(けっきょくカーテンコールはなかったんですけどね)
終わったあとに席を立つときも「ありがとうございました」なんてご挨拶したり、なんだか温かい気持ちになりました。
夜の部でも「蜘蛛…」のカーテンコールの拍手喝采のときに、お隣の方が大喜びで、ぴょんぴょん跳ね上がって「よかったわねー、よかったわねー」とおっしゃるのが可愛くて。
お芝居の最中も、「ええっ!」とか「うわぁっ!」とか声をあげて驚いたり、鼻をすすって泣いていたり、とにかく反応がストレート。
これに比べたら、東京のひとってクールといわれちゃうよなあ。
東京のひとだって(きっと)同じように感動してるんですけど、もっと素直に表現しちゃってもいいのかなと思いましたわ。

私の観た19日は、テレビの撮影が入っていました。
地元のテレビ局かなと思って会場の方にお聞きしたら、スカパーだとのこと。
いつかはわかりませんが、きっと歌舞伎チャンネルで見れますよ!
とっても楽しみです!
(その前に私は、スカパーの契約しないと。テレビに疎いんですよーcoldsweats01

2008/02/23

春一番

だったんですか?
嵐、いや竜巻きかと思いましたよ。それくらいすごかった。
幸い、建物の中にいたから良かったけど、打ち合わせしてたお客さんがおびえてました。(建物もすごい揺れたの)
雨とか黄砂とかいろんなものが混じってて、急激に寒いし、なんだこれはー!って。

仕事が終わって帰ろうとしたら、強風で電車が止まっていた。
午前中はあんなにうららかでのどかだったのに…お天気の変化ってすごすぎる。
ほんとに、春一番でありますように。
あたたかくなりますように。

博多座・夜の部 感想の巻

夜の部は、「菅原伝授手習鑑 車引」「鳴神」「蜘蛛絲梓弦」の3本。第一のおめあて「蜘蛛…」の感想は前にアップさせちゃったので、ここでは最初の2本を。


菅原伝授手習鑑 車引
今月は歌舞伎座でもかかっている。
そうでなくても、しょっちゅうかかっている人気演目。
…なんだけど、さすがにこの花形にあっては、演技が若ーい!なんだか元気いっぱいという印象。
ことに、梅王丸の勘太郎さんは弾むような動きで、見得から六法から、ほんとに勢いがいい。
夜の部の私の席は、花道にうんと近かったので、引っ込みの飛び六法などものすごい迫力だった。

対して桜丸の亀治郎さんは、ちょっと憂いを帯びた雰囲気。
もともと桜丸はものごしも柔らかいし動きも大人しめだが、繊細な感じが漂っていた。
だけど、時平公にかかっていく時なんかはやはり荒事の所作、威勢がいい。
亀治郎さんの手の動きが相変わらず美しくて、見入ってしまった。

松王丸の獅童さんはこういう荒事がお似合い。でも大きいわりには威厳は少々足りなかったような…?
この辺り、花形の若さか。
時平の男女蔵さんもやはり若い。かなりがんばってはいたと思うけど、風格がもっと出るといい。

総じて、梅王丸桜丸には若さがうまく作用し、抑えの側の松王丸時平公には逆に働いた印象で、バランスは偏りがちだったかも。結果、梅王丸と桜丸の印象が強い舞台になっていた。


鳴神
鳴神の愛之助さん、今回はまさに“自分として”この役に向かい合ったのではないかと思われる。以前は海老蔵さんの急きょの代役で、大変だったろうからなあ。
愛之助さんに、この役はとても合っているんじゃないかと思う。ことに後半、雲絶間姫の裏切りに気付いてぶっかえるとこなんか、とても良かった。
前半の、徐々に雲絶間姫の術中にはまっていくところなんかも、コミカルでよい。ラブりん素敵だなあ。

雲絶間姫の七之助さん、可愛らしかったのだが、もっと賢しい感じがあっても良かったなあ。
あくまで私のイメージだけど、雲絶間姫って、美しくて賢くてちょっと強い感じがする女性なんじゃないかと思うのだ。
七之助さんの絶間はなんだかとっても素直な感じがして。そんなに素直では鳴神上人は落とせないわよー、なんておせっかいなおばさんみたいな気になってしまった(笑)。

などと語っておきながら、実はこの日の早起きと睡眠不足(この日の睡眠2時間弱)がたたったのか、絶間の身の上語りの場面は意識が飛んでおりました…。この絶間の見せ場をちゃんと見ていたら、七之助さんの絶間への印象が違っていたのか?

「鳴神」って、よく上演される人気演目だし、私も違う役者さんで数回見ているけど、いまだこれっ!って組み合わせがない。
噂によると先月の海老蔵さんのが評判良かったようだが、残念ながら見れなかったので…。
でも、愛之助さんの鳴神上人はきっと、さらに素敵になるような予感がした。

博多座・夜の部 ご挨拶の巻

19日の夜の部は愛之助さんのご挨拶。
昼の部の勘太郎さんと同じく、まだざわつく客席に、「こんにちは〜!」と愛之助さんの声が響く。
おぉ、と思って花道を見たけど誰もいない。
えぇ〜っどこ?と会場をぐるぐると見回すと、いたいた、花道の反対側の客席通路を歩いている愛之助さん。
これから席に着こうとしているお客さん、愛之助さんとかぶっちゃってあわてているのを、「大丈夫ですかー?」「あっ、お席ここですか!」と優しく声をかけつつ、そのまま舞台下正面へ。
最前列のお客さん、握手してもらったりして、うらやましいっ!

ご挨拶をしながら、「ここだとあまりよく見えませんので、(舞台に)上がります」といって、花道横から軽々と飛び乗りました。
この動作に観客「おぉーっ!」と喜んで拍手喝采。
「いやーこれくらいでこんなに拍手いただいちゃうと…」と愛之助さん、しきりに照れてらっしゃいました(笑)。

愛之助さんも、やはりこのメンバーでの公演にとても愛着を持っていて、ようやく実現した地方公演がとても嬉しそうでした。
そして夜の部のみっつの演目の説明を軽くされて、「最後の『蜘蛛…』では、亀治郎さんが六役やるんですよ!」と。実は、早変わりがあまりにも早すぎて、同じ人(亀治郎さん)がやっているとわからないお客さんがいるようなのでお知らせすることにしたみたい。
ぜーんぶ亀治郎さんですからねー、と力説されてました。

そして、歌舞伎はほかのお芝居と同じ、庶民の娯楽なので、面白いところでは思いきり笑って、悲しいところでは泣いて、良かったらたくさん拍手をしてください!と。
舞台は舞台に乗っているひとだけがつくるのでなくて、お客さんとのコミュニケーションでどんどん深まっていくんです、と語られてました。

昼の部の勘太郎さんもそうだったのですが、みなさんこのチームワークをとても大切にされているようで、そんな熱意や温かさが伝わってきました。
私たちにとっても、劇団を超えたこの花形たちの集まりに、いやがおうにも期待が高まりますよね。
博多でも、毎年のようにこのメンバーでの舞台が見られるといいなあと、心から思った次第でありました。

2008/02/22

博多座・昼の部 感想の巻

昼の部は大作「義経千本桜」と舞踊「高坏」「団子売」の三作品。
「義経…」は以前にも浅草で獅童さんが知盛を演じていて、なかなかよかった。
「高坏」は初めて観るし、踊り巧者の勘太郎さんなので、とても楽しみにしていた。
「団子売」は他の役者さんのを何度か見ているが、亀治郎さんのお臼はことのほか楽しみ。

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これは、博多座2階ロビーの飾られている「暫」のミニチュア人形。精巧なつくり。
私は実はまだ「暫」を見たことがない。観たいよー。。。

ということで以下、感想。たたんじゃいます。。。

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博多座・昼の部 ご挨拶の巻

博多座、2月19日。
昼の部は11時からの開演ですが、開演の前にお楽しみの「ご挨拶」があります。昼の部のご挨拶はずーっと勘太郎さん。
まだ客席がざわつく中、「こんにちはー。よくおこしくださいました」という声が。
浅草のイメージがあったのでてっきり幕前に登場するとばかり思っていた私、きょろきょろと声の主を探してしまいました(笑)。
花道から登場した勘太郎さん、あわてて席に着こうとするお客さんにも「こんにちはー!」と話しかけながら舞台へ。

ようこそいらっしゃいました、というご挨拶から、この浅草メンバーが集まってから当初は、なかなかお客さんの入りが芳しくなかったこと、だんだんと進化しておかげさまで好評をいただくようになれたこと、このメンバーでいつか地方にも行きたいねと以前から話していたことを話され、そしてようやく念願叶って博多座さんが呼んでくださいました!と嬉しそう。

その念願の、博多のお客さんは、情に厚くて、ホットで、自由で、とっても楽しいとのこと。
普段なら「○○屋ぁー!」というかけ声がかかるところを、いろんなバリエーションがあって自分達もびっくりしたり面白かったり、そして芝居がますますノリノリになるそうです。
そのバリエーションとは…笑。
前日の舞台では(18日のことですね)「団子売」の愛之助さんに「かっこいいーっ!」とかかったとか。「蜘蛛絲…」では亀蜘蛛さんが大団円で追いつめられる場で(亀蜘蛛さんに)「がんばれーっ!」と。次の自分のひとつきでしとめる流れになっていたので、「もーどうしようかと思いました!」と笑っておられました(^-^;
また、だいぶ以前に勘三郎さんが博多で「四谷怪談」をやったとき、薬を飲もうとしたお岩(勘三郎さん)に「それ飲んだらいけん!」とかかったというエピソードも明かしてくださいました(笑)かけ声っていうより、もうお芝居に入り込んでいるんですね。
地方によってそれぞれ特色があるけれど、そういう博多の雰囲気を楽しまれているようでした。

そして、そんな博多の雰囲気をさらに温めたい!と、お祭り好きの勘太郎さん、博多のお祭りのかけ声をみんなでやりましょう!と。まずご自分がお手本(?)をご披露され、そのあと会場中で「オイ!オイ!オイ!オイ!」(だったかなー。。。coldsweats01)お客さん、恥ずかしがりながらも意外と声が出ていて大爆笑。(もちろん私も乗せられましたー!)
すっかり会場を温めて、最初の演目「義経千本桜」への流れをつくった勘太郎さんだったのでした。

2008/02/21

博多座感激記(^-^)

「蜘蛛絲梓弦」 2月19日 夜の部

夜の部の最後の演目なんですが…博多座を語るとすればやはりここから。
今回、これを観に来たといっても過言ではないのだ。
2年前、浅草で初めてこれを観て(その時の私は歌舞伎を見始めたばかりでした)大感動し、思わず最後に立ち上がったら、もちろん会場中のスタンディングオベーション。あとでお聞ききしたら、この日がその後度重なる浅草でのスタンディングオベーションの始まりの日だったとか。
そんなこと思ってもなかったらしい亀ちゃんは、半分衣装を脱ぎかけてメイクもなかば落として舞台に再登場したんだった。
そしてこれが見たくてそのあとも何度も浅草に足を運んだ私。
…いつかまたどこかで亀蜘蛛に会いたいと願っておりまして、それが叶えられての博多での再会となりました(^-^)

以下、だらだらと感想です…

ところで、博多の演目についての詳細は、いつもお邪魔させていただいているSwingingFjisanさんのところをぜひご覧くださいませ。とっても詳しく、面白く紹介されていますので。

続きを読む "博多座感激記(^-^)" »

2008/02/20

博多座

無事に戻ってまいりました。
寝坊もせず(笑)トラブルもなくお天気もよく。
ほんとうに楽しませていただきました。

考えてみれば私、歌舞伎では初遠征なんですよね。
いつも東京在住を思いきり享受して、地方には出かけてませんでした。(遠方から東京に来られる方、ごめんなさいっ!)
でも今回は、亀治郎さんの蜘蛛の糸にまんまとひっかかり絡めとられてしまいました〜(笑)

博多座は噂に聞く通り、空港からは近いし、劇場はきれいだし、客席も見やすいし、お土産やお弁当もたくさんあって見るだけで楽しい!
それになんか、博多のひとってとってもホットで、客席がアツいんです。それも楽しかった。

えーと、ものすごーく良くって、楽しくって、わくわくした、そんな博多座だったんですが、どこから語ろうか?どれも語りたくて、口がななつあっても足りないくらい。(何故ななつなのだ)
なのですこぅしキモチを落ち着かせて、まとめてから書き出そうかなと思っております。
千穐楽の前には、書き終わろうと思ってます、いちおう(笑)

東京で観るときと違って、遠征って、歌舞伎のことだけずーっと考えてられて、それもすごくシアワセだったのだわheart02

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2008/02/18

わくわく

明日は博多に参ります。
初・博多座ですっ!
ワクワクドキドキなんですが、朝早いので起きられるか心配…仕事をキレイに片付けようと思ったけどやっぱり途切れないので慌ただしい…。
といろいろありますが、なんの!
やはり一番は「楽しみな気持ち」なのであります。
飛行機、無事に飛びますように。
(行っちゃえばこっちのものなのさ)♪

2008/02/16

花粉襲来?

寒い日が続く中、今日は日中は比較的うららかな気候。
花粉が少々飛びはじめたようで、花粉症の方々が「鼻が、鼻が〜」と(いまのところはまだ軽い)悲鳴をあげていました。

私は、花粉症ではないのですが、この時期比較的涼しい顔をしていると、花粉症の友人に「急にくるわよ〜」「今年から、なるかもよ〜」と、なかば恨めしそうにおどかされています(^-^;。
たしかに、いつかくるのかと思うと、オソロシイ。
でも、きっとこないだろうと念じています。
だって、ほんとうにつらそうなんだもん。

薬があるとはいえ、あまり使い過ぎるのも心配だし、かといって使わなければ日常生活に支障がありまくりだし、花粉症の方はほんとうに憂鬱ですよね。
ティッシュの箱を抱えて歩きたい気持ちがわかります。

ティッシュといえば、今日テレビでフィギュアスケートをやっていて、安藤美姫ちゃんのコーチ・ニコライさんがずーっとティッシュの箱を持って美姫ちゃんのそばにいたのが妙に印象的。
リンクサイドだけでなく控えの廊下(?)にいるときもそうしてましたからね(笑)
…ティッシュの君がいるなんて、いいなあ。
いえ、ニコライさんはものすごく有能なコーチでコリオグラファーで、ティッシュ持つ人じゃありませんて(笑)念のため。
ところで、なんで男子のほうはちゃんとテレビ放送してくれないんだ。女子に比べて扱いの差が確実にあるぞ。
高橋くんだって、すごいのにぃー。

こういうスポーツ選手とか、役者さんとか、もし花粉症だったら大変ですね。
どうしてるんだろう。気力…だけじゃ治りませんよね、いくら鍛錬してたって。。。


2008/02/14

今月の歌舞伎座

2月13日、歌舞伎座に通しで行ってきました。
松本白鸚さん追善公演ということで、重厚な時代物が当たり役だったこともあり、重量感のあるいかにも歌舞伎らしい演目がズラリ。
今月は博多座行きに浮かれているので、歌舞伎座へのノリはいまひとつだったのですが、なかなかどうして見応えのあるものでした。
感想はちょと置いといて、歌舞伎座情報。

中日を過ぎているので、もう舞台写真が柱3面にズラリと並んでいました。(筋書きには20日過ぎに入るようです)
天王寺屋さんと若天王の豆まき姿なんかもあって、ほほえましい。(^-^)

昼の部は4時5分の終演、夜の部は4時15分開場の4時半開演。
ということで、入れ替えが心配されたのですが、西側ロビーの入り口(歌舞伎茶屋のほうです)から、昼の部終演前に、夜の部のお客さんを入れてくれていました。
もちろんチケットはそこでもぎってもらい、西側ロビー以外には行けないんですが、寒いところで待つより全然いいし、お土産や舞台写真なんかを購入できるし、たぶんお食事の予約なんかもできるんじゃないかと思いますし、歌舞伎座、気がきいてるなあ!
入れ替えも幾分スムーズなのではないでしょうか。
…通し観劇のはずの私が、なぜこれを知っているのか?…仕事の都合で昼の部の「忠臣蔵七段」だけパスしたからです(^-^;

松本白鸚さんは、絵を描くのがお好きだったということですが、その作品が2階ロビーに飾られていました。
ちなみに、口上のときの舞台後方の襖絵は、その絵をもとに大道具さんが作成されたものだそうです。
とっても、はんなりと、やさしい、松の絵でした。
私は、白鸚さんの舞台を知らないのですが、その絵を見るだけで好きになるような、温かくて優しい、深みのある絵でしたよ。
↓ その、松の絵が、こちらです。写りが悪くて…ごめんなさい。。。
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地口行灯も、もちろん今年も飾られています。
今年は、去年よりも出元がわかるようになって、ちょっと嬉しかったです♪


2008/02/13

二択

新築物件の施主と打ち合わせ。

家をつくるにあたりものごとを決めていくときに、おおまかに分けるとふたつのタイプがある。
ひとつは、自分の気にいったものを見つけるまで、とことん探すタイプ。ショールームにも行くし、ありとあらゆるカタログや雑誌を見たり、ネットで探しまくる。
もうひとつは、探すのが億劫なタイプ。あまりいろいろなものを見るとわけがわからなくなってしまうので(そこを自覚しているところがエライ)ある程度ピックアップされたところから、それでも多少は選ぶ自由も欲しい。

今日の方は後者のタイプ。
意見はわりとはっきりしているのだが、「自分でイメージをつくれないので、だいたいの感じを言うから、そしたらそんなイメージで探して下さい」と。
ここまではよくいるのだが、そのあと、「できれば二択でお願いします」
え?
「ふたつに一つだったらどっちが好きかわかるけど、たくさんあったらどれが好きかわからなくなっちゃうんで…」

で、結局、yes/noチャートをやってもらうみたいな進め方に。
たとえば…
「グレーとベージュ、どっちが好きですか?」
グレーといったなら
「赤みのグレー、青みのグレー、どっちが好きですか?」
「ではその中のさし色、ブルーとブラック、どちらがいいですか?」
→ゴール!あなたは青みのグレーに濃いブルーを合わせたのが好きなんですねー!
…みたいな。

意外と早くいろんなものが決まりました。
打ち合わせしながら瞬時に二択を考えるほうが、たいへんでした。

2008/02/12

轟音

いま私が住んでいるマンション、主に冬場の、ことに夜間、ゴォーーーンンという唸りが響くことがある。
最初はなんだろうかと思い、外に出て確認したりしたが、どうもこのマンションから音が出ている。
思うに、このマンション、希望した住戸については、空調配管を建物内を通して屋上に上げ、そこに室外機を置いているのだが、このダクトの太さ(というか処理能力)が適当でないんじゃないだろうか。
この前、マンション玄関の前まで出て確認したら、マンションの上のほうで響いてたのよね。
この建物ができてほぼ10年経つので、その間に住民の持つ空調設備の容量が格段に上がったのかもしれない。
それにしても、こんなうるさい音、しかも夜に、ご近所は迷惑だろう。住んでいる私だってすごーくうるさい。
原因はよくわからないけれど、(空調云々というのは私のただの仮説)なにか改善策はないのかなあ。
管理会社とかに言っても、のらりくらりだしー。。。

「轟音」といえば松尾スズキ(ずいぶん前に大人計画が、荻野目慶子さん主演でやった舞台のタイトル)を思い出す。
「轟音」は「業」の「音」で「go on」だ。
ひとつの事象で(しかもこの場合こんな短いタイトルで)何層にもその意味が入り組んでいることに驚かされる。
なにごとも、複雑に構成されるけど、もとをただせばシンプルだ。
それが、この世の本質だ。

マンションの轟音も、きっと複雑にいろんな事情を入り組ませた結果、起こっていることだろうと思うけど、シンプルめざして事を整理していくと解消されるのかも。
これを書いてる間も、轟音が、鳴ってはやみ、また鳴っている。

2008/02/09

映画「歌舞伎役者 片岡仁左衛門」

3月8日より下北沢トリウッドで上映される、(先代)片岡仁左衛門さんのドキュメンタリー映画ですが、
「問い合わせ多数につき、座席指定の予約販売」が行われるようです。

スケジュールが前もって押さえられる方は、コレをとっておけば確実かと思われますが…。

→http://homepage1.nifty.com/tollywood/tickethanbai.htm

なかなか予定が立てられないし、かといって小さいキャパの映画館なので、行ったけど観られない…なんて悲しいし…うーーーん。迷うところです。

2008/02/08

コロッケたべたい

わたくしがほぼ日参し
ほぼ言われるがままにいろんなグッズを購入してしまっている
「ほぼ日刊イトイ」では只今
「おいしいコロッケありますマップ」をつくろう!という企画をやっております。
さすがビッグなサイト!ということで
ちょっと呼びかけたら続々と日本全国どころか海外からも
コロッケの情報が集まってきておりますのよ。♪。

それにしてもコロッケって…なんて美味しい食べものなんでしょう!
庶民的な見かけにもかかわらず、意外とつくるのに手がかかるとことか
材料はいたってシンプルなのに、ちょっとしたことで味がぜーんぜん変わってしまうとことか
揚げたてほくほくは格別に美味しいけど、冷めてもかなりイケちゃったりとか
ごはんでもパンでも相性ばっちりなとことか
・・・すぐに手が届きそうなのに、ひとすじなわじゃいかない!奥が深いよねー!

子供の頃は、近所のお肉屋さんで揚げているコロッケが、家中みんな大好物。
わざわざ食べる直前に買いに行って、揚げたてをもらってきてたっけ。
学生のころ、学校帰りに小腹が空くと、帰り道のお肉屋さんでやっぱりコロッケ。
その場でソースをかけてもらって、お店の前で食べたなあ。
働くようになってからは、ちょっと離れた町の、評判のコロッケ屋さんに
わざわざ行って、家族のぶんや明日明後日のぶんまで、大人買い!
ちょっとリッチな買い方覚えちゃったよ(笑)。

いろんなコロッケがあって、いろんなコロッケの思い出があるけど
お肉やさんのおばちゃんがニコニコして、揚げたてのあつあつを
パリパリした茶色い紙の袋に入れてくれる。
油が滲みちゃうから早く食べなきゃ!
…っていうのが、キホン。でもって、これが、サイコー!

あーコロッケ、たべたいっ!
そうだ、たべよう!


2008/02/06

春なのに

節分があけて昨日が「立春」でございますよ。
なのに、ああなのに、今日は雪。
明るい灰色の空からフワフワと、ほこりのような雪が舞っておりました。
雪の日に空を見上げると、ぜんぶが灰色なのになんでこんなに何色も、色があるのかと思います。
こんなふうに、ふわふわと、光をたたえている灰色は、雪の日くらい。

で、明日は旧暦の「お正月」なのだな。
暦のうえでは寒さは「立春」がピーク。
昔は、暖かい方向になりはじめてからお正月を迎えていたのですね。

表面は寒くても、いろんなところでいろんな中で、
そろそろ活動を始めようと、いろんなものが動き始めている。
う ふ ふ 。

2008/02/04

演目名追記しました

2月2日のエントリー「伝統文化セミナー」において、実演してくださった演目名などを失念したり聞き間違いで調べがつかなかったりしていたものがいくつかあったのですが、確認がとれましたので、追記させていただきました。m(_ _)m

2008/02/03

うれしいしらせ♪

博多座で行われている「二月花形歌舞伎」、浅草と同じく「ご挨拶」があるのですね。
博多座HPでスケジュールが紹介されています。
それによると、私が行く予定の日は一部・勘太郎さん、二部・愛之助さん。
双方とも、浅草ではお聞きできなかったので、嬉しいかぎりです♪

お芝居にまったく興味のない方からは、芝居のために博多までいくなんて信じられなーい(笑)と言われながらも、心は早や博多へと、飛んでおります(^-^)v

ほかにも、五月演舞場の演目出演者が発表されたり、いやいや気持ちだけはホットに、忙しくなってまいりました。

わーい。わーい。

雪が降っているよー!
雪が積もっているよー!
わーい。わーい。(ワンワンワンッ♪)

…今日はこのあと銀座に行く予定があるんですけど
なに履いていこうかな…。
犬はいつでもはだしで寒くないのかなー。
洋服を着せてもらってる犬にはよく会うけど
靴を履いてる犬には出会ったことがないからなー。

2008/02/02

伝統文化セミナー「はじめての能狂言」

2/1 @紀尾井小ホール、ポーラ財団の主催する伝統文化セミナーに行ってきました。
去年の2月に同様のセミナーに参加(この時は歌舞伎とお能について。詳しくは→コチラ)して、がぜんお能にも興味がわいたという、きっかけをつくってくれたセミナーシリーズです。

今回は、能狂言についてということで、私が参加した夜の部は、
大鼓 亀井広忠さん
喜多流シテ方 大島輝久さん
大蔵流狂言方 茂山逸平さん
というお三方。ちなみに昼の部は、広忠さんと入れ替わりお父様の忠雄さんが出演されていたということで、セミナーに忠雄さんが!なんともレアな機会!と、私もぜひとも昼の部も参加したかったのですが、いかんせんお仕事のためままならず夜の部のみ。
忠雄さんの裏話をお聞きしたかったなあ。

夜の部もたいへん楽しく興味深く、また贅沢なセミナーでしたので、自分の覚えのためにも少々ご報告を。


追記:いつもお世話になっているkirigirisuさんのところで、昼の部のレポをされています。忠雄さんの貴重なお話を読むことができますので、こちらもぜひに。

追記2:実演でご披露いただいた曲名などを2月4日、確認・訂正しました。

続きを読む "伝統文化セミナー「はじめての能狂言」" »

2008/02/01

2007年度歌舞伎ベスト3

毎年「ご機嫌!歌舞伎ライフ」@yukiさんで行われている“2007年、あなたが一番好きだった歌舞伎”のアンケート集計結果が発表されています。
コチラ

昨日が集計締め切り日だったと思いますのに、お仕事の速さにびっくり!
そして、今回は私も、アンケートに初参加させていただきましたので、結果もいつも以上に楽しみにさせていただいておりました。

それによると東京編のベスト3は
東京篇

第一位 62点
通し狂言「仮名手本忠臣蔵」
2月歌舞伎座
菊五郎、富十郎、吉右衛門、魁春、梅玉、時蔵、左團次、
信二郎、東蔵、翫雀、仁左衛門、玉三郎、

第二位 41点
通し狂言「摂州合邦辻」
11月国立劇場
藤十郎、三津五郎、扇雀、進之介、秀太郎、愛之助、吉弥、我當

第三位 34点
通し狂言「義経千本桜」
3月歌舞伎座
菊五郎、福助、梅玉、左團次、幸四郎、藤十郎、芝翫、
仁左衛門、秀太郎、東蔵、扇雀、 時蔵、孝太郎、
我當、 彦三郎、田之助

ということで、なるほどと得心する結果。
私が投票したものはこのうち「摂州合邦辻」のみでしたが、「通し狂言」で見るとあらためて様々な場面のつながりや意味が感じ取られたことも数多くありました。
時間的に壮大なものにはなるけれど、みとり狂言よりも通し狂言の方が見応えはあるのは間違いなく、今後もこうした企画は大歓迎。ただ、これは何度も観ている人でないと、わからないかもしれませんね。

この「東京編」のほかに「全国編」もあり、東京以外の国内公演のみならず、パリオペラ座の公演も入っていたのも感動的でありました。

ちなみに、私はどれも心に残って苦しい選択、ようやく三演目絞りましたのが下記のもの。
一位 10月浅草「奥州安達原」
二位 11月国立「摂州合邦辻」
三位 9月歌舞伎座「壇浦兜軍記」
ちなみに四位以下も挙げさせていただけるとしたら
四位 8月歌舞伎座「NINAGAWA十二夜」
五位 1月歌舞伎座「俊寛」
…そのほかにも、あれもよかったこれもよかったと、たくさんあるんですけどね。

yukiさんには、演目リストまでおつくりいただき、楽しみな企画をしていただいて、本当に感謝しております。
こうして、去年観た演目を総ざらいしみつめなおすことで、順位をつけるという以上に、また自身の中でいろいろな演目が深まっていったような気がいたしました。

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