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2008/02/23

博多座・夜の部 ご挨拶の巻

19日の夜の部は愛之助さんのご挨拶。
昼の部の勘太郎さんと同じく、まだざわつく客席に、「こんにちは〜!」と愛之助さんの声が響く。
おぉ、と思って花道を見たけど誰もいない。
えぇ〜っどこ?と会場をぐるぐると見回すと、いたいた、花道の反対側の客席通路を歩いている愛之助さん。
これから席に着こうとしているお客さん、愛之助さんとかぶっちゃってあわてているのを、「大丈夫ですかー?」「あっ、お席ここですか!」と優しく声をかけつつ、そのまま舞台下正面へ。
最前列のお客さん、握手してもらったりして、うらやましいっ!

ご挨拶をしながら、「ここだとあまりよく見えませんので、(舞台に)上がります」といって、花道横から軽々と飛び乗りました。
この動作に観客「おぉーっ!」と喜んで拍手喝采。
「いやーこれくらいでこんなに拍手いただいちゃうと…」と愛之助さん、しきりに照れてらっしゃいました(笑)。

愛之助さんも、やはりこのメンバーでの公演にとても愛着を持っていて、ようやく実現した地方公演がとても嬉しそうでした。
そして夜の部のみっつの演目の説明を軽くされて、「最後の『蜘蛛…』では、亀治郎さんが六役やるんですよ!」と。実は、早変わりがあまりにも早すぎて、同じ人(亀治郎さん)がやっているとわからないお客さんがいるようなのでお知らせすることにしたみたい。
ぜーんぶ亀治郎さんですからねー、と力説されてました。

そして、歌舞伎はほかのお芝居と同じ、庶民の娯楽なので、面白いところでは思いきり笑って、悲しいところでは泣いて、良かったらたくさん拍手をしてください!と。
舞台は舞台に乗っているひとだけがつくるのでなくて、お客さんとのコミュニケーションでどんどん深まっていくんです、と語られてました。

昼の部の勘太郎さんもそうだったのですが、みなさんこのチームワークをとても大切にされているようで、そんな熱意や温かさが伝わってきました。
私たちにとっても、劇団を超えたこの花形たちの集まりに、いやがおうにも期待が高まりますよね。
博多でも、毎年のようにこのメンバーでの舞台が見られるといいなあと、心から思った次第でありました。

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コメント

>SwngingFjisanさん、基本的なところは同じみたいですけど、その日によって少しづつ違うのでしょうね。
SwingingFjisanさんのときも楽しそうでしたよwink
私も、このご挨拶が大好きです。浅草ではお年玉ですけど、なんかご褒美をいただいた気分ですよねnotes
浅草よりさらに「コミュニケーション」を大事に、リラックスしたご挨拶をしてらしたように思いました。

ご挨拶は、同じ方でもバリエーションがあるんですね。私も勘太郎さん、ラブリンでしたが、お2人ともmamiさんの時のほうが楽しそうだったなあ(隣の芝生は青い、ですかwink)。
ミーハーの私には、ご挨拶もかなり重要な要素でして。
おかげさまで、お2人のご挨拶が聞こえてくるようです。

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