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2008/03/08

歌舞伎鑑賞教室@国立劇場

3月7日19:00〜、社会人のための歌舞伎鑑賞教室@国立劇場 へ。

私、鑑賞教室って初めてだったんですが、パンフレットがいただけるし、上演台本もいただけるし、なんだかいたれりつくせりnotesで、嬉しい気分。
私は本日は一階席中央ほどで鑑賞。客席は、ほぼ満員の盛況ぶりでした。

今日は開演前に少々時間がとれたので、お気に入りの「麹町カフェ」で軽くお食事をしていきました。
ここは雰囲気もよくて、お食事もオーガニックなテイストだし、夜も女性ひとりでも大丈夫そう、お店の方もとっても親切なのでこの界隈で食事をすることになったときによく利用しています。
今日はサラダをオーダー。

200803071800000
ツナのグリルサラダとアールグレイティー。
サラダにはパンがついてきます。
これをオーダーしたところ、私は今日はひとりだったので、通常のポーションだと多すぎるのでは?とお店の方がアドバイスしてくださり、半分の量にしてもらいました。
はたして、丁度よい量でした!
お店の方に感謝!
おいしくいただきましたーdelicious

ようこそ歌舞伎へ
MC(?笑)の宗之助さんと京妙さん扮する出雲阿國のやりとりで、歌舞伎についてを説明していくという趣向。
もう各所でレポされているので詳細は省きますが、阿國が登場する前、雷鳴とともに照明が落とされた瞬間、そういう演出があると聞いていたのにめちゃくちゃびっくりしてしまいましたcoldsweats01
後ろのパネルの絵のなかから阿國ちゃんが抜け出たあとに穴があいてるベタさかげんに、爆笑…。

説明は、歌舞伎の歴史やさまざまな演出法、きまりごとなどを解説しもりだくさん。
30分の時間で歌舞伎を解説するというのが無理な話なんですが、間に京紫さんの「鷺娘」や吉五郎さんの「国姓爺」などの実演をはさんだりして飽きさせないよう、またよりわかりやすいよう工夫されていました。
ことに、舞台の裏方さん、下座音楽の御簾の中を見せてくれたり、衣装さんや床山さんのお仕事を紹介してくれたのは興味深かったです。

そして、このあとの演目「芦屋道満大内鑑」の説明。
こちらも、パネルを使って登場人物の相関関係や、前段までのあらすじを説明してくれたので、わかりやすく次のお芝居に入ることができたのではと思います。
干渉教室だけあって、外人さんや団体さんも姿も多く、私の近くに座っていた外人さんたちはとてもワキワキと楽しそうshineでした。


「芦屋道満大内鑑」葛の葉
芝雀さんの葛の葉、なかなか良かったのではないでしょうか。
型も美しく決まっていたし、保名への思慕のせつなさ・子供への愛情表現も豊か、別れの場はせつなかったです。
狐の所作、動きが若い!早い!
で、早変わりも早くてびっくりー!
見せ場の「曲書き」のシーンも、お芝居の段取りだけでなく行間に滲み出るつらさや愛情が見えかくれして、見ごたえありました。
おそらくとてももりだくさんなお役なのだと思いますが、芝雀さんらしくはんなりとした風味が、とても魅力的な葛の葉でした。

いっぽうの保名・種太郎くん、一生懸命演じていて非常に好感が持てるし、いちずで誠実な心根がよく伝わってきましたが、やはりいかんせん、若い。
恋人を失ったつらさを味わい、別の女性と夫婦となって6年、子供もいてそれを愛している、といった奥から滲み出るような風情を出すのは難しいと思います。ちょっと初々しすぎるのかな…。
葛の葉の芝雀さんが(これも芸暦・年齢がものをいうと思う)色気も風情もあるので、ちょっとアンバランスだったような…。
種太郎くんにとっては勉強であり試練でもあったでしょうね。
まあ、バレエなんて、ものすっごい年上のプリマとティーンエイジャーの男性が組んだりしますからね、舞台においてはありなんでしょうが。
それにしても種太郎くん、ついこの前まで「男の子」だったのに、とても青年ぽくかっこよくなってびっくりですね。これからどんどん舞台に出るようですし、楽しみです。

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