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2008/04/05

「風林火山」初日

亀治郎さんの舞台版「風林火山」初日、昼の部に行って参りました。
もーう、待ちに待った日。前日からドキドキ、ソワソワしていたわりには、目黒川に少々浮かれて、劇場到着が開演ぎりぎりになってしまいましたがsweat02
初日に相応しい快晴、とても気持ちの良い気候となりました(だから、目黒川で浮かれちゃったの〜)。

本日は、2階席から観ましたが、ラストシーンでの亀治郎さんの宙乗りのフィニッシュを、間近で見ることができて、幸せ〜でございました。
亀治郎さんの晴信・勘助の二役は大熱演、早変わりも「早っ!どうなってるの?」というようなシーンがあり、舞台どころか劇場じゅうを走り回っているのではないかと思うような神出鬼没の登場ぶり。
脇を固める高橋和也さん、嘉島典俊さんは、さすがに深みのある迫力の演技、橋本じゅんさんは舞台を転がす役回りで、随所に笑いをとって大活躍でした(休憩後の出だしでは、まだ席に戻れないお客さんをいじったりしてさながら所属劇団の「新感線」のときのノリ)。
話題になっていた二重の「盆」(回り舞台)は、舞台転換だけでなく、登場人物の関係性や心理状態、時間の流れの表現など、さまざまなシーンで効果を発揮し、なかなか面白い使い方でした。
亀治郎さん(正確には段四郎さん)の門下の段之さんの中将(三条夫人の侍女)が、もう面白くて面白くて、たまらなくツボ。しまいには舞台に登場するだけで笑ってしまいました。

舞台は、お客が入って初めてできあがるもの、と役者の方々はよくおっしゃいます。
とすれば、一か月ほどのお稽古期間を経たこの舞台も、今日やっと産声を上げたようなものなのかもしれません。
とすると、これからも日々、進化し続けていくのでしょう(亀治郎さんのことですもの、いいと思い付いたことを、やらないわけがない!)
千穐楽にも参りますが、そのときまでにまた、どのような進化を遂げているのか、とても楽しみです。


「風林火山」は、日生劇場で、4/27まで。

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