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2008年7月

2008/07/28

どこかしら

私の大好きな、くらしの手帳のお料理本が、行方不明です。
そもそもは、冬瓜のカレー煮を作ろうと思って、冬瓜の処理のしかたを見直そうと思ったのさ。
そしたら、いつもお料理の本を入れているスペースに、見当たらない。
へんだなあ、へんだなあと、探しているうち冬瓜の料理は次の日になっちゃいました(笑)。

思えば私は二十代の頃からこの本にお世話になってます。
友人が、お祝いにくれた本なのだけど、ことあるごとに参考にしてきた。
野菜や魚のさばきかたとか、だしの取り方だとか、基本の調味料の使い方だとか。
そういう基本的なことが丁寧に説明されてるのと、お料理の内容もなかなかひと味ちがうものが多いので、たいへん重宝してたのだ。
だから、正直、冬瓜の調理法はいまさら本を読み返さなくても大丈夫なくらいなんだけど、なにかというと見たくなっちゃう。
そんな本。

お料理の本なのに全ページ白黒写真で、だけどそのお料理はすごくおいしそうに見えるのが、不思議でね。
きっとこのカメラマンさんは、上手いひとだったんだろうなあ。
白黒写真の中に、お醤油の色やあまい香りの湯気が、うつってるの。
なんて、感じ取れる本。

うーん、どこに行ったのだ。
はやく帰ってきてー。笑。
あなたがいると、かじりつくように読みながら、お料理をつくっていたときを思い出して、ちょっと初心に戻るのだ。
そのことも、とっても貴重な本なのよ。

2008/07/25

こんどはギリシャ♪

「五右衛門…」のハネたあと、こんどは新宿でギリシャ料理を食べに行きました〜delicious
先日の「ルーマニア料理」よりは、どんなお料理かある程度はわかってましたけど、メニューを見たら知らないものばかり!いえ正確にはギリシャ語がわからないからなんですけど。

で、時間も遅かったので野菜中心にオーダーしました。
きゅうりとヨーグルトのサラダ、タラモサラダ、ひよこ豆のディップ。
茄子とひき肉の重ね焼き。タラのビール揚げ。
オリーブ。チーズ。
(念のため。これらはすべて、ギリシャ語でメニューに書かれてます。…カタカナでsmile
わたくし「野草ワイン」を注文しましたが、めちゃくちゃ漢方薬臭かった!体には良さそうだけど。
なので口直しにフランス赤ワイン、いただいちゃいました!wine
そして、今夜は「オリーブ」が大ヒット!
塩加減も浸かり方もちょうどよくって。もーこれがあればワインなん杯でもいけますわ。てくらい。
ギリシャのオリーブはニッポンの梅干しよ〜!(なんのこっちゃ)
美味しいオリーブならパンだけでいくらでもいけます。

巷であまり美味しいオリーブに出会ったことがないのですが、このオリーブ、いったいどこで仕入れてくるんだろう?私もぜひとも購入したい。

…この日は五右衛門とオリーブで、ご機嫌なのでございました♪

2008/07/24

「五右衛門ロック」感想

昨日観た「五右衛門ロック」の感想を簡単に。

まず、新宿コマ、初めて行きました。
お席がすごく良くなかったんですよ。S席なのにすごい後ろのほうで端っこ。チケットがきたときは、「これでS席〜!ふざけんなぃ!」みたいな(笑)
ですが傾斜が急で、端といえども舞台が見切れることがない(某演○場とは大違い)ので、わりと観やすかったです。さすがに舞台との距離はかなりありましたがcoldsweats01

でも舞台が始まってしまえば、スピーディな展開と舞台のエネルギーとで、席のことなど関係なく楽しませていただきました♪

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2008/07/23

「五右衛門ロック」

なんと!7月初観劇。
「五右衛門ロック」劇団☆新感線 @新宿コマ劇場

いや面白かった!
久々突き抜けた新感線を見ましたよ!
笑えておばかで楽しくてポテンシャル高くてちょっとせつない超エンタテイメント。
もーうめちゃくちゃ満足して帰ってきました。

感想はまたのちほど。
いやほんとに、面白かったhappy01punch

2008/07/22

ルーマニア料理

を、食べに行きました。
…って、写真もなんにも撮ってきてないんですけどcoldsweats01ご機嫌でパクパク食べちゃったもので・笑。

お誘いいただいた時は、ルーマニア料理?どんなの?って感じ。あんまり巷でも見かけないですし、食べたこともないですし。わからないですよねえ?

でも、いろんなものが少しづついただける美味しいとこ取りのコースを頼んだので、いろんなルーマニア料理を一度に体験!
なかなか美味しかったです。
前菜の野菜のディップもなかなかでしたし(タマネギのみじん切りとこのディップをパンに載せていただくんですけど、これが美味!)、トリッパのスープは濃厚なお味。私は実はトリッパとか、モツとかはいまひとつ苦手なんですが、まあこれはなんとかいけました。
メインディッシュは、茄子とひき肉のパイ包み焼き・ケバブに似たお肉料理・とうもろこしのマッシュポテトみたいなの・ソースで煮込んだお肉料理・茹でたお野菜…などなど(お料理の名前がわからない…スミマセン)がワンプレートに盛られていて、なんだかお子さまランチみたいな楽しさnotesでございましたよ。
内陸の国だからか、はたまたお肉好きの国民性なのか、お魚料理は出ませんでしたねー。お肉ちょっと苦手な私にはボリュームありすぎでしたけど(笑)パイ包み焼きがことのほかいけました!
お味は濃いめ。塩味も香辛料も、しっかりと味付けされてました。

感動したのはデザート。
フワフワに揚げた熱々ドーナツに、生クリームとブルーベリーのソースがかかっていて、美味しかった!もう一種類、アイスクリームもあったので、両方頼んでシェアしたのですが、こちらもベリー系の濃厚なお味。美味しかったですdelicious

さいごに…「ルーマニアといったら、薔薇でしょ!」という、ほとんど根拠のない勝手な思い込みcoldsweats01で、「バラのジュース」とやらを頼みました。
これが、バラの香り高く、ちょっと甘くて美味しくて、すごく幸せな気分になるのですよ!
バラって、アロマなどでも、リッチな気持ちにさせてくれるものですが、これを飲み物にしちゃうなんて、なんてすごいの!
いままでバラのエッセンスを紅茶に落として飲んだりはしたことありましたが、こんな濃厚なバラの香りのジュースには感動!でした。
やっぱりルーマニアのイメージは、さらに強力に「薔薇」で植え付けられたかんじ(笑)
ドーナツとバラのジュースをいただきに、また行っちゃおう!

2008/07/20

おめでとうありがとう

私が仕事をさせていただいているクライアントのひとつ、住宅メーカーさんにいる社員さんの女性が、明後日から産休ribbonにはいります。
私は明日はそのクライアント先には行かないので、「お疲れさま〜!ありがとう〜!」などとご挨拶してたら、周りのひとに「もう会えないみたい!」と笑われてしまいましたcoldsweats01
でも、一年はお休みするし、会社に遊びにきたとしたって、そのとき私がいるかどうかわからないんだもーん。
なんとなく、しばしの別れ、って気分でした。

産休、といってももう臨月で、もともとがスレンダーな彼女のお腹は相当大きくなっています。
ほんとうは、お腹が大きくなってからは内勤仕事ができれば一番良かったんですけど、幸か不幸か、会社のほうでは山のような契約が上がり、最後まで施主との打ち合わせをしていました。
私たちも、できれば代わってあげたいのですが、自分達も手いっぱいで、結果彼女が物件担当せざるをえなかったという。
その上、直属の上司が病気で休職してしまい、彼女にとってほんとうに孤軍奮闘な毎日でした。

でも機嫌悪そうな顔などひとつも見せず、出産ギリギリまで頑張った彼女に、心から拍手shineです。
産まれてくる子も、きっとがんばり屋さんになることでしょう。
でもくれぐれも、頑張り過ぎないように。
赤ちゃんと初めて向き合う、大変だけど幸せな時間を、仕事を離れてゆっくりと味わって欲しいなあと思います。
出産も、順調にいってほしいなあ。

いつもあまり上手に伝えられないんですけど、
ありがとうね。そして、おめでとう!

2008/07/19

ロスト・チケット

いちおうの峠は越えたとはいえ
まだまだスケジュールパンパンなわたくし、

今日は九月国立能楽堂25周年記念特別公演のチケット先行発売日

だったのに。
朝からずーっと、
打ち合わせでパンパンで、電話する暇ありませんねん!
ほかの仕事の電話さえ滞ってしまいましてん!

んもーう(プンスカ)

帰ってきてから(それも10時過ぎ)一縷の望みをかけて
国立能楽堂のチケットサイトをのぞいてみましたが

やっぱり、売り切れですねん。

プンプン。ププンがプン。

明日も朝から打ち合わせである。
10時に電話、無理無理。
ここんとこ、そんな事情で惨敗。
カンゲキライフ、危うし。coldsweats01

2008/07/18

リズム

ふとしたことで、「能楽囃子」それも、「鼓」のリズムを教えていただくという機会に恵まれました。
その前には、「謡」のこともちょっと教えていただいてました。

で、こんどはその「謡」に合わせて、「囃子」がどう入るかという。
超初心者向けだという「楽譜」を見せていただき、ポン、ポンと手拍子で打つ練習。
これが謡のリズムにひたすら合わせていくものだから、西洋音楽でいう○拍子、っていうのと全然違うんですよねー。
しいていえば「変拍子」ってところでしょうか。

で、「裏でリズムをとる」
そこが間違わなければ、謡のどんなリズムにも合わせられる、っていうのが、身をもってわかりました。
聞くとやるとじゃ、まさに大違い。
む。
むずかしいー。

以前広忠さんが、お囃子のことを「ジャズセッション」と表現されていたけれど、なるほどこういうことなのねと、、、
ほんのすこぅしだけ、わかったような気がします。
ますます、お囃子が好きになるー。
おもしろいったら、ありゃしないのよー。

2008/07/17

パッション!

…てことで(え?)すこぉし仕事が落ち着いてきました。
というか、量は増えていってるのですが、爆発しそうだった案件が収束をみているので、、、

肩の荷が降りかけている…gawk

よかったよーう。いえまだ気は抜けませんが。

…となると、今月一回も行ってない歌舞伎とか、
無性に観にいきたくなってきた!
でも、チケット、ないの(T_T)
歌舞伎座も国立も、私の行ける日のチケットが、なーい!(T_T)
怒濤の8月9月のために、芸能の神様が「今月控えよ!」っていってくれているのねきっと…(T_T)
…ま、いっか。


今日はいただきもののパッションフルーツが、ほどよく表面しわしわになってきていたので、いただきました。
切ったとたん、部屋じゅうパッションフルーツの香りが!(^-^)
もちろん美味しくいただいて、こんなにいい香りのするゴミは(皮のことです)きっと、ちっちゃい虫がいっぱいきちゃうわー、と思って、きっちきちにゴミ袋の口を締めて出かけたのですが、、

帰ってきたら、やっぱり、いるじゃん!
ちっちゃい虫くんが!
どこから来るんでしょう。
でもいまだに、部屋じゅういい香り!
虫くんの気持ちもわかるわ。
こんな香りに包まれてたら、気持ちいいもんね♪
でも虫くんにはやっぱりご遠慮願いましたけど。

それにしても、パッションフルーツって、中身、「パッション!」って感じだよねえshineshine

…久々のエントリーがこんな記事でスミマセンcoldsweats01

2008/07/16

ただいま

なんとなく底抜けに多忙中のため

ちょっとおやすみ中です。

げんきですのでご心配なく!wink

近々復活予定でございます。

どうぞどうぞ、末永くよろしゅうに。。。catfaceheart

2008/07/06

昨日は

横浜で、近藤乾之助さんの「鷺」だったんですよね。
私はどうしても仕事が避けられず、泣く泣く諦めましたが。
どうだったのかなあ。
「鷺」はきっとお似合いだったのではと想像しておりますが。
次のおシテは8月までお預けでございます。
楽しみです。

今日は仕事帰りに久々の仲良しメンバーでお食事してきました。
やっぱり楽しい。

今週も、いろいろあった。
毎日がたいへんで、毎日が楽しい。
来週も、いろいろありましょうが、楽しみましょうぞ。笑おうぞ。はは。

2008/07/05

9月も忙しいみたい

亀治郎さんのHPで、9月秀山祭@歌舞伎座、への出演が発表されていますね。
先に発表のあった演舞場は夜の部だけだったので、昼間はどうされるのかなーと思っていたら、かけもちですか!
うわー。
亀治郎さんはもちろん、とってもお忙しいけど、ささやかながらワタクシも忙しいわ。
「竜馬がゆく」のおりょう役だそうです。た・の・し・み・ー!!

8月に続いて9月もこんなって…ワタクシに討ち死にせよということですか(時間的にも経済的にも)笑。
わくわく。
だけどちょっと、どよ〜ん。
でもって、結局は、わくわく♪
カンタンな女ではある。

2008/07/04

なんにもいえない。

今日はいろんなニュースが舞い込みます。
さきほど携帯の芸能ニュースで知ったのですが、
團十郎さんが再入院とか…。
現在、貧血が続いていて、近く市川紅梅さんからの骨随移植を受けられるそうです。入院の期間は未定だけれど、年内には公演のご予定がなかったらしく、休演などの影響はない、と記事には書かれていましたが…ということは、体調がお悪くて控えていたのかもしれませんね。

いつも明るくて大らかな團十郎さんですし、ここ最近の舞台で拝見しても、その活躍ぶりはめざましいものが感じられたので、もう完治されたのかなあ、と思っていたのですが…。
今後の闘病のことを考えると想像を絶するものがありますが、どうか、どうか、一日も早くまた元気な姿を舞台で拝見できますように。
なにも力にはなれないけれど、せめて毎日、治癒をいのり、光を送りたいと思います。

九月の演舞場にワキワキしていたのですが、ちょっとつらくなってしまいました。
でも舞台にたつ海老蔵さんにしてみれば、そういう波長もまた重たいと思うので、それさえも払拭したいと思います。

2008/07/03

九月演舞場

演目が発表されました。

昼の部
「源平布引滝」     木曽義賢・斎藤実盛    海老蔵
「枕獅子」       傾城弥生 後に 獅子の精 時蔵

夜の部
「加賀美山旧錦絵」   中老尾上  時蔵
            召使お初  亀治郎
            局 岩藤  海老蔵
「色彩間苅豆」かさね  かさね   亀治郎
            与右衛門  海老蔵

速報でまだこれしかわからないのですが…「色彩間苅豆」(いろもようちょっとかりまめ)かさね は、ずっと観たかったので(数年前金丸座でやったんですよね…その時は遠征なんてしたことも思いつきもしなかったもんで…)嬉しいですねえ。
今からとっても楽しみですheart04

今月の一本:2008/6

6月は、仕事も観劇も、超多忙となりました。
ついぞ歌舞伎座には行けなかったけど、こういうスケジュールを組んだのは、正解だったかも。

6/6 YARINIGE! @Star Pine's Cafe
/11 東京囃子科協議会定例能 @国立能楽堂(近藤乾之助さん「花月」)
/12 シリーズ「歌」能楽囃子コンサート @紀尾井ホール
/18 コクーン歌舞伎 昼の部(勘太郎さんのお辰) @シアターコクーン
/20 能楽現在形 観世流 @世田谷パブリックシアター
/21 能楽現在形 喜多流 @世田谷パブリックシアター
/27 コクーン歌舞伎 夜の部(七之助さんのお辰) @シアターコクーン
/30 亀治郎さん巡業 初日 @江戸川区総合文化センター

…控える控えるっていって…こんなに行ってるじゃん。。。ちょっと反省。
今月は…選びがたいんですけど、こちらで。

能楽現在形 観世流 「融」(シテ 片山清司)
…いや良かった。良かったのよ。
舞台構成は新しい試みだったけど、片山さんの手堅い舞で地に足がついたものになった。(演目は、空を舞うものですけどね!)謡もよかったし。

…で、結局今月ももう一本。
亀治郎さん巡業「操り三番叟」
弁天小僧もとっても良かったんですけど、初めてみるこの演目の動きに目をみはるものがありました。
とっても楽しかったし、あの軽やかさの裏にはものっすごい技術があることに敬服。

7月は、今度こそ「控えめ」なはず・・・はず。笑。

2008/07/02

ことしの亀治郎の会はこれ!

先日亀治郎さんの巡業初日に行ったとき、チラシがお目見えしました「第六回 亀治郎の会」。
演目もその直前に発表されたばかり、チラシの出来がとってもいいと、チーム亀治郎(勝手に命名!)のスタッフさんが漏らしていたので、楽しみにしておりました。
なるほどすてきー♪(詳しくは亀治郎さんのHPへ!)

演目は、去年何回も上演されてた「俊寛」、そして「京鹿子娘道成寺」。
「俊寛」は、いまではほとんど上演されることのない澤瀉屋型、それをさらに再検討したものらしい。
「京鹿子娘道成寺」は道行きから鐘入りまで。亀治郎さん、初役だそうで楽しみ。

8月23日、24日の午後一時の2回の公演のみ、国立劇場大劇場にて。
私にとってはとても休みを取りづらい土日なんだけど(しかも8月は「囃子の会」「能楽座」もあってこれも土日)、観れるようにがんばらねばっ!
でも2回きりの公演なんて、チケット取れるか心配〜。

…激しく余談なんだけど、わたくしのマックんは、「かめじろう」と何回入力しても、一番最初に変換してくるのは「亀二郎」なのだ。
いいかげん憶えて。私、「亀治郎」しか使ってないんだからー(T_T)

亀×亀

6月30日 松竹大歌舞伎東コース @江戸川区総合文化センター 夜の部

待ちに待った亀治郎さんの巡業・初日に行ってまいりました。
今月最後の観劇が亀治郎さんとなり、ふくふくと、シアワセでございましたhappy01shine
来月も、最終日は亀治郎さんの巡業千穐楽なり。うっふふふふー♪

操り三番叟
いろいろなバリエーションがある松羽目物の舞踊・三番叟の操り人形(?)バージョン。
後見(この演目にあっては人形を操る役)を亀鶴さん、三番叟を亀治郎さん。
後見が箱を開けると、ずるっと人形がこぼれ落ちるように出てくる。糸をととのえてスタンバイ、人形が踊り出す!
まさにマリオネット。動きが可愛い。あんな足の動きして、きっとすっごい筋力使ってるんだろうなあ。
糸が絡んで、ねじが切れたように動かなくなる人形。
後見さん、糸を点検。切れてるところを見つけた。つなげた。そしてまた、踊り出す。
とっても楽しい舞踊劇。
亀治郎さんと亀鶴さんの息も、ぴったり!
通常、三番叟は実りを祈るご祝儀舞踊、だから大地を踏み締める足下にとても力がこもる、どちらかというと土っぽい踊りなのだけど、この「操り」に関しては、なんだかふわふわと、空を舞っているよう。後見さんが人形を持ち上げるとこなんて、さながらバレエのリフトを見ているようでしたもの。
これを考案したのは、亀治郎さんのお爺様・猿翁さんだということだけど、さすが、新進の意気盛んな猿翁さん!大地から高々と飛び上がり、天を舞うような夢見心地を楽しませてくれる舞踊でございましたshine

口上
巡業では、これも楽しみのひとつ。
竹三郎さん、段四郎さん、亀治郎さん、亀鶴さん、巳之助さん、桂三さんが裃姿でのご挨拶。
亀治郎さんは、ここ最近、秋に放映されるNHKのドラマ「七瀬ふたたび」の撮影に取り組んでいたけれど、ロケが一番多かったのがここ新小岩で、ここが巡業のスタート地というのもご縁を感じますと。夏の巡業は過酷だけれど、そんな疲れもふっ飛ばせてくれるのが各地のお客さまの温かい歓迎と熱狂ぶり。どうぞよろしくお願いしますと、しめくくっていました。
段四郎さんは、下は巳之助さんの十八歳から、上は竹三郎さんの七十歳まで、幅広い年齢のメンバーでの巡業だけれど、歌舞伎界ではまだまだ中堅どころ、皆のチームワークでのりきっていきたいとご挨拶。
これから巡業を重ねると、いろんなエピソードが増えてきて、口上でお話する内容も盛りだくさんになるのでしょうね。
どうかお怪我や病気などなく、みなさん元気に、私たちを楽しませていただきたいなと願うばかりでございます。

弁天娘女男白浪
亀治郎さんの弁天を、心待ちにしておりました。
パンフレットによると、澤瀉屋の弁天は両性具有的な生意気盛りの少年、相棒の南郷力丸(亀鶴さん)とはいわゆるボーイズ・ラブの間柄という解釈だそう。で、その関係が読み取れるシーンがあるのでどこか探してくださいねー、と休憩時間中のイヤホンガイドの亀治郎さんと亀鶴さんの対談で話されていたので、これまた楽しみにしてました。
前月に菊五郎さんの弁天を、通しで観たばかりですから、ストーリーはもちろんのこと演じ方の違いまでよくわかる。なるほど亀治郎さんの弁天は、女装を得意に強請やたかりや盗みをする仇なヤツ、というよりは親に護られずひとりで生きてきた生意気な少年ぽさが漂う。両性具有的というのも少年だからこそのありようかと思わされます。
型によってこれだけ違うのかと、興味深かったです。
筋は十分にわかっているのに、突然男に戻るとこなんて、やっぱる笑っちゃう。変わりようとタイミングの良さでしょうか。会場も大ウケでした。
件の「関係が読み取れる…」というシーンは、もっと微かなものかと思っていましたが、予想外にものっすごくわかりやすかった(笑)
ただ、それ以前からなんとなく、弁天が南郷に甘えてるような、拗ねてるような、そういう雰囲気っていうのは「微かに」(笑)かもし出されてましたけどね。
白浪五人男はやっぱり格好いい!わくわくしますね。
でも今回(というか巡業のホールはほとんどだと思いますが)仮花道だったので、ツラネの台詞のときは半分以上は舞台にいるかたちになってしまって、それは残念。花道に五人、並んだところがいいんだけどなあ。まあいっても仕方ありませんね(^-^:
段四郎さんの日本駄右衛門、重みがあって格好良かった!五人並んでいるという絵面が、なんとも歌舞伎的で美しく、見応えありますし、この立ち回りのかたちで幕、というのもいかにも歌舞伎。
巡業でこの演目って、すっごくいいですよねえ。きっと歌舞伎を初めて見るお客さんもたくさんいらっしゃるでしょうし、盛り上がるだろうなあ。東京のお客さんは大人しいとよく言われるので、いちど地方でも見てみたくなりました。

この巡業では、亀治郎さんと亀鶴さん、ふたりの「亀」さんが大活躍。
ふたりの息もぴったり合っていて、空気感も良いんですよね。亀治郎さんはもちろんのこと、亀鶴さんがまた、最近どんどん格好良く大きくなっていて、荒々しい南郷のような役も素敵だし、三番叟の後見のような品のある役も良いのです♪
この巡業は「亀×亀」が、おおいに楽しませてくれます!
イヤホンガイドでの対談で、亀ちゃんが亀鶴さんのことを「本名のよっちゃんて呼んでます」「いや本名はよっちゃんじゃなくてよしひこですから」と漫才みたいな会話をされてたんですが(仲よさそう〜)…いま私の中で亀鶴さんのイメージが「よっちゃん」で形成されつつあります。よっちゃんかっこいい〜!(笑)…いやいや。あくまで歌舞伎俳優・亀鶴さんでございます。

また千穐楽に、さらに大きくなってるであろう「亀×亀」を見るのが、楽しみでございますconfident


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お気に入り☆BOOKS

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    ブラフマンという不思議な生き物に関わった私の、ゆるやかな変化の物語。
  • 吉本ばなな: 「デッドエンドの思い出」
    シアワセとフシアワセの境目ってなんだろうかと、そのボーダーラインの不確かさはむしろシアワセな贈り物なんじゃないかと思わせてくれた作品。
  • 駒形克己: 「空が青いと海も青い」
    ぜんぶ広げると1枚の紙になってしまう、不思議な絵本。広げたり畳んだりしてみるとまた、構成が変化しておもしろい。書いてあることは、一言なんだけどけっこう科学的。
  • イワサキユキオ: 「Say Hello! あのこによろしく」
    どのページを開いても、満面の笑顔になっちゃう。笑顔なのに、ウルウルしちゃう。子犬たちの成長が、愛情たっぷりの写真で綴られています。
  • 川上弘美: 「椰子・椰子」
    ありえなさそうなんだけど、ありえちゃうような不思議な日々を淡々と過ごす「私」のへんてこりんなお話。山口マオさんのイラストも可愛い。
  • 西岡常一・小川三夫・塩野米松: 「木のいのち 木のこころ 天・地・人」
    寺社建築に携わる二人の宮大工の棟梁のお話。宮大工という未知の世界の話はとても興味深く、また「真」をみるということは万事共通なんだと感じ入りました。

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