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2008/07/24

「五右衛門ロック」感想

昨日観た「五右衛門ロック」の感想を簡単に。

まず、新宿コマ、初めて行きました。
お席がすごく良くなかったんですよ。S席なのにすごい後ろのほうで端っこ。チケットがきたときは、「これでS席〜!ふざけんなぃ!」みたいな(笑)
ですが傾斜が急で、端といえども舞台が見切れることがない(某演○場とは大違い)ので、わりと観やすかったです。さすがに舞台との距離はかなりありましたがcoldsweats01

でも舞台が始まってしまえば、スピーディな展開と舞台のエネルギーとで、席のことなど関係なく楽しませていただきました♪

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ストーリーはあってないような。一応、登場人物の深いところでの絡みとか心情とか理由とか、設定されているわけですが、今回の脚本はちょっと消化不足。(新感線の脚本は、いいときは最大級にいいんですよ)でも、それを余りある演出・演技の舞台エネルギーでもって猛烈に観客を巻き込んでいく!といった感覚。
迫力満点の殺陣も、これでもかとばかりにたくさんあったし、新感線、ここにあり!でしたね。
ムズカシイこと考えずにひたすら楽しめました。
いつもロックコンサートみたいなノリになる新感線の舞台、今回も生バンド。たぶんメタル・マクベスのときのメンバーだと思うんですが。
大音響すぎて歌詞がよく聞こえないんですが、まあいつもそうだし。多少聞こえなくてもストーリーは追える程度なので、これもあのエネルギーの中にあっては、良し。

稀代の大泥棒・五右衛門をそれをとりまく人たちの話ですが、五右衛門はルパン三世でした(笑)。ふ〜じこちゃぁ〜ん♪は松雪さん、銭形警部は江口さん。
江口さんのとぼけた…というか間の抜けた演技、初めて観ましたが間合いといい天然さ加減といい、いい味出してました。ギター持って歌っちゃったし。(橋本じゅんさんに「ギター侍」っていじられてました。この、すでに流行り過ぎた感のあるギャグが、天然ぶりとリンクしてさらに面白かったのよ)
松雪さんは色っぽいしキレイでした。調子良く相手方の王(北大路欣也さん)の愛人(?)におさまっちゃったり、最後は美味しいとこぜ〜んぶ持ってっちゃったり、まさに不二子ちゃんでした(笑)。

でもって今回一番に受けたキャラ、川平慈英さんと右近健一さんの変なガイジンコンビ。(調子のよいポルトガル人商人なんですが)衣装は笑えるし台詞や歌のリズムも絶妙、ヘンな動き(踊り)も面白くて、出て来るたびについ注目してしまいました。ナイス・コンビ!
川平さんは、森山未来くんとのタップ対決でも頑張っていたなあ。ああいう変なキャラが芸達者だと舞台が盛り上がりますよね。(芸達者でないとできないですけどね)
で、その森山未来くんは、相変わらずポテンシャルがめちゃくちゃ高い動き・歌。もう出てくるだけでカッコいいんですよ。ダンスでも殺陣でも、ゼンゼン動きが違うんだもん。すごく動きがキレイでキレがあって決めるとこピタリと決めてくるし。さすがダンサー。で、役どころもちょっとさつなさを抱えた王子で、ある意味主役(?)。未来くん、いいねえ。また新感線の舞台で見たい。

橋本じゅんさんは、相変わらず狂言回しのような、落としどころのような、達者な役回り。
濱田マリさんとのバカップルぶりもおおいに笑わせてもらいました。
じゅんさんのアドリブとか、変な動きとか、いちいちツボにハマるんですよね(笑)殺陣の動きも良いしねえ。いやいや今回も、じゅんさん見れてよかった。

で、五右衛門の古田新太さんですが、さいしょ、主役のわりに出番少なくない?と思ったのですが、やはり格段の存在感と面白さ、古田さんがいると舞台の重量感がぐんと増しますね。
もう、出だしから××とか、反則でしょ(笑)。クガイ(北大路さん)との最後のやりとりのとことか、ぐっときましたが、さいごに不二子…じゃなかった真砂のお竜(松雪さん)に全部持ってかれちゃうとことか、古田さん版五右衛門らしい。
おぉ、そういえばさいごの戦いのとこで、五右衛門・お竜・カルマ王子(森山未来くん)・岩倉左門字(江口さん)が名乗りをあげるんだけど、これが「白浪五人男」で笑ったね。めちゃくちゃ格好いいんですけど(古田さんの歌舞伎口調は上手かった!)正真正銘パクってるっていう、その姿勢が笑えるの。

カーテンコールのときには、コンサートのアンコールみたいになって、会場はずっと手拍子だったし、演奏はガンガン鳴り響くし床も鳴ってるし、大盛り上がり〜でした!(これって新感線の原点よね♪)
あーなんかこういうの、観た後に爽快感があっていいですねえ!
深く考えさせられるのもいいですが、この暑い時期、仕事も忙しい時期、これですっきり発散できた!って感じで。ほんとに楽しませていただきましたよ。happy01scissors
あ〜楽しかった!
新感線、また行きたいです!良かったよかった。笑。

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