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2008/09/29

九月の歌舞伎座・夜の部

9月26日、3階にて観劇

「近江源氏先陣館 盛綱陣屋」は都合で見ませんでしたが、「鳥羽絵」「河内山」を拝見しました。

「鳥羽絵」、清元の舞踏ですが、わかりやすくて楽しくて、単純なお話が親しみやすい。どちらかというと私は、舞踊だけって少々苦手coldsweats01なのですが、単純なだけにまあ楽しめました。
鷹之資くん本当に大きくなりました。「鷹」なだけあって(笑)なかなかお上手です。お父様の(とんびの…?笑)富十郎さん、成長してゆく息子さんとこうして舞台にたつこと、嬉しいでしょうねえ。親子らしい息のあったところを見せていただきました。
…超余談ですけど…亀治郎さんの舞台でのこんな姿を、見ることできるんでしょうかねえ。。なんだか遠い目になっちゃうわーgawk

「河内山」、以前に團十郎さんの河内山で観たことがあります。そのときは、台詞のなかに「あちゃ〜」とか「てへっ」なんて言葉が聞こえてきそうな愛嬌の河内山でした。(私だけ?)
吉右衛門さんの河内山は、愛嬌ありつつももう少し堂に入った感じで、ふてぶてしくて肝がすわってて、必要悪な雰囲気で魅力的でした。
ことに、玄関先の場での最後の「悪に強きは善にもと…」の台詞、格好よかった!台詞のもつ独特のリズムが威勢良く流れるようで、河内山が腹の底から語っていると感じました。
また、先のエントリーでもちょっと触れましたが、この台詞の前には「たっぷり!」「名調子!」「待ってました!」と威勢のいい大向こうがいいタイミングでかかりましたし、台詞のなかに「今日は千穐楽だ…」などとサービス台詞も入れて下さったり(しかもそんなことしてもこの台詞のリズムは崩れない!)して、客席やんやの大喝采でした。
河内山は、痛快な気分にさせてくれるお芝居ですが、吉右衛門さんの河内山、まさに痛快で、今月の千穐楽さいごの演目としてまさにうってつけ。とても心地よく弾むような気持ちで歌舞伎座をあとにいたしました♪

200809262104000

来月は芸術祭。またまた豪華な布陣で楽しみでございますhappy01
やっぱり歌舞伎って、楽しい!

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