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2009/12/21

母が観た歌舞伎座

片づけものをしていると、思わぬものに出会う時が多くある。
先日、16年前の平成5年の一月、歌舞伎座の筋書きが出てきた。
母が行ったのだろう(父は、そういう趣味がない)
もちろん、歌舞伎歴はここ3年ほどの私は、全く歌舞伎など観ていない頃のものだ。

うわあ、とばかりに思わず片づけを忘れて見てみると、

勘三郎さん(モチロン当時は勘九郎さん)の一条大蔵卿、常盤御前はなんと雀右衛門さん!
当り前のように、歌右衛門さんや羽左衛門さん、先代三津五郎さんが出演されている。
まだ助五郎さんだった源左衛門さんや、四郎五郎さんもいる。
私にとっては、夢のような、一度は観てみたい役者さんが、豪華に並び立っていた。

そのころはその方たちが、一線で活躍されていたのだから、当然と言えば当然なのだけれど、
いまの私にとっては伝説みたいな方々なのである。

それとともに、今まさに一線で活躍されている役者さんたちは、このころはまだまだ中堅どころだろうか。
筋書きの写真をみると、猿之助さんも段四郎さんも團十郎さんも、若~い!
おまけに、勘太郎くん七之助くんが出ているんだけど、ふたりとも小学生のヒヨッコですよ~!happy02
もーかわいいのなんのって。
芝のぶちゃんもいましたが、美少年です~!
ちなみに、段之さんもいましたけど、いまと写真変わってない…coldsweats01

おまけに、筋書きの中の特集インタビューが、文楽人形遣いの吉田玉男さんですよ~!
もう、たまりませんheart02

うはうは♪

…って感じで、とことん、見入ってしまいましたが、
このころ母は、最晩年。
きっとこれが、最後の歌舞伎座での観劇だったのでは。

楽しかっただろうなあ。
母の目に、歌舞伎座は、どんなふうに映っていたのだろう。
こんなことを思えるのも、歌舞伎座の歴史ですよね。

その頃の歌舞伎座、いまの歌舞伎座。
そして、これからの歌舞伎座。

さよなら公演もいよいよ佳境。
いろんなひとの思いをのせて、最後まで魅せてほしい、魅せられたい。
…そんな思いであります。

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コメント

>みゅぅ様、連続コメントありがとうございますconfident

だんだん年をとってくると(笑)家族のこととか、たくさん知りたくなってきますよね。
若いころは気にもしていなかったのに不思議なものですね。

将来登場するかもしれないみゅぅさんのお子さんのためにも、(いやそれがなくても)これまでの経験は、ほんとうに大切にしたいものです。

素敵なお話ですね。

「書きまつがい」では、恥ずかしいから処分…と書きましたが、子供が出来たら残していても良いかも…と思っちゃいました。
あっ、でも、片付ける子供は大変ですよね。
処分していた方がいいのかな…。
なんて、子供がいない今から心配することじゃないですよね。
いなかったらそれこそ処分しなくちゃいけないですものね。

私もこの歳になって、両親に「あのときどうだったの?」と聞くことが多くなってきました。
育ってきた過程って、自分はその時その時をがむしゃらに生きてきたので(いろいろ考える余裕が無かっただけですが)、「親はどう見ていたんだろう」「どう思って私に接してたんだろう」って知りたくなります。
母親は大抵「何も考えてなかった。私も仕事と子育てと家のことで精いっぱいだったから」って言いますけどね。

>なおち様、コメントありがとうございます!happy01

本当だ、クリスマスプレゼントですね!
なんだか心が、ほっこりしましたもの。
なおちゃんの「寄生獣」にもタイムマシン気分を味わいましたよん♪

私からも、ちょっと早めの、
メリークリスマス!bell

それはまちがいなく、お母様からの
時を超えたクリスマスプレゼント
ですねpresent
今だからこそ、の。
ちょっとしたタイムマシン気分をも
味わえたのではconfident

素敵過ぎるエピソードに心があたたかく
なりましたshine
少し早いですけど、メリークリスマスxmas

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