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2010年1月

2010/01/28

獅子虎傳阿吽堂vol.5松

1月29日 世田谷パブリックシアター

獅子虎傳阿吽堂に行ってきました。
今回は、ゲストに太鼓奏者の林英哲さん、お能シテ方観世喜正さん、歌舞伎からは片岡愛之助さん。
レクチャーとお能一番、歌舞伎舞踊一番、という構成で行われました。
まずはレクチャーから。

レクチャー

まずはご兄弟お三方、舞台に登場。
今回の舞台は、能舞台のようなかたちで奥に橋懸りのような廊下?があり、階段を上って幕にはいる形式。
舞台の奥行きがあるので、通常なら舞台の裏である部分も見えているという感じ。
そして、三方に客席がある。
お三方の自己紹介をしたあと(ご兄弟であること、ご兄弟でお能・歌舞伎のお囃子方をなさっていることなど基本的情報ですね)、ゲストをおひとりづつご紹介。

林英哲さんは、世界で活躍する和太鼓奏者で、日本で初めて和太鼓という民族芸能の楽器を、“板”の上(舞台)に上げた方であり、日本で初めて“ソロ”で和太鼓を演奏するようになった方である。
ご本人いわく、民族芸能は内にエネルギーを秘めている伝統芸能と違って、汗を流して体力を使って、めいっぱいやってなんぼ、というもの。ちょっとアウエーな感じではあるが、頑張ります、と。
そして英哲さん、舞台袖へ。

次にお能シテ方、観世喜正さん。
お能は五流あって、各流派によって表現が違い、実は今週末(だったかな?)の公演では、宝生流と並べてお能を披露し、見比べることができるという趣旨のことをなさるそう。(残念ながらチケットはすでに完売)
今日は「高砂」という、誰でも知っているが、その全貌(?)はあまり知られていないものをやります、と。
実際、客席に向かって「高砂」をよくご存じの方、と聞かれましたが、手を挙げた方、あまりいませんでした。

最後に歌舞伎方、片岡愛之助さん。
愛之助さんは「老松」を披露してくださいますが、歌舞伎役者は拵えをして、白塗りをして、舞台にたっているので、素顔で出るのは(本日は素踊り)ことのほか恥ずかしいそう。
できれば顔だけでも白く塗りたい、とおっしゃってました。
「そういえば玉三郎さんも、同じことおっしゃってました」と傳左衛門さん。
(以前、亀治郎さんも、素顔で出るのって裸で出てるみたいな気がするとおっしゃってましたね)
「でも楳茂都流のお家元になったでしょう、それは素顔で踊りますよね」と傳左衛門さん。「そうですねぇ、少しづつ慣れてきましたけど」
そして、今後の出演スケジュールをお話して、舞台袖へ。スケジュール、10月まで一杯でしたよ。発表できるものでそれだけですから、きっとかなり先まで詰まっているのでしょうね。

さてゲストのなかでひとり、袖に引っ込まなかった喜正さん、実はこのあと喜正さんによる「高砂」の謡のご指導がありました!
まず姿勢を正して。
声はお腹から。
それだけです。
といって、喜正さんのあとについて、客席みんなで声を出しました。
最後の二節は、謡の調子が複雑でなかなかできませんでしたが…みんなで声を出して謡う「高砂」、けっこう頭に入りましたね。
楽しかったです。
客席が謡いおわったとき、傅次郎さん「宇宙がみえた~!」っておっしゃってましたよ(笑)


…と、ここまでで、なんだか長くなっちゃったので、英哲さんによる和太鼓演奏、能「高砂」、素踊「老松」についてはまた後ほど~。

2010/01/27

浅草おもいつくまま・一部

1月26日、浅草歌舞伎千穐楽(一部・二部通し観劇)の簡単な感想を思いつくまま。

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正札附根元草摺(しょうふだつきこんげんくさずり)
亀治郎さんと勘太郎さんによる舞踊。お正月に多く上演される蘇我もののひとつですが、おふたりとも踊り巧者なので、とてもとても見ごたえあり。
亀治郎さんは今回の浅草、女形として出ていない。すべて立役である。
以前は線の細い印象で、立役とはいえ、そういう雰囲気の役どころのほうがしっくりきたが、ここのところの亀治郎さん、大きさが出てきたように思う。
勘太郎さんの朝比奈、これまた格好良かった。大ぶりな力強さに満ちていて、型もきまっており、観ているほうも力が入った。
そして、お二人を後見として支える、段一郎さんといてうさんが、これまた素敵。気配を消しながらも気を抜いてない真摯な目配りが、とても印象に残った。
いてうさんは今月、歌舞伎座でも後見をなさっていたような気が…?たいへんなお役目ですね~。

元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿
愛之助さんの綱豊、亀治郎さんの助衛門の丁々発止、のめりこんで観てしまった。
台詞劇での盛り上がり、演技力がないとモチロン盛り上がりなどのぞめない。
おふたりとも素敵~heart04
仁左衛門さんの監修だというけれど、さいきんの愛之助さん、お顔立ちは全然ちがうのに、ふとした表情(しかも、ここぞというときの)が仁左衛門さんを彷彿とさせる。これが、ものっすごく、いいのだ!
江島の亀鶴さん、亀鶴さんの女形って、初めて見たような気がするが、なかなか良かった。貫録もあるし懐の大きさなんかも、よく出ていたように思う。
冒頭、ふたりの腰元がお喜世をいじめるシーンで、段之さんがこれでもかとばかりにお喜世をにらみ続けているので、客席は大ウケ。段之さんて、ときどきそういうお芝居、しますよね~coldsweats01
休憩時間に、お隣に座ってらした方に「あの腰元はどなたですか?」と聞かれたので、亀治郎さん(正確には段四郎さんの)とこの方とご説明。「とても面白かった、これから要チェックだわ」なんて、おっしゃられていたhappy01ホント、インパクト大だった。
その方は、そのあとの演目で真面目な顔して亀治郎さんの後見してたひとと同一人物だって、おわかりになったかしら?笑。
最後の場の、愛之助さんが能舞台に向かう姿がとてもステキで、姿が消えたあとも、ずっと目で追ってしまいましたわconfident

忍夜恋曲者 将門(しのびよるこいはくせもの)
七之助さん勘太郎さんによる舞踊。
七之助さんの滝夜叉は妖気漂って美しかった。
七之助さんは、いつも思うのだが、美しさも色気もあるのに、なぜか固い印象。以前はもう少し柔らかみがあるといいなと思っていたが、最近は、それがこの方の持ち味なのだなと思い、それならばその方向で熟成されてくるといいと思うようになった。
勘太郎さんも、先の朝比奈とは大違い、そこはかとなく色気の漂う二枚目で、さっきとは体の線さえ変わっているような印象。勘太郎さんの踊りには、いつもほれぼれする。

一部の三演目、どれも良かった。
私は一部はこの日初見だったのでわからないけれども、このひと月で、舞台は相当成長されたのではないか。
そんな充実感が、そこここに漂っていた。
私はことに、「元禄忠臣蔵」の愛之助さんと亀治郎さんのやりとりが、素晴らしく心に残っている。

二部の感想は、また後ほど。

2010/01/26

浅草お年玉ご挨拶

本日、千穐楽!

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一部・二部、通しで行って参りました!
ミーハーなワタクシとしましては、お年玉ご挨拶からご報告~!happy01


【一部】愛之助さん

定式幕がめくられると、その後ろに平伏して、愛之助さん登場。
「かくもにぎにぎしき…」といつもどおりの挨拶…のあと、やおらマイクを握り(私、マイクが舞台に置いてあるのに気付かなかった!)立ち上がって、
急にくだけた口調で「いやいやいや…」と。
会場、大爆笑。

まず、「そうですねえ、今日は会場の方にインタビューを」と、質問をつのり、そのうちのお一人をあてて客席にストンと降りてインタビュー。
この「ストン」に、客席ワキワキheart04
どこからいらっしゃったのですか、とか浅草はいかがですか?とか。
お客さんからの質問は、「ひと月間浅草で公演をやってきて、どの役がいちばん印象に残っているか、出来はどうだったか」(だったと思います、質問内容がよく聞こえず、愛之助さんのお答えからの推量です)
愛之助さん「う~ん、これは私のファンの方でないと興味ないんじゃないか…」と苦笑しながら(いーえっ!そんなこと、ありませんっ!)
浅草では、若手の公演、ここ何年間か同じメンバーでやっているので、自分たちでいろいろ工夫してやりとりしたりして、たいへんやりやすい。
また、大きなお役をやらせていただけるのもたいへんありがたいし勉強にもなる。
今回の綱豊は、仁左衛門に教わっているが、まだまだ足元にも及ばない。
出来は、観客の皆様に判断していただくものなので、ここでは控えさせてください。。。
とのこと。

このお話をしながら、客席に降りていた愛之助さん、途中でひらっと舞台に飛び乗って、これにも客席は大喜び。
自分のそんな行動で、色めき立つ客席に、愛之助さんすこし照れたふうでした。

そして、今日の千穐楽、このようにたくさんのお客様にご来場賜り本当にありがたく嬉しい、会場に初めて歌舞伎をご覧になる方はどれくらいいらっしゃるか(けっこういらした様子)、初めての方にはぜひ面白いところでは笑って、哀しいところでは泣いて、良かったらどんどん拍手をしてください、と。
どんどん拍手をするために、拍手の練習をしましょう!と、
1階、2階、3階に分けて、最後に全部まとめて、拍手~っ!と音頭をとり、みんな笑いながら拍手して、会場を盛り上げました。
そんなふうに温めたあと、ふたたびかしこまり、舞台中央に正座して、「隅から隅までず・ず・ずいぃと~!」のご挨拶で締め。

一部のときの私の席、3列目センターブロック少々花道より。
花道にもきて話してくださったりしたので、嬉しさ5割増し!
相変わらず、謙虚で、すぐに照れちゃう、なんだか可愛らしい愛之助さんなのでしたlovely


【二部】亀治郎さん

これまた定式幕の後ろから、いつもの型で登場し、まずは千穐楽のご挨拶。(かくもにぎにぎしく…ていうあれね)
亀治郎さんの隣には、男女蔵さんの羽子板が。
さっそく、羽子板の話にうつる亀治郎さん。
「6日前から、この第二部で、羽子板プレゼントというのをやりまして…6人分あったのですが、今日の千穐楽には男女蔵さんのが、残っております!」
箱にはいった、チケット半券で抽選会。
亀治郎さん、箱の中で暫く手をぐるぐると動かしたり、チケット半券の山をかきまわしたり、じらします。
「当たるように、念を送ってくださいよ~!」なんて、客席をあおる亀ちゃん。
その中から一枚、引き当てると、それを見て、そして会場を見て、亀治郎さん、ニンマリ。
会場は、ドキドキ!
「…1階の方です!2階、3階の方、残念でした!」
会場にオォ~ッ!とどよめき。
「…1階の…“き”列です!」
またもやオォ~ッ!
「…20番台の方!」
ウワァ~ッ!
「…10番台の方!」
…エッ?
「…残念でした!」
会場、なんだぁー!とかいやーん、みたいなどよめき(笑)
結局、ひと桁台の方に羽子板が当たり、亀治郎さんから直接手渡され…(いいなあ~!)その方とっても嬉しそうでした。

さてプレゼントのドキドキが終わったあとは、すっかり評判の、「袖萩祭文」の亀治郎ふう前説?に入ります。
このお話、確かにとても複雑なので、見取りで袖萩のくだりだけ上演されてもよくわからないところがたくさんあります。
登場人物の紹介からその因果関係、なぜそのような感情を持つに至ったか、あるいはその当時の武士道の考え方から生まれる悲劇の解説など…。
とても簡潔に、順序だてて、わかりやすく、お話してくださるうえに、
お話のしかたが、まるで講談みたいに面白くて、リズム感も抜群!
亀ちゃん、弁士にもなれるよ~!
「…というところから、このあとの舞台は、始まります!」
と、長い解説にピリオドを打ったときには、客席は大爆笑・大喜び!でした。

そして携帯電話の注意も忘れず行い、千穐楽を迎えられたお礼も述べ、楽しんでいってください、とご挨拶を締め、また幕のうちへ。
亀治郎さんは、マイクを使ってフレンドリーにしゃべるというシーンはなく、終始舞台中央にすわってのご挨拶でしたが、話の進め方だけで緩急をつけ、さすがの巧さでしたshine
なにより、この第二部の私の席、3列目、センターブロックのそのまたセンター付近でしたので、ご挨拶している亀治郎さんが、目の前~!
ワッキワキ!でございました~lovely


…ということで、とても素敵なおふたりの、超ミーハー・お年玉ご挨拶のご報告でしたbleah

2010/01/25

初春大歌舞伎・昼の部

ちょっと日にちがたってしまったのですが、20日にみた歌舞伎座昼の部の感想を少し。

最初の演目「春調娘七草」は初めて拝見しましたが、蘇我ものなのに、なんだかはんなり、お正月に似合う感じ。
静御前と蘇我兄弟がともに踊るという趣向もめずらしく、わーキレイといってるまに終了、という。wink
福助さんの静もキレイでした~confident

「梶原平三誉石切」、幸四郎さんの景時が、想像以上によくて、かなり感情移入して観てしまいました。
ことに、刀の目利きのシーンは、美しくて良かったなあ。
台詞も、今回はよくききとれましたし。
そして、梢の魁春さんの風情がとても良く、このお役に合っていました。父親の六郎太夫の東蔵さんとともに、よい味わい。
秀調さんが囚人の役とはびっくり。私のなかの秀調さんのイメージはとってもノーブルなんですが、でもさすがに役の幅が広くて、しっくりしていました。
いままで何回か観ている演目ですが、今まででいちばん、感情移入できたかも。

そして「勧進帳」、これが良かった!
とっても、良かった!happy02
いままでに何度も観ていて、そのたびに感動するのですが、回を重ねるごとに「あぁ今まで、わかってなかったなぁ」と思い、新たな気づきがあるのです。
歌舞伎を見始めたころは、とても格式ばっていて難解に思え、この演目が人気演目であることがなかなかわからずにいたのですが、最近やっと、なるほどと思えるようになりました。
観るごとに、味があるのです。
今回は、勘三郎さんの義経が素晴らしく。
勘三郎さんて、市井のひとのときなんかはすごく人情味あふれていますが、こうした上品なお役も、ぐっと抑えた感じでとても素敵。
また、梅玉さんの富樫、これがまた良かったのです。
梅玉さんて、義経のイメージでしたので、配役をみたときに「え?富樫?」と思ったのですが、厚みも情もあって、ものすごく良かった。
團十郎さんの弁慶は、いわずもがな。
役者も揃って、そのバランスもよい、素晴らしい舞台でした。
観れてよかった!
「勧進帳」、大好きです!

昼の部さいごは「松浦の太鼓」、この吉衛門さんがまたまた、良かった~!happy02
威厳があって、情が深く、正義感の強い、松浦慎信というお殿様の、ちょっとおちゃめな風情もよく出ていました。
源吾の梅玉さんがこれまた良く、いままで線の細いイメージをくつがえされ、新しい発見をさせていただきました。

初春大歌舞伎は、昼夜ともに、大満足。
じつはこの前の日の夜の部、雀右衛門さんが出演なさったと聞き、もしこの日も出られるなら、夜の部も通しちゃおうかと色めきたったのですが、残念ながらこの日の出演は、なしでした。
その後、また休演が続いているようですが、明日の千穐楽には出られないのでしょうか?
おからだ第一ですが、拝見できないのも淋しいものです。
今後も健康に、日々お迎えなさいますように!

…明日は各座、千穐楽!
私は、浅草にまいりま~す!happy01scissors

2010/01/24

清塚信也ピアノリサイタル

1月23日 杉田劇場

プログラムは、私でも知っている、よく知られた曲ばかり。
開演チャイムが鳴り、客電が落とされ、しんとしずまった会場に登場していきなり弾き始めた清塚さんは、ノーブルで繊細な雰囲気。深い感情のひだでピアノを弾く方のようにみえました。
ひたひたと、こまやかな音のひだが、さざ波のようにおしよせてきます。

が!
間にトークが入るのですが、これがとても面白いのですheart02
作曲家たちのサイドストーリーとか、エピソードなどをお話してくださるのですが、楽しくて興味深いお話ばかり!

この日のプログラム前半は、ショパンやリストの曲でしたが、ショパン生誕200年の話からはじまって、ショパンの同い年の作曲家・シューマンのエピソード(彼はとても波乱万丈の人生だったのです)、地味で人見知りだったショパンの性格のこと、それに比べて派手好きな技巧派であったリストの話など…。

なかでも興味深かったのは、ショパンのエピソード。
当時、作曲家は、オーケストラが作曲できて初めて認められるような風潮だったっそうで、あまたいる作曲家たちはみなオーケストラの曲を書いたそうですが、ショパンはひとつも書いてないそうで。
彼は世間とか、名声とか、そういったものにいっさい興味がなく、また人見知りでたいへんそっけなかったそうです。
今私たちが「別れの曲」とか「雨だれ」といったタイトルで親しんでいる曲は、すべてあとから付けられた名前だそうで、本人はすべてナンバリングをふってただけだとか。(ほんと、そっけない~coldsweats01
「だから、いま僕たちが『別れの曲』とかいってても、本人は『別れの曲じゃ、ねえし!』って思ってるかもしれません」(笑)とは清塚さんの談。
情感たっぷりの曲調から、勝手に描いていたショパン像とは大違い!coldsweats01

私にとっては初めて聞くようなことばかりでしたし、清塚さんのお話のしかたがとても楽しいので、終始笑いっぱなし!happy01
おまけに、ひとしきりのお話のあと「次の曲はなんでしたっけ?」と客席の方に聞かれ、曲名を伝えられると、「あぁすぐにその曲にいけないなあ、その前に一曲」と、プログラム外の曲を弾いてくださっちゃったり!
感情の流れでそうされたのでしょうが、私にとっては超ラッキーなできごとでしたnotes

後半、ピアノの上にプログラムが置かれていたらしく、清塚さん、それを手にとって、「このとおりに弾く、ってことかなあ(笑)後半は、余計なこと、しゃべりません!」coldsweats01と、冒頭に後半のプログラムへの思いをすこし話してくださり、そのあとは宣言どおりお話なしで、演奏・演奏・演奏!

宣く、このプログラムのテーマは「旅」だと。
作曲家の生まれた国、育った環境、育まれた感情はその曲に生きている。
それを感じ取って演奏することで、自分はいろいろなところに「旅」をすることができるんです。
それを皆さんにおとどけできたらと。
(大意です)

演奏は、曲を追うごとに、繊細さにくわえ情熱がどんどん加速していき、私も加速して惹きこまれてしまいました。
興奮さめやらぬ会場に、ふたたび現れた清塚さん、アンコール曲はちょっとジャズ風アレンジの、いろいろな曲をおりまぜた曲(ロンドンデリーの歌・星に願いを…など。清塚さんのオリジナルアレンジなのでしょうか?)
とっても素敵でした。

いやいやまさか…こんなに家の近所で、こんな小さな(でも設備はとってもいい!)ホールで、清塚さんを聴けると思ってもいなかったので、本当に素敵な夜になりました。
私も、清塚さんの曲を聴いて、感情や情景や、光や音色や香りや空気や、いろいろなことを感じて、たくさんの「旅」をさせていただきました。
ほんとうに、ほんとうに、感謝!です。

きけば杉田劇場では、毎年年明けにコンサートをされているそう。
来年も、きっと行こう!と思ったワタクシでしたheart04

ラプソディー・イン・ブルー


↓この日のプログラムです。

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2010/01/23

清塚さん→DMC

今日は、清塚信也さんのコンサートに行きました!happy01
以前から行ってみたかったのですが、なんとこの日は、我が家の超近所の「杉田劇場」というところで、コンサートが行われるということで、それならばなんとしても行かなくちゃ!
と、チャンスをいただいたのでありますnotes

清塚さんは、若手の新進ピアニストですが、とくにクラシック音楽に詳しくもない私が、なぜこの方のことを知ったかというと、なんのことない、松ケンくんつながりなのです(相変わらずのミーハーでごめんなさいっcoldsweats01
松山さんが映画「神童」でピアニストの卵の役をやったときの、指導およびピアノ演奏シーンの吹き替えをされたのが清塚さん。
その後ふたりは大親友となり、松山さんが雑誌で連載している「松ケントーク」なる対談企画に、なんと二度もご登場~!
お二人で興味深いお話をたくさんされていたので、ぜひこの方の音楽を、聴いてみたいと、思っていたのでした。

はたして、コンサートはとても素晴らしく、とても楽しく、会場でお買い求めのCDにサインまでいただき、すっかり感動して帰ってきたのであります。
(その感想はまたのちほどheart02

で、そのあと地上波初登場の、松山さんの大ヒット映画「デトロイト・メタル・シティ」をみました。(そのときの感想はコチラ
松山さんつながりな流れだったんですが…
なんという世界観の違い!笑!
テレビでは、この映画にとって重要な、超お下品な台詞がぜ~んぶ「ピー音」(のかわりの動物の雄たけびの声!)だったので、面白さ半減でしたけど。
まあテレビじゃ、ながせないよね~。最後のライブシーンも含め、これはやっぱり、映画館で見なきゃ!ですよ。
松山さんの演技力は、やっぱりさすがで楽しめましたけどねwink

さっきまでの清塚さんの、とってもノーブルな雰囲気から、急転直下、メタルな世界に~!coldsweats01

松ケンつながりでありながら、180度違った世界につれていかれた日でありました~coldsweats01coldsweats01

2010/01/22

オーシャンズ

本日初日の「オーシャンズ」
ひょんなことから、仕事帰りに盛り上がり、行ってきちゃいました!happy01penguin
(なんで初日が金曜日だったんでしょ?)

予告編でも迫力ある映像を見ていましたが、凄いスゴいのオンパレード!
あんな海の中で、あんなに近くで、よく撮影したものだと感心しきり。

海の中で、球体になっているイワシやアジの群れ。
それをめがけて、これまた凄い勢いで泳いでゆくイルカの群れ。
イルカの“狩り”の最中に、上から餌を狙う海鳥たち。
すべて、生きていくための戦いです。

新たに産まれた命を、慈愛をもって育む母親たち。
イルカも、クジラも、アザラシも、子供のために命懸けで餌をとり、子供が生きていくために泳ぎや狩りを教え、そして一緒に遊んだり休んだり。
大きな前ヒレ(というのかなぁ?)で赤ちゃんを包むアザラシのお母さんの姿は、そのまま、おくるみの赤ちゃんを抱く人間のお母さんのようでした。

いっぽうで、ひとりで産まれ、生きていく子供たちもいます。
海岸に産み付けられた卵から孵化したウミガメの子たち。
砂の上に姿を現し、水辺に着くまでに、たくさんの子たちが海鳥に食べられてしまいます。
無事に海中に辿り着けても、また新たな敵の餌食になるのでしょう。
勿論、そうなっても「種」がキチンと保存されていくように、数は確保されているのです。
残酷なようですが、これにへんに手をくだすと、自然のバランスを崩してしまうのです。

それを自己の都合で崩してしまうのは、人間でした。
美食の極み、高価に売買されるフカヒレを求め、乱獲し、ヒレだけを切り取ると、手足をもがれたサメはまだ生きているのに、そのまま海中に捨てられてしまう。
なんとも痛ましい映像でした。
このシーンはCGで撮られたというけれど、実際そういう事例は数多くあるのでしょう。
生きるために食べている、ほかの生きものに比べたら、なんと傲慢なことでしょう。

見ていくうちに気付いたのは…
これは、真摯に懸命に生きる生物たちと地球の記録だということ。
その正直さ、ありのままに生きる姿の前には言葉もありませんでした。

撮っている方達も、それを感じ、正直に自然に向き合い、人間の傲慢を反省し、そうならないよう訴えようとしたのでしょう。
それに費やされた努力や苦労や時間やお金…たいへんなことだったでしょう。
けれども自然界の「正しい」循環を訴えつつ、その中に微かに、ほんとに微かに、ですよ、そんな映画を撮ったことが凄い、という自負心が潜んでいるように感じられてしまいました。
それは製作者の気持ちではなくて、「宣伝」のもたらすものだったかもしれません。
人間は、とかく「お金」のために動いてしまいがちということも、ちょっと感じてしまったのでした。

けれども掛値なしに、この映像はすばらしく、自然の前には謙虚にならずにはいられないことを、体感できます。
自然のこと、生物たちのことをすこしでも理解するために。
ほんとうに、何度でもみたい、と思います。
皆様も、ぜひぜひ。できれば、宣伝CMとかの印象をぬぐってね。

2010/01/20

さよなら公演ファイナル

今日は歌舞伎座昼の部に行ってまいりました。

夜の部に、昨日ご出演されたという雀右衛門さんは、今日はまた休演despair
今後もいつご出演されるのか、はたまた難しいのかはわからないと、係の方の回答。
昨日いらした方、運がよかったですね!shine

3月・4月の演目のチラシが出ていましたので、取り急ぎご報告いたしますね。
いよいよ、歌舞伎座さよなら公演も、ファイナル!です。
演目のみで、出演者はまだ発表されていません。
他サイトさんですでにご紹介済みでしたら、ご容赦を!

噂通り、3部になりまして、チケット代は据え置き~!
ということは、トータルでみたら…
出費がイタイかも~sweat01

201001201958000

うーんわかりにくい…
↓ 参照!

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2010/01/18

ヨコハマさんぽ

日曜日、
なんと嬉しいことに、とても早く仕事が切り上がったので、
久々にヨコハマさんぽに参りました♪

山下公演から中華街を経て元町へ。

happy01notes

山下公演でぶらぶらし、景色や風や陽のひかりを楽しみ
中華街では大好きなエビワンタンnoodle
お気に入りの中華菓子と肉まんもお買い上げ♪
そして、元町でウインドウショッピング。

と、昔からの定番コースを久々に満喫しちゃいました~notes

長年、このあたりに来ていなかったので、昔馴染みのお店がいまもあるか
ちょっと心配でしたが、なんの!
私がよく立ち寄っていたお店は、健在でしたshine
嬉しかったな。

どんどん変わっていく街並みが多い中、
かなりの確率で変わらずにいてくれているこの街並み、
やっぱり、帰ってきたなと懐かしく思います。

でも新しいお店やビルもずいぶん増えて(当り前ですけどsweat02
昔は閑散としていた裏道まで、ひとでいっぱいだったのには
ちょっとびっくり!でした。

こんどは、もう少しゆっくりと散策できるよう、
お休みの日に行きたいと思いますconfidentshine

やっぱり、I love YOKOHAMA!
でございますわheart04

2010/01/17

もう15年

昨夜、淡路大地震のドラマ(半分はドキュメンタリー)を見ました。

もう15年も経ったのか、と思います。
ずっと関東に住んでいる私にとっては、遠く離れたところです。
あの日は休日でしたので、朝寝坊をしていて、でも一度は普通の時間に目を覚ましてなんとなくテレビをつけて、淡路のことがニュースになっていたにもかかわらず、最初は「あぁまた地震があったのか」と、事態を把握せずに二度寝してしまいました。
再び起きたときに、たいへんなことになっているのだとようやくわかり、家人と急にあたふたしたことを、ようく覚えています。
あわてて関西に住んでいる親戚や友人に電話をしたけれども、全然つながらなくて、なにもすることができなくて、ただただ、じりじりしていました。

そんな時に、そのただなかにいて、あんなふうに新聞を出そうとしていたひとたちがいたことを、初めて知りました。

なにもできない、情報もない。
それがどんなにか不安を募らせる状況なのか。
そんななかで、なんとかして情報を届けようと、奮闘したひとたち。

考えてみれば、みんながつらかったはずです。
自分も被災者なのに、どうにかして自分の役割を果たそうとしたひとが、あのときどれくらいいたんだろう。
新聞社だけではなかったはずです。
やろうとしてもやろうとしても、様々な障壁に、阻まれる。
やるせない思いでいっぱいだっただろうと思います。

でも、頑張って、復興しようとした。生きていこうとした。
自分の、役割を、果たそうとした。
…胸をうたれました。

みんなが、「神戸、頑張れ!」と祈っていました。
当時オリックスにいたイチロー選手が、ユニホームの袖に
「頑張れ、神戸」というメッセージを入れて試合をしていた姿も
よく覚えています。

東京にも、いつ大型地震がきてもおかしくないといわれています。
そうなったときに、私は、なにができるだろう。
(この前の爆風でも動揺しちゃう私ですからねcoldsweats02
生きていこうとする力を、そして自分の役割への思いを、強く持っていたいなあと、
いやそれでもめげちゃうでしょうけど、
なんとか大丈夫な自分でありたいと願うのであります。

2010/01/16

能楽現在形・劇場版

1月15日14時~ 世田谷パブリックシアター

能楽現在形 劇場版@世田谷
に行ってまいりました!
今回は、3日間の公演、すべて観世流ですが、おシテが毎回異なります。
この日のおシテは、半能「高砂」八段舞 に関根祥人さん、能「邯鄲」に片山清司さん。

公演パンフレットに、パブリックシアター芸術監督であり、出演者でもある野村萬斎さんのご挨拶があり、曰く
「能楽堂を離れてこそ、能をじっくり見つめなおす機会にもなる。能舞台とは何か。能楽師とは何か。そして、能とはなんなのか」(大意)
そもそもこの「能楽現在形 劇場版」には、
「能は能か、演劇か」
といったテーマが常に掲げられています。

今日は私は、2階席最前列で鑑賞。
当然、上から舞台を見降ろす感じになるのですが、これが、萬斎さんのこの言葉を、より考えさせてくれるよいポジションでありました。
ことに「邯鄲」において顕著でしたので、その感想をすこし。

舞台の構成は、いつもの能楽現在形@世田谷の、あの三本に伸びた橋がかり(といっていいのか?)のあるものです。
左右に伸びているものが二本、後ろに伸びる一本。
これを上から見ることにより、空間構成が非常によくわかる。
シーンによって、後ろに伸びる道が見えなくなったり遮断されたりすることで、舞台の閉塞感・解放感といったものが、物語の展開に効果的にはたらいています。

そして、その空間にちりばめられる照明効果が非常によくわかる。
シーンによってさまざまに照明の色や効果が変化します。
舞台の床に表現されたり、舞台空間全体に構成されたり、平面と立体の効果をうまく絡ませて使用しているのです。

舞台装置は、松羽目にあたるものが、松の絵が描かれたスクリーンになっており、これもシーンにより上下に動く。ちょうど、すだれのような動きです。
そして、舞台中央には、物語の重要なアイテムの、寝台。
なんとこれが、せり上がる!
そしてこともあろうに、おシテの片山さん、面を付けている状態ながら、せり上がった寝台を素早く下りたり、飛び乗ったり!
この動きにもびっくりでしたが…(お怪我なくてなによりです)
何よりも、これが動くことでシーン転換し、緊張感が増したり空間の拡張性が強調されたりすることに、びっくり!

こうしたシーン展開への舞台効果の関与をつぶさに見ると、能は演劇なのだと、思わずにいられません。
同時に、能楽堂で観ている能のありかたは、これと全く違うことにも気付かされます。
能楽堂で行われている能は、シーン転換の具体的表現などありません。
すべて、舞台上の演者(お囃子方、地謡方すべて含め)の表現にかかっています。
でも、ここでは、とても具体的に、それを、つぶさに、見せられた…。

どちらがいいのか、また、この表現が能なのか?といったことは別にして、
これだけ舞台効果というものが加えられると、比較的楽に、観ることができる。
わかりやすくなるし、ドラマチックになるのです。
反面、能楽堂でみているときの緊張感や、自身のなかに生まれる膨大な想像・イメージといった楽しみは薄れてしまいます。
いつもならおシテの動きや謡の詞章に集中しているのに、劇場版では、いろいろなところに視点がうつります。
気が散っている、ともいえるし、興味が次々にそそられるので飽きない、ともいえます。

この舞台はたいへん楽しめたし、お能の役者さん(という表現に、あえてさせていただきます)のポテンシャルの高さも、いたく感じることができました。
が、いっぽうで、自分の想像力をかきたててくれる、引き算の能に、もっと会いたい、という気分にもさせられました。
「現在形」ということの、いろいろな意味を考えるとともに、「能」の表現とはなんなのか、考えさせられるきっかけを、与えていただきました。

2010/01/15

大向こうさん。

私がほぼ日参しているサイト「ほぼ日刊イトイ」で、
「大向こうの堀越さん。」という連載が、今日から始まっています。
ほぼ日ならではの視点から、大向こうさんにインタビューしています。
歌舞伎通とはまた違った質問があったりして、面白いです。

この連載、しばらく続くようなので、楽しみ~happy01heart02

コチラ


でもって、今日ワタクシは、「能楽現在形 劇場版」に、行ってまいりました。
久々の三軒茶屋ですから、お気に入りのパン屋さんにも行きました。
三茶界隈のお知り合いの方とお会いして、美味しいお店でお食事もしちゃいました。

そのお話は、またあとでゆっくりと。
bleah

2010/01/13

サムイ・パート2

今日も寒かった!bearing

私は、毎朝、起きるとすぐに(ベッドから出ないうちに)コップ1杯の水を飲む。
これにはね、「体を目覚めさせる」という効果と、「夜の間に濃くなっていた血液その他(?)をさらさらにする」という効果、などなど(その他にもいくつかあったけど、忘れたcoldsweats01)があるらしいのよ。
数年前にそれを聞いた私は、これなら面倒くさがりの私でも続くかなと、実行してるのだ。
けっこう続いているので、エライ!と自画自賛…bleah

…なんですが、
夜のうちに、朝飲む水を準備しておくのだけど、その水が、
朝になるとツメターーークなっている。
マンションに住んでるときは、こんなことなかった。
これだと、「目覚める」以前に、冷たすぎて、カラダがびっくりしすぎちゃうのよ~coldsweats02

なので、昨日から、熱湯をポットに入れておくことにした。
ポットといっても、スタバで売ってるみたいな持ち運び用マグなんだけど。
これは長時間たつと、温度は下がってくるので、朝になるとちょっとぬるいお水になっているのだ。

…これがちょうどよかった!

良かった良かった。

なにかと手間のかかる、古建築木造戸建ライフではあります。
楽しいから、いいんですけどねhappy01

2010/01/12

寒いサムイ

東京では雪が降ったらしいですね。
ヨコハマはずっと雨でした(たぶん)

もーう寒くて寒くて。
一戸建てはサムイ!
マンションのときは、暖房なんてほとんどといっていいくらい使わなかったのにー。

今はワタクシ、フカフカ・もこもこの室内用ブーツが必需品でございます!coldsweats01

でもそのぶん、季節が感じられます♪
庭には水仙、山茶花。
季節で変わる鳥のこえ、猫が屋根のうえを歩く音。
気温も風も、すごく身近です。

自然の声をききながら、ありがたく暮らしておりますよheart02
なんだか「日本むかしばなし」のおばあちゃんになったような気分です(笑)

2010/01/09

重力ピエロ

重力ピエロ 特別版 [DVD]

久々、家でDVDを観た。
「重力ピエロ」は前からみたかったのだ。

タイトルが不思議だったのだ。
私は原作を読んでいないから、まずそれに惹かれた。
出演者も、加瀬くん、小日向さんというのもとてもいいじゃない。
岡田くんは、あまり知らなかったけど、すごくキレイな子だなあと思って。

ストーリーは、せつなかった。
それぞれに、それぞれの思いを背負って、懸命に生きてきた家族。
背負わせたのに、それを面白いとしか感じていない相手への思いは、それは複雑だったろう。
むしろ、存在を感じさせない遠くに、その相手はいてくれればよかったのに。

その思いをどうしても、ぶつけられずにはいられず、してしまったことについてはなんともいえない思いがあるが、これはまぎれもなく家族の絆の話だった。
そこが良かった。

作中、印象的なコトバがいくつもあった。

「決められなくて、どうしよう、って神様に聞いたんだ。そしたら、『自分で考えろ!』って。それって、本当だよなあ。さすが、神様だと思った」

「おれたちは、最強の、家族だ。そうだろ?」

(サーカスで、空中ブランコに飛び移ろうとしてなかなか飛べないピエロを見て)「楽しい顔、してるわ。楽しい顔してるひとが、失敗なんか、するわけない」

ほんとうに、この家族が失敗しないで飛べたのか、作中では明らかにされてないけど、苦しみや重荷を背負ってなお、彼らは、家族の愛を信頼し、優しい顔をしていた。
それで、あのタイトルだったのか。

すでに亡くなった両親(小日向さんと鈴木京香さん)の写真が、かしこまったものでなくて、仕事をしてニコニコしているものだった(小日向さんは蜂蜜をとっている時のもの、京香さんはお庭にお水やりしてるもの)のも、とてもキラキラして印象的だった。

2010/01/08

事件です

昨日の夕方6時頃。
在宅仕事してた私は、暗くなってきたので雨戸を閉めた。
と、その直後、「ボワッ!」とすごい勢いで、雨戸が押された。

なに?
庭で何かが起こったのか、なにかが飛んできたのか。
そんなに強い風も吹いてないし、庭に大きなものも置いてないし。

おそるおそる庭に出て確認したけれど、何も起きてない。

と、少ししてすごいサイレンの音。

???
ドキドキしながらテレビをつける。

…と、家からは電車でふた駅ほどの場所で、工場の爆発事故があったという報道が。
え~っ。
爆風だったんだ!
しかもあの場所からで、家まで届くなんて!

びっくりでした。
とともに、それならば、近くのひとはさぞかし大変なことだったろう。
さいわい(?なのか?)けがをされた方も比較的軽傷ということだったが、
この工場は以前にも爆発事故を起こしている。
なんとしても再発防止してほしい。

それにしても、私ったら、爆風がちょっとあたっただけでこの驚きよう。
もっと大きな災害に巻き込まれたら、相当動揺しちゃうんだろうなあ。
なにごともないに越したことはないけど、
もっと腹をきめとかないといけませんねbearing

海老蔵さん奮闘!

1月6日、初春花形歌舞伎 @新橋演舞場

201001062143000

この日、昼夜通しで観劇。
さすがに疲れました~!
けれども役者さんたちはもっともっとお疲れ…しかも夜の部でひとり十役の海老蔵さん、たいへんなことと思います。

その「ひとり十役」で話題の、夜の部伊達の十役から。

いわゆる「伊達騒動」のお話ですが、内容的には「伽羅先代萩」に「かさね」、それにちょこっと「道成寺」がまざった感じ。
正直、お芝居に関しては別々の役者さんがやったほうが味わいはあったと思いますが、十役早変わりの連続にはやはり興奮いたします。

最初に海老蔵さんが口上で登場され、登場人物の解説をパネルでしてくださるのですが、これがなければわからないかも!というくらい、登場人物、入り組んでおります。
筋書きにも相関図がありますが、これ、必要ですっ!coldsweats01

海老蔵さんは仁木弾正からスタートしますが、この拵えの海老蔵さん、とってもお似合いだし、團十郎さんにそっくり!台詞の声も似ていて、なんだか嬉しくなりましたわ♪

歌舞伎の早変わりの手法には慣れているとはいうものの、さすがに十役ともなると、ひらりひらりと場面ごとに、変わったり戻ったり、いやいや忙しいのなんのって。
ここで変わるのね、って想像つくところもあるのですが、ええ~っいつの間に!というところもあって、次はどんな手でくるのかと、ワクワクの連続でした。
裏方さんはさながら戦場のようなのではないかと思いますが、そしてどんなに体力を使ってられるのだろうと思うと頭が下がりますが、観客としてはやんやの盛り上がりで魅せていただきましたわhappy01heart02

海老蔵さんは、やはり立役が素敵で一日の長があります。
二枚目も色悪も、それぞれに素敵。
海老蔵さんが出るだけで、舞台がパァッと華やかになります。

十役のタイトルのとおり、海老蔵さん大奮闘なのですが、脇をかためていた澤潟屋さんチームの方々もとても素敵でした。
ことに、京潟姫の笑也さんは、匂い立つような美しさ可愛らしさでしたし、猿弥さん弘太郎さんコンビはとてもいい味わいを出されていました。
千松役の子役ちゃんが、うまくてうまくて。泣かされるし可愛いし。この日は、交互出演のどちらが出ていたのかわかりませんでしたが(白塗りでお顔がわからないしイヤホンガイド借りてなかったし)、筋書きを見たらどちらも可愛い~♪そのうちの、三橋正暉くん、誰かに似てる似てると思ったら、阿部サダヲちゃんにそっくりなのでした(笑)もーホントに可愛いったらheart02

最後には、なんでだか道成寺になっちゃってcoldsweats01終幕を迎えるのですが、盛りだくさんの内容に、早変わりや宙乗りのエンタテイメント、たっぷり楽しませていただきましたhappy01notes
理屈抜きに楽しめる、新春にぴったりの演目でございましたわshine

この日の終演は9時40分近く。
予定表には9時半終演とありましたが、少々伸びた模様。
今後ご覧になられる方、お帰りには気をつけて、そして体力を蓄えていらしてくださいませ~happy01

2010/01/07

お正月は鏡餅でしょ!

明けて早や七日。

鏡餅も今日まで。
今年はなんと、松の内に、東京で歌舞伎興行している四座、すべてに行っちゃった~wobblyshineということで
記念に特大鏡餅!


まずは歌舞伎座
201001031806000

国立劇場
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演舞場
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…あれっ?浅草…
あったっけ?
初日のあまりの混雑で、見落としたかもしれません~sweat01
しかも…演舞場のはボケている…bearing

相も変わらず、年明け早々大ボケな私なのでございました~!coldsweats01

でも、お正月に各劇場に飾られている特大鏡餅を見るのは、とっても楽しみなんですよね!happy01shine

2010/01/06

2月の文楽

今日は、2月の文楽公演のあぜくら会先行チケット発売日だったのですが…

発売開始の10時にインターネット販売のスタンバイをし、首尾よくほぼ10時に入れたと思ったのですが、
お目当ての、3部「曽根崎心中」の、取れたお席がすでに…
真ん中くらいの位置!
shock
これが一番人気だろうから、最初に入ったのに~!
なんで~?と、意を決して他の席もあたってみるも、出てくるのはさらに良くない席ばかり。
前のほうが取れるかと思っていたのにweep
一度離したらまた同じ席が確保できる確率も少ないのだ。
あきらめて、かなーり、妥協の席を取る。

次に2部「大経師昔暦」にアクセス。
これは、住大夫さんが出るので、ぜひゲットしたかった。
こちらは比較的すんなり、まあまあの席が取れた。

にしても、いくら「曽根崎心中」が人気だからって、前のほうの席はどうやったらゲットできるんでしょう?
電話のほうがいいのかなあ。
でもつながったためしなし。

む~ん。また試行錯誤だわん。

歌舞伎といい文楽といい、チケットゲットには毎回汗と涙なのでありますcoldsweats01

2010/01/05

今日は国立

1月4日、国立劇場へ。
今年のお正月はかくも歌舞伎三昧となりました。

201001041121001

お正月飾りの入り口。
松の内は、開演前に獅子舞があるので、開演30分前には到着し、ロビーで獅子舞を待ちました。
袴を着けての、太神楽による本格的な獅子舞です。
私の地元でも、獅子舞が各家をまわってくれますが、これは消防団のひとによるもので、装束は半被姿、風情も踊りも雰囲気がまったく異なります。
すっかり楽しませていただきました♪

そして

通し狂言「旭輝黄金鯱」

でございます!happy01

まだ二日目とあって、こなれてないところもあったのかもしれませんが、お正月らしくてとにかく楽しめました。
さすが菊五郎劇団!happy01


以下、ちょっとネタばれあり?ご注意くださいませ~happy01

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2010/01/04

ジャッキー休演

1月3日、歌舞伎座夜の部に参りました。

到着するなり、場内アナウンスで
「春の寿、女帝役の中村雀右衛門は、体調不良のため休演させていただきます」

え~っ!wobbly

ワタクシのこの日一番の楽しみは、
一年ぶりの、しかもお正月の、そして歌舞伎座さよなら公演での、

雀右衛門さんだったのに~いsad

とっても残念でしたweep

どのようなご病状かわかりませんが、
どうか、たいしたことなく、数日で
復活できますように!
お祈りしています。

代役は魁春さんでした。
魁春さんも、雀右衛門さんの代役とあってはたいへんなことと思いますが、
素敵に華やかにいらしていただければなあと思います。

歌舞伎座の感想はまたあらためて。



1/5追記

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2010/01/03

浅草さんぽ

浅草歌舞伎に向かう道、もちろん雷門付近を通るわけで…

ものっっすごい、初詣の行列でしたよ。
交差点の中まで、人で埋まっていました。

昨日の相方ちゃんは、浅草歌舞伎は初めて。
お正月の浅草も初めて、ということで
やっぱり仲見世を歩いてみたい。
でも、ホントーに、それどころじゃ、ありませんでした。
開演時間もせまっていたので、お参りの時間はなし。
で、相方ちゃん、「ここからでもいいわ!キモチだもん!」と
浅草寺方向に向かってパン・パン!
…ちがうって、神社じゃないって。お寺だって。

日本人は、神社でもお寺でも、初詣、ですものね。coldsweats01

歌舞伎がはねたあとは6時を過ぎていたので、お参りの人も減り、交通規制も仲見世入場規制も解かれていました。
なので、待望の仲見世散策をし、その足でお食事に。

選んだのは、「浅草麦とろ・芋と串」
有名な、麦とろ屋さんの別館です。

こちらは、名物・麦とろももちろんありますが、その他にも、店名のごとく、串焼き料理があります。
串焼きにする野菜や魚・お肉を、かごに入れてテーブルまで持ってきてくれて、選んだものを調理してくれるという
ワクワク感のある演出!

かごに入ったものはどれも美味しそうで、しかも大きい!
私たちは、アナゴ塩焼き・アスパラ・下仁田ねぎ・とろろ芋・つくね 
などを串焼きで頼み、そのほかに揚とろ・スープサラダもオーダー。
名物という揚とろは、すりおろしたとろろを、海苔で巻いて揚げてあり、出汁をはったもの。
これはなかなか美味しい!
…というか、どれもこれも美味しくて、焼き物も薬味が豊富で、いろいろ試せてもりだくさんでした!

お腹がいっぱいになってしまい、肝心の麦とろをいただけなかったので、
近いうちにまた行きた~い!
と、相方ちゃんと唸っておりました♪

あまり美味しくて、写真撮るココロの余裕がありませんでしたわcoldsweats01

美味しい楽しい浅草さんぽでございましたhappy01heart04


そうそう、浅草歌舞伎で亀ちゃんグッズ発見!
携帯クリーナーでした。
亀ファンとしてははずせない!とさっそく購入しちゃいました~♪

201001022333000


2010/01/02

浅草

201001021448000

本年初歌舞伎は、浅草から。
第二部を観てまいりました。

「奥州安達原」、勘太郎さん奮闘。
こってり歌舞伎らしい、複雑な筋立ての作品を、浅草花形でやるなんて。
チャレンジだなあと思っておりました。
幾分の硬さが勘太郎さんにあるものの、千穐楽を迎える頃には、きっと厚みふくみのある袖萩に、きっとなっているであろう、のびしろの余白を感じる舞台でした。
祭文語りのところ、良かったよう。
勘太郎さん、本当にうまい。素敵。
そして、子役ちゃん(今日は宮永歩海ちゃん)もうまかった。感心しました。

「悪太郎」、楽しい舞踏でした。
亀治郎さんはやはり踊りがうまいし、魅せてくれます。
亀鶴さん、愛之助さん、男女蔵さんとの息もあってました。
「奥州…」が重いぶん、こちらでは楽しませてくれました。


今日のお年玉ご挨拶は、亀治郎さん♪
浅草歌舞伎は今年で30年、亀治郎さんが参加されたのはそのうち10年だそうで、三分の一を参加させていただいている。
この座組のメンバーとは切磋琢磨しあって、どんどん進化していっている、若手にはありがたい研鑽の場だと、お話になってました。
お約束の、「携帯は切ってください、静かなシーンにかぎって鳴るものです」と笑わせて、
くだけた感じはないものの、相変わらず話のうまい亀治郎さん。
やっぱり浅草のお年玉ご挨拶は、楽しみなのですlovely

浅草は、千穐楽にまたくる予定。
どれだけお芝居が成長するか、楽しみなのでございますnotes

2010/01/01

あけました

今年はいちおう喪中なんですが、やっぱりそこは…
あけましておめでとうございます!fuji
ですよconfidentshine

ワタクシの本年最初の行動は…
家のなかの神様にご挨拶をし
(古い家なので、いろんな神様が祀ってあるのです)
つつましくお屠蘇膳をすませ
ご近所にご挨拶をし
お墓参りにいき
そして、親戚のお家に遊びに行きました~!

happy01

なんか、すごく、お正月っぽい…。

あ、
初詣をしてませんが。

明日は浅草です。
いえ、初詣ではなく。
浅草歌舞伎でございます。

混んでるだろうけど、
余力があれば浅草寺の初詣にもチャレンジしてみようか…。

すごい!
お正月っぽいっ!

とにもかくにも…

皆様
今年もどうぞどうぞよろしくお願いいたしますconfident
いつもありがとうございます。
佳い一年にいたしましょうねnotes

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