« 初春大歌舞伎・昼の部 | トップページ | 浅草おもいつくまま・一部 »

2010/01/26

浅草お年玉ご挨拶

本日、千穐楽!

201001261503000

一部・二部、通しで行って参りました!
ミーハーなワタクシとしましては、お年玉ご挨拶からご報告~!happy01


【一部】愛之助さん

定式幕がめくられると、その後ろに平伏して、愛之助さん登場。
「かくもにぎにぎしき…」といつもどおりの挨拶…のあと、やおらマイクを握り(私、マイクが舞台に置いてあるのに気付かなかった!)立ち上がって、
急にくだけた口調で「いやいやいや…」と。
会場、大爆笑。

まず、「そうですねえ、今日は会場の方にインタビューを」と、質問をつのり、そのうちのお一人をあてて客席にストンと降りてインタビュー。
この「ストン」に、客席ワキワキheart04
どこからいらっしゃったのですか、とか浅草はいかがですか?とか。
お客さんからの質問は、「ひと月間浅草で公演をやってきて、どの役がいちばん印象に残っているか、出来はどうだったか」(だったと思います、質問内容がよく聞こえず、愛之助さんのお答えからの推量です)
愛之助さん「う~ん、これは私のファンの方でないと興味ないんじゃないか…」と苦笑しながら(いーえっ!そんなこと、ありませんっ!)
浅草では、若手の公演、ここ何年間か同じメンバーでやっているので、自分たちでいろいろ工夫してやりとりしたりして、たいへんやりやすい。
また、大きなお役をやらせていただけるのもたいへんありがたいし勉強にもなる。
今回の綱豊は、仁左衛門に教わっているが、まだまだ足元にも及ばない。
出来は、観客の皆様に判断していただくものなので、ここでは控えさせてください。。。
とのこと。

このお話をしながら、客席に降りていた愛之助さん、途中でひらっと舞台に飛び乗って、これにも客席は大喜び。
自分のそんな行動で、色めき立つ客席に、愛之助さんすこし照れたふうでした。

そして、今日の千穐楽、このようにたくさんのお客様にご来場賜り本当にありがたく嬉しい、会場に初めて歌舞伎をご覧になる方はどれくらいいらっしゃるか(けっこういらした様子)、初めての方にはぜひ面白いところでは笑って、哀しいところでは泣いて、良かったらどんどん拍手をしてください、と。
どんどん拍手をするために、拍手の練習をしましょう!と、
1階、2階、3階に分けて、最後に全部まとめて、拍手~っ!と音頭をとり、みんな笑いながら拍手して、会場を盛り上げました。
そんなふうに温めたあと、ふたたびかしこまり、舞台中央に正座して、「隅から隅までず・ず・ずいぃと~!」のご挨拶で締め。

一部のときの私の席、3列目センターブロック少々花道より。
花道にもきて話してくださったりしたので、嬉しさ5割増し!
相変わらず、謙虚で、すぐに照れちゃう、なんだか可愛らしい愛之助さんなのでしたlovely


【二部】亀治郎さん

これまた定式幕の後ろから、いつもの型で登場し、まずは千穐楽のご挨拶。(かくもにぎにぎしく…ていうあれね)
亀治郎さんの隣には、男女蔵さんの羽子板が。
さっそく、羽子板の話にうつる亀治郎さん。
「6日前から、この第二部で、羽子板プレゼントというのをやりまして…6人分あったのですが、今日の千穐楽には男女蔵さんのが、残っております!」
箱にはいった、チケット半券で抽選会。
亀治郎さん、箱の中で暫く手をぐるぐると動かしたり、チケット半券の山をかきまわしたり、じらします。
「当たるように、念を送ってくださいよ~!」なんて、客席をあおる亀ちゃん。
その中から一枚、引き当てると、それを見て、そして会場を見て、亀治郎さん、ニンマリ。
会場は、ドキドキ!
「…1階の方です!2階、3階の方、残念でした!」
会場にオォ~ッ!とどよめき。
「…1階の…“き”列です!」
またもやオォ~ッ!
「…20番台の方!」
ウワァ~ッ!
「…10番台の方!」
…エッ?
「…残念でした!」
会場、なんだぁー!とかいやーん、みたいなどよめき(笑)
結局、ひと桁台の方に羽子板が当たり、亀治郎さんから直接手渡され…(いいなあ~!)その方とっても嬉しそうでした。

さてプレゼントのドキドキが終わったあとは、すっかり評判の、「袖萩祭文」の亀治郎ふう前説?に入ります。
このお話、確かにとても複雑なので、見取りで袖萩のくだりだけ上演されてもよくわからないところがたくさんあります。
登場人物の紹介からその因果関係、なぜそのような感情を持つに至ったか、あるいはその当時の武士道の考え方から生まれる悲劇の解説など…。
とても簡潔に、順序だてて、わかりやすく、お話してくださるうえに、
お話のしかたが、まるで講談みたいに面白くて、リズム感も抜群!
亀ちゃん、弁士にもなれるよ~!
「…というところから、このあとの舞台は、始まります!」
と、長い解説にピリオドを打ったときには、客席は大爆笑・大喜び!でした。

そして携帯電話の注意も忘れず行い、千穐楽を迎えられたお礼も述べ、楽しんでいってください、とご挨拶を締め、また幕のうちへ。
亀治郎さんは、マイクを使ってフレンドリーにしゃべるというシーンはなく、終始舞台中央にすわってのご挨拶でしたが、話の進め方だけで緩急をつけ、さすがの巧さでしたshine
なにより、この第二部の私の席、3列目、センターブロックのそのまたセンター付近でしたので、ご挨拶している亀治郎さんが、目の前~!
ワッキワキ!でございました~lovely


…ということで、とても素敵なおふたりの、超ミーハー・お年玉ご挨拶のご報告でしたbleah

« 初春大歌舞伎・昼の部 | トップページ | 浅草おもいつくまま・一部 »

コメント

>みゅぅ様、ありがとうございます!
楽しかったですよhappy01
浅草は若手公演ですが、お年玉ご挨拶などの嬉しいプレゼントがありますnotes

愛之助さんのことを調べてくださったんですか!
歌舞伎のことを知らないみゅぅさんが、この記事を読んでわざわざ調べてくださるなんて、嬉しいです!
愛之助さんもとっても素敵な役者さんです。
テレビなどでご覧になる機会がありましたら、ぜひ応援してくださいませね~happy01heart04

こんにちわ。
読んでいるだけで、楽しさがとても伝わってきました。
亀治郎さんは、もうお顔はちゃんと分かるのですが、愛之助さんは存知あげなくて…検索しました。

それにしても、歌舞伎の方たちは伝統を守りつつ、新しい事や歌舞伎を知らない方たちにも知ってもらいたいという宣伝や、歌舞伎を分かりやすく身近なものに…という気持ちがありますよね。
歌舞伎を愛しているからこそ、歌舞伎を末永く愛してもらいたいと思うのでしょうね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/106794/33139964

この記事へのトラックバック一覧です: 浅草お年玉ご挨拶:

« 初春大歌舞伎・昼の部 | トップページ | 浅草おもいつくまま・一部 »

2013年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

お気に入り☆BOOKS

  • 小川洋子: 「ブラフマンの埋葬」
    ブラフマンという不思議な生き物に関わった私の、ゆるやかな変化の物語。
  • 吉本ばなな: 「デッドエンドの思い出」
    シアワセとフシアワセの境目ってなんだろうかと、そのボーダーラインの不確かさはむしろシアワセな贈り物なんじゃないかと思わせてくれた作品。
  • 駒形克己: 「空が青いと海も青い」
    ぜんぶ広げると1枚の紙になってしまう、不思議な絵本。広げたり畳んだりしてみるとまた、構成が変化しておもしろい。書いてあることは、一言なんだけどけっこう科学的。
  • イワサキユキオ: 「Say Hello! あのこによろしく」
    どのページを開いても、満面の笑顔になっちゃう。笑顔なのに、ウルウルしちゃう。子犬たちの成長が、愛情たっぷりの写真で綴られています。
  • 川上弘美: 「椰子・椰子」
    ありえなさそうなんだけど、ありえちゃうような不思議な日々を淡々と過ごす「私」のへんてこりんなお話。山口マオさんのイラストも可愛い。
  • 西岡常一・小川三夫・塩野米松: 「木のいのち 木のこころ 天・地・人」
    寺社建築に携わる二人の宮大工の棟梁のお話。宮大工という未知の世界の話はとても興味深く、また「真」をみるということは万事共通なんだと感じ入りました。

最近のトラックバック

無料ブログはココログ