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2010年5月

2010/05/02

閉場式・場内沸騰篇

さてさて。
いよいよ夜の部開場時間となり、大混雑の正面玄関から歌舞伎座の中へ。
ロビーには俳優さんの奥様方や著名人の方々が、華やかな出で立ちでひしめいていて。
一般庶民のワタクシは、あちこちキョロキョロしながらミーハー全開。
皆様ほんとうに、上品で物腰美しく、お召物も素敵に着こなしていらして、キラキラ別世界ですよぅ。

テレビカメラも入っており、最後の賑わいでした。

閉場式のための筋書が販売されており、一部\1500。
お高いんですけど、もちろん迷わず購入。
筋書のほかにも、歌舞伎座写真集、歌舞伎座ポスターなども販売されていました。
売店では、めで鯛焼きが早くも売り切れの貼り紙、福袋も売り切れ、舞台写真も売り切れ続出。
他のお土産もかなり売れていて、残りわずかな雰囲気。
あんまり品薄すぎて、売店をのぞく楽しみは今一つでしたが、閉場気分には拍車がかかりました。

ちなみに鯛焼き屋さんは、次の出店は未定だそうで…どこかでお店、出していただけないものでしょうか。
めで鯛焼きファンとしては淋しいかぎりです。

この日の私の席は、はからずも、一番お世話になった三階最前列。
これもななかの廻り合わせ、ご縁でしょうか、有り難く嬉しい気持ちで三階へ。
これまたお世話になったカレー屋さんも、売り切れの貼り紙。
おじさんにお聞きしたら、夜の部のカレーはこれからつくるんですって。
そのほうが美味しいから、だから幕間に売り出すから安心してね、と。
この一ヶ月間は特に大変だった、と仰ってました。

場内でも、あちこちで記念撮影をするお客さんで溢れかえり、満足に歩けないほど。
かくいう私も、忘れ物はないかとあちこち歩き、歌舞伎座の姿を心に焼き付けました。

いよいよ開演5分前。
最後の太鼓が鳴りました。

2010/05/01

閉場式・場外熱中篇

4月30日 歌舞伎座閉場式・夜の部 に参加して参りました。

いよいよ今日が本当に最後。
私達が普通に入場できるのは今日かぎりです。
なんだかまだ実感がわかないけれど、昨日の夜からドキドキ、ソワソワ。
あまりに落ち着かなくて、夜の部の16時には早すぎる時間に家を出発。

到着した歌舞伎座の前は、ものすごい人、人、人。
テレビクルーや、声を張り上げて通路を空けようとする警備員の方たち。
ダフ屋のおっちゃん。(いるのよねぇ) 
そして何より、最後の歌舞伎座を一目見ようと、カメラに収めようと、沢山の人が歌舞伎座の前に立ち止まり。(これが混雑の原因)

中ではいま、閉場式昼の部が粛々と行われているのでしょう。

その歌舞伎座場外のお店には、それぞれに思い出があります。

穴子の箱めし、玉ゐさん。
早めに行ったつもりが、箱めしはすでに売り切れていて残念無念。
何度か、幕間のお弁当にいただいたのですが、ふっくら穴子が美味しくて。

甘栗屋さんは長蛇の列でしたが、最初に見たときは「品切れ中」の貼り紙、つぎに見たときは「売り切れました」
ずっとずっと、おじさんがひとりで販売していた歌舞伎座名物の甘栗。
歌舞伎座の閉場とともにお店もたたむそうで、寂しいかぎり。
歌舞伎座に向かう地下鉄の、階段のほうまで甘栗の薫りがしていて、歌舞伎座正面のシンボルみたいな存在。
香ばしい栗は観劇の楽しみでした。

歌舞伎そばも長蛇の列。
歌舞伎そばは5月下旬から、近くに別店舗を設けて営業するということだったけれど、この場所でいただけるのは最後。
私も並んで、ざるかき揚げをいただきました。(おそばだから回転早いの)
観劇の休憩時間にダッシュして来たこともあったので、やはり名残惜しい。
店内にはお馴染みさんも、何人もいらしていました。
安くて美味しくてボリュームたっぷり、なによりお店の方の元気な笑顔が嬉しい場所でした。

歌舞伎座には、歌舞伎以外にもこうした「名物」がたくさんあって、それに触れると「歌舞伎座に来たんだ」という気持ちを盛り上げてくれたものです。
お味もさることながら、売っている方々の笑顔やなにげない会話が温かく、それもひっくるめて「歌舞伎座」でした。

そんなシーンも見納めと、写真を撮る方、買い物をする方…とごった返していた歌舞伎座前。
今月は、目のまわるような忙しさだったろうと思います。
本当にありがとうございます。
最後まで楽しませていただきました。

新しい歌舞伎座でも、願わくばこうした風味が失われませんように。

本当にありがとうございます。

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