閉場式・場内沸騰篇
さてさて。
いよいよ夜の部開場時間となり、大混雑の正面玄関から歌舞伎座の中へ。
ロビーには俳優さんの奥様方や著名人の方々が、華やかな出で立ちでひしめいていて。
一般庶民のワタクシは、あちこちキョロキョロしながらミーハー全開。
皆様ほんとうに、上品で物腰美しく、お召物も素敵に着こなしていらして、キラキラ別世界ですよぅ。
テレビカメラも入っており、最後の賑わいでした。
閉場式のための筋書が販売されており、一部\1500。
お高いんですけど、もちろん迷わず購入。
筋書のほかにも、歌舞伎座写真集、歌舞伎座ポスターなども販売されていました。
売店では、めで鯛焼きが早くも売り切れの貼り紙、福袋も売り切れ、舞台写真も売り切れ続出。
他のお土産もかなり売れていて、残りわずかな雰囲気。
あんまり品薄すぎて、売店をのぞく楽しみは今一つでしたが、閉場気分には拍車がかかりました。
ちなみに鯛焼き屋さんは、次の出店は未定だそうで…どこかでお店、出していただけないものでしょうか。
めで鯛焼きファンとしては淋しいかぎりです。
この日の私の席は、はからずも、一番お世話になった三階最前列。
これもななかの廻り合わせ、ご縁でしょうか、有り難く嬉しい気持ちで三階へ。
これまたお世話になったカレー屋さんも、売り切れの貼り紙。
おじさんにお聞きしたら、夜の部のカレーはこれからつくるんですって。
そのほうが美味しいから、だから幕間に売り出すから安心してね、と。
この一ヶ月間は特に大変だった、と仰ってました。
場内でも、あちこちで記念撮影をするお客さんで溢れかえり、満足に歩けないほど。
かくいう私も、忘れ物はないかとあちこち歩き、歌舞伎座の姿を心に焼き付けました。
いよいよ開演5分前。
最後の太鼓が鳴りました。
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