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2010/06/24

ひさびさの。

歌舞伎公演に行ってまいりました。
国立劇場、歌舞伎鑑賞教室「鳴神」でございます。

201006232322000
↑コチラは、歌舞伎鑑賞教室ご来場500万人達成記念、ということで配られてたハガキです。
浮世絵(原画じゃなくて版画)なんだけど、輪郭の線の抑揚ある感じが、ちょっと趣向が変わってて、いいですねnotes

えーと、、、
四月の(超個人的)歌舞伎祭り以降、五月はちょっと控え目でしたので(演舞場も夜一回、昼に至っては「吉野山」「魚屋宗五郎」しか観てません!coldsweats02
実にじつに、久しぶりに歌舞伎、という感覚でした。

とはいえ、今日も遅刻~bearing
「歌舞伎のみかた」の途中から拝見。
ちょうど、女子高生お二人を舞台に上げ、実演レクチャーされてるところでしたhappy01

打ち掛けを羽織り、川を渡るしぐさを、女形の俳優さんと一緒にやってみた女子高生、感想を聞かれると「違う世界に行ったみたいでした」「難しかったです」と口々に。
う~ん、実感だなぁ。
鑑賞教室の楽しいのは、ちょっと賑やかな高校生たちの、素直な反応が聞けること。
こちらが思ってもみなかったところで、「おぉーぅ!」と感心したり、「えぇ~っ!」と驚いたり、乗り出して見たり、明らかに飽きちゃったポーズだったり。
ちなみに、舞台に上がった女子高生が打ち掛けを羽織ったときには、すごーくうらやましいため息がもれ、可愛らしかったですheart02


「鳴神」、
雲の絶間姫は観るたびに印象が違います。
もちろんやっている役者さんが違うからなのだけど、それだけ役に、役者さんの持ち味が出やすいキャラクターなんだろうか。
最初に観たのは亀ちゃんで、とっても才気ばしった感じでした。
次はたしか芝雀さんで、とても美しかった。これなら鳴神上人が惑わされるのも無理はないと思い、反面、頭のきれる感じは薄かった。
今日の孝太郎さんは、その中間的な印象でした。
絶世の美女、という感じではなく(失礼!けして悪い意味ではありません)でも必要とあれば色気も出せるし、頭も回る、といった印象。
雲の絶間として、なかなか良かったのではないでしょうか。
愛之助さんの鳴神は、前半の高僧らしい気高さ・世間ずれしてない感じから、一転怒り心頭に達したときの荒々しさへの変化が大きくめりはりきいていて、ドラマチックでわかりやすい。
正直いうと、最初に愛之助さんの鳴神上人をみたときのほうが、大きく感じたのですが…こなれかた、わかりやすさでいったら、今日のほうが勝ってたかな。
ラブリンの荒事は、いいですねえ、いつも惚れ惚れしますheart04
さいごの引っ込みも、迫力ありました!

「鳴神」は何度も観ている演目ですが、よくできたお話ですよね。
歌舞伎らしい場の変化もあり、ぶっかえりなどの仕掛けも見れるし、鳴神上人の高僧らしさと人間味の両面の表現、雲の絶間姫の姫らしい美しさと策士としての二面性といった、お芝居の複雑な要素も楽しめます。
でも件の色香漂うシーンでは、これは高校生にはどうよ?と、ついつい母目線で、気になっちゃいました~coldsweats01

あはは。

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