旭山動物園のドラマを録画して見ました。(なので今夜も夜更かし。。)
ここは本当に動物が生き生きしていて(とテレビの画面から感じられる^^;)楽しそう。
入園者が増えたら増えたで、いろいろ面倒な事件が起こるのね。
でも、行動的な動物たちを見に、一度は行ってみたいものです。
そんな素晴らしく有名な動物園にひきかえ、いまひとつ地味ーなんですが、私にとっては横浜の野毛山動物園が、思い出のたくさんある大切な動物園です。
横浜に住んでいたので子供の頃はよく連れていってもらいました。
たくさんの猿がいて、猿山を見るだけでも面白かったなぁ。(当時猿の種類では日本一?でしたから)
けんかしてたり、えさを食べるのに夢中だったり、やたらと観客(?)にはむかってきたり、いろんな個性がいて、猿にも性格がいろいろあるんだなーなんて思ったり。
シロクマがいつも首を振っているのが不思議だったり。(いま思えばストレスだったのかもー)
ひとりで奥の方にいたキリンに向かって「キリンさーんっ!」と大きな声で呼んだらパッカパッカと私のほうに駆け寄ってきてくれて、夢のように嬉しかったり。
成人して会社に入ってからはなんのご縁か、私の営業先のリストに野毛山動物園が入っていて、(実はあんまり仕事したくないときに)よく行ったなぁ。お仕事先だから一件は行ったことになるし、仕事で行ってるんだけど動物見て和めるし。
ある日なにげにチンパンジーを見ていたら、女性のお客さんがふたり、「やーだあのチンパンジーのおしり、きったない!」とのたもうた。
ちょうど近くにいて、黙々と園のお掃除をしていた飼育係が急に「あれはいま発情期で、おしりがふくれているんですっ!きたなくないんですっ!」と反論した。
そのお客さんは「なーにー?」と嫌みのひとつも言ってすぐに行ってしまったけど、私は飼育係のひとに「よくいった!」と心のなかでエールを送ったっけ。
だって、かわいいんだよ世話してたら。かわいい子がそんなこと言われたら、だまってられないよ。
またある日、事務所に行ったら「オランウータンの赤ちゃんが産まれたよ。だっこしてみる?」といわれ、勿論モチロン!とばかりにだっこさせていただき。
赤ちゃんていうからもっとふにゃふにゃしてるものかと思ったら、ものすごくしっかりしていて、長ーい腕を思いっきりまわして、私の首すじにからみついてきたとき嬉しくって感動したなぁ。
なんで、初めて会う、飼育係でもない私に、こんなにギュッと抱きついてくるんだろうって。
まんまるい目が、かわいかったなぁ。
飼育係のひとたち、みんな動物が好きで、動物を囲んだ家族みたいだった。
私にとっては、一番身近で、一番動物たちにふれあえる場所でした。
ドラマとは関係ないんですが、ドラマを見て野毛山動物園を思い出したので。
動物園て、楽しい思い出がたくさんあるとともに、ちょっと郷愁も感じさせてくれますね。
動物のいのちに触れるからでしょうか。そうしたら自分のいのちにも触れるから、だからでしょうか。
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