建築・インテリア

2010/04/07

森系 ?

昨日は、お仕事仲間さんと、ファブリックの新作展示会をはしごしました。

クリエーションバウマン → フィスバ

でございますhappy01


双方ともに、主にスイスからの輸入高級ファブリックを扱う会社。
デザインの個性はそれぞれにあるのですが、昨日みてお仲間さんと話していたのが

「森系だねえ」clover

巷で流行りの「森ガール」とは全然関係ありませんので、あしからず。
そのお仲間さんが「森系」と言っていて、ワタクシもそれを「いただきっ!」って。
はい、仲間うちのことです。

従来のデザインですと、色・柄ともに、「これは一般住宅で使える」「こちらは、デザインは素晴らしいけど、使えるところは限られるだろうなー」といった、おおまかにみれば2つのラインがあったのですが、

今年は、どれも使えそう(お値段はさておき)

全体的に、展示会などでパッと目をひく斬新な色柄が少なく(というかほとんどない)、わりと日本人にとって使いやすい、落ち着きのあるカラーに加え、素材感は比較的軽やか。
光沢があるものに関しても、「これでもか」な感じではなく、ほどよい感じ。
家庭洗濯できるものも増えて(輸入のものでは少なかった)扱いやすさも考慮されています。

落ち着いた色で、ナチュラルで、シンプルで、ちょっと安心感があり、自身が満足できる高級感もある。

こんもりしてるけど、おしつけがましくない。

そうなんです、我々はそんなイメージで「森系」とbleah


正直いうと、従来あった、ちょっと斬新な色・デザインのものを住宅にうまーく取り込めて、お客様からも満足をいただいたときって、達成感というか、満足感みたいなものがあったんですよね。
今回のラインナップでは、そういうことはあまりなさそう。
逆に、シンプルでおとなしめなだけに、本当のクォリティの高さをプレゼンするのが難しいかもしれません。

当然のごとく、世の中の状況などによって毎年トレンドは変わっていくのですが、
今年のものたちを見ると、

「みんな疲れているから、優しいものを求めてるのかなー」
などと、思ったのでしたconfidentheart04

2009/09/12

はじめの一歩

先日、某モデルルームのスタイリングをしたのですが…。

終了したあと、クライアントさんチェックのときの反応が、どうも渋かった…gawk
で、ずっと気にしていたのですが、担当営業からようやく、いちおうの理由を聞くことができまして。
インテリアのプランが、理解できなかったらしい…。

この仕事では、私はインテリアスタイリングといって、小物のスタイリング(アートとかテーブルセッティングなどのディスプレイ)のみを担当しました。
家具や照明など、いわゆるインテリアのプランは、他のデザイナーがやっています。
そのプランにおいてのシーン分けに、違和感があって、どうしても拭いきれなかったようで。

それは、プレゼンの際に伝わっていれば、問題ない(あるいは修正ができた)内容のものなのですが、今回の流れではいろいろ問題がありました。
まず、時間がなくて、プレゼンした相手が限られていたこと。
大きなプレゼンの際にデザイナーが海外出張でいなかったこと。
物件概要に関する掘り下げが、不足していたこと。
などなど。
これは、改善すべき反省点です。

私の仕事も、時間も予算もなくて、たいへんでした。
そんな中、心を砕いて、そしてさまざまな方たちの理解や協力を得て、仕事をしたつもりだったので、あの渋い反応にはけっこうショックを受けましたが…。


実はこのたびの仕事では、私のスタイリングの視点は、以前とは異なっていました。
以前は、「演出すること」「空間をドラマチックに魅せること」に重点を置いていましたが、いまは、その土地にとって、空間にとって、なにがいちばん「あるべき姿」として存在できるか、ということを大切にするようになりました。
これは、一般的にモデルルームに求められる「華やかさ」「人目を惹く」「印象を強める」などという、広告的効果とは少々異なる場合が多いのです。
逆にいえば、インパクトの強いものは、あまり、その場所本来の姿とは、異なることが多い。
ほんとうは、「自然に、本来あるがままの姿でいられること」が、望ましいのです。(と私は思う)

そこが、私にとって、チャレンジでした。

多くのひとが、モデルルームには「インパクト」「華やかさ」「印象深さ」もっとひらたくいえば「高級そうな感じ」「物件を、よりよく見せる雰囲気」と望んでいます。
仕事でやらせていただく以上、クライアントさんのそういった要望を受け取ることも大切です。
が、その中で、もっと本質的なことを、どれだけできるか、というチャレンジでした。

今回、そのチャレンジの一歩は、踏み出すことができましたが、一般的な評価とは完全一致、とまではいかなかったようで。
これは、さらなるチャレンジを提案してくれました。
自らの新しい方向性に、ちょっと自信を失いかけてましたが、いつもいてくださる師匠の、「大事な一歩をふみだしたのだから、それを大切に」という言葉で、もりもり回復しました!
反面、クライアントの反応は、小物のせいじゃなかったんだー(ホッ)という下世話な感情もあって、いかんなーと思ったり。

「最初の一歩」は、たいへんです。
理解してくれる人も少ないし、どのように伝えていったらいいか、その経験もスキルもこちらにはまだありません。
いままで積んできた経験が、ガラガラと崩れていってしまいそうな不安も、あります。
でも、くじけないように、やり続けたい!と、今回の件で思いました。
「だいじな、一歩」となりました。

2008/12/02

「『源氏物語』の色辞典」

源氏物語の色辞典Book源氏物語の色辞典

著者:吉岡 幸雄
販売元:紫紅社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

吉岡幸雄さんのセミナーに行ってきました。
吉岡さんは、京都の「染司よしおか」の五代目当主です。「染め」(特に草木染め)というジャンルをとおして、いろいろなデザインやアートディレクションを行ったり、日本人であることを深く見つめるお仕事をしていらっしゃる方。
私は以前、京都にいったとき、「これだ!」と閃いて染司よしおかのお店にお伺いし、お店の方にいろいろお話をお聞きしたことがあります。

今回のお話は、主に「伝統を受け継ぐということ」。ひいては古典や古書物の中に、染めや色に関する記述はたくさんあるそうで、それらを辿り古きを訪ね勉強していらっしゃるということで、千年紀でもある「源氏物語」の記述に例をとり、いろいろなお話をしてくださいました。
様々な帖に現れるかさねの色の多様なこと、さらに登場人物や季節の移り変わりによる「色」の選び方の変化など、これは自分で紐解いても面白そうです。
また、成田空港第二ターミナル・サテライト到着コンコースのアートディレクションもなさったということで、こちらはいわゆる「伝統工芸」を表現し(漆や蒔絵や瓦や竹など)海外から到着した外国人、あるいは海外から帰ってきた日本人を、温かく迎えるための設えを心掛けたということでした。
これを見るためには海外に行かなきゃ!ですが、もし機会のある方、いらしたらぜひコンコースの壁や天井の素材、壁面装飾の漆や瓦にご注目を!

「『源氏物語』の色辞典」は、源氏物語五十四帖全てを読み解き、それぞれの帖に登場する色とその風景背景を、語ったものです。色のことはもちろんですが、源氏物語のストーリーのダイジェストにも触れられます。
私も今日購入してきました。

この本を読むのも楽しみですが、吉岡さんの話を聞くにつけ、自分がインテリアという「今の生活空間」に関わる仕事をし、同時に古典が好きで和物が好き、古典を勉強したり日本画を描いたりしていたという要素が、どんどんつながるようになっているのです。
自分の今後の方向性や深く感じ考えることのヒントをいただき、自分にとってたいへん発展性のあるセミナーとなりました。

★12/11〜16まで、東京の日本橋高島屋8階ギャラリーで、吉岡さんのお仕事の催しがあります。
「千年紀ー源氏物語の色」ー染織家 吉岡幸雄の仕事ー
というものです。
布の色を見たり、色の名前を知るだけでも、とても興味深い展覧会だと思いますので、ぜひ。私も足を運ぶ予定です。


2008/11/29

ぽろりぽろりと

28日のモリモト(マンション分譲の会社です)倒産にひきつづき、今日もコスガ(家具メーカー)が倒産との知らせが舞い込んできました。
昔からあった、信頼も実績もある会社が、どんどん潰れている…。
世界的な恐慌ですが、建築・インテリア業界もどんどんつらくなってきております。。。総合地所では、来年の新卒の採用予定者をすべて採らないことにしたらしいし…。
わたくしも、来年をどう乗り切ろうか、真剣に考えております。
来年は、じっと我慢の子。再来年になると少し緩むかと思っておりますが。
というか、緩まないと困ります。
でもこういう時こそ、穏やかにいたいとも思います。そのほうが近道かと思いますので。

2008/11/01

デザイナーズ・ウィーク

毎年この頃は東京デザイナーズ・ウィークである。そう銘うって、デザインのイベントや新商品の発表会や企画ものや展示会など、さまざまな催しがいたるところである。
昨日はそのうちのひとつ、輸入ファブリックのクリエーションバウマンと、ご存じ照明器具のヤマギワの家具部門「ドリアデ」の新作を見に行ってきた。

バウマンは高級輸入ファブリックの会社で、五反田デザインセンター内にショウルームを置く。
モダンデザインが特徴で、ことに無地系のファブリックの色とテクスチャーの豊富さ、シアーのデザインの良さは群を抜く。

いっぽうのドリアデもモダンデザインである。こちらは青山にショップがある。
洗練されたシェイプの、シンプルでグレード感があるものがお得意である。

数年前までは両社の得意とするモダンでソリッドなものが主流であった。が、いまはグラマラスでちょっとクラシカルなテイストで、エレガントなものが流行りである。
モダンデザインも、当然のことながらそのテイストを含んできた。
モダンなシェイプにゴージャスな素材感をのせたもの。シンプルなフォルムに甘さを加えたプリントのファブリックを加えたもの。モノトーンの商品展開に明るいカラーラインの追加。いままでより少し、素材感を際立たせての異素材のコンビネーション。

両社とも、デザインには定評のある会社である。従来のブランドイメージ「モダン」ははずさずに、「グラマラス」「エレガント」をのせてきた。
展示のしかた、紹介のしかたも参考になった。

デザインの流行は、世相を反映する。マーケティングとか、戦略とかの側面もあるけれど、ある部分では確実に、その世相にあっての人間の心理にとても同調するものでもある。
シンプル・モダン・ナチュラルという従来の合言葉に幾分の装飾性が加えられたデザインに惹かれるようになるのは、充足のあとの遊び心、あるいはある不安を払拭する夢やエネルギー、も含まれるかもしれない。
デザインは、美しさと実用性の両立が必至だけれど、それを見たら明るい気持ちになるとか、そこにいたら心地よくいられるとか、そういった本質的なことが重要だと思うのだ。

2008/10/03

風とおしのいい家

今日のとあるミーティングで、なんとなく(あるいは必然的に)「風とおしのいい家」という話になった。
もともと建築とか、空間とかに携わっている方とのミーティングだったので、それぞれの空間への思い入れとか、ひいては自分が生まれ育った家はどんなだったか、という話に。(自分自身の、空間に対する思いの原点だよね、てことで)

私の育った家は、純日本建築である。といっても、そんなに立派なものではなく、昭和中期の、ごくごく平均的なものである。
玄関を入ると3帖ほどの畳の間があり(いまでいう玄関ホール、というものか)それをはさんで左側の南面が座敷、右側に家族の茶の間とか台所、和室なんかがある。いろいろ増改築をしてはいるが、基本は変わっていない。

小さい頃、床の間の脇の書院に腰をかけ、足をブラブラさせながら弟とおしゃべりしていると、足下の砂壁がぽろぽろこぼれ落ちる。もちろん、その感触が面白くて足をブラブラさせているのだが、母に見つかるといたく怒られた。いま思えば全部NGである。書院に腰掛けるのも、砂壁を落とすのも。子供心には「弟と仲良くおしゃべりしていたのに、なにがいけなかったんだろう?」(当時弟とは出会えばけんかだった)と思い、でもそれからは書院に腰かけるのは、やめた。

お風呂にはいるときは、土間からはいった。いまでいうきちんとした脱衣室はなかった。子供だからなんにも困らなかったが、母などは気兼ねだったろう。後年、ここはおちおうは仕切れる、土間ではない脱衣室になっだが、それでもお年頃になった私は、なんだか他から見えてそうで、いやだった。

弟がタバコを吸いはじめた頃、本人は必死で隠していたけど、部屋という部屋には欄間がついていたので、煙が筒抜けである。どうせわかってるんだから、言っちゃった方が楽になるのに〜と言ったけど、弟は頑として隠し続けた。いま思えば隠れて吸ってるのも、スリリングで楽しかったのかもしれないけど。

そんな家だったので、家じゅうの建具を取り除けばほとんど、ワンルームのような体裁になった。
若い時私はそれがいやだった。
プライバシーはないし、お友達が来たって内緒の話はできないし、だいたいポスターとか絵とか、飾りたいお年頃なのに、壁がない。なんだか安心して暮らせなかった。
キッチンも、お風呂も、トイレも、使いづらかった。

そんなだから、ものすごく風通しのいい家だったんだろう、と思われるだろう。
ところが!
実家には、家のど真ん中、それこそ「臍」にあたる部分に、作り付けの収納が集中していたのだ!Oh!…というわけで、プライバシーがないのに、風通しはえらく悪かった。光も、奥の部屋にはあまり入ってこなかった。
だから、風通しのいい家にとても憧れた。
プライバシーも保てて、家族がみんな集まれるような、明るい光に溢れた家が、理想だった。

いま思えば、この「不便な」思いが、私の住空間への思いの原点である。
いままでは、これが大嫌いで仕方なかったのだが、今日いろいろはなしたおかげで、そういう家だったからこそ、今の私の仕事につながっているのだなと…。
初めて、感謝いたしました。
いままで、気付かなくて、ごめんなさい。そして、ありがとう。

2008/10/02

およばれでした

お引き渡しして間もないお客さまのところに、お食事会のおよばれで行ってまいりました。
長年やっていますが、こういうことって、なかなかめずらしいんですよ!
なにかに絡めてというのはありますが、こうしてわざわざのお招き。ただでさえお引っ越しやら何やらで忙しい時期、お招きくださるなんて気持ちの余裕、なかなかないですよね。

すでにリタイアしていて、にもかかわらず海外単身赴任中で大活躍のご主人が、このたびの引き渡しのために一時帰国なさっていたので、その間にと、お忙しいさなか手料理を用意して待っていてくださいました。
ご主人は、もともと研究熱心な方だったのですが、この日も、この家の新築のためにご自分が読んだいろいろな本を教えてくださったり、あそこが成功した、ここはもう少しだったなどとご意見を聞かせてくださいました。そして、この家を建てるために本当にたくさんの人が関わってくれて、出来上がったあとにもこうして遊びにきてくれて、こんな嬉しいことはない、と感動の涙。
そんなふうに思ってくださるなんて、私たちも感謝、感激でした。

「これが最初で最後、にならないように、また遊びにきてくださいね!」とお見送りされ、温かいご家族にまたまた感動。
こういう方って、ご近所づきあいもとってもよくされているので(立て替えでした)工事中も、ご近所のご理解とご協力をいただいてとてもスムーズだったのです。
打ち合わせ中も、エネルギーはあるし、お話は楽しいし、新しい家に対する情熱と希望があるので、とても充実していました。

幸せに暮らすための家をつくりたい、と常々思っていますので、こうして新しく移り住んで、幸せそうなご家族の表情を見せていただいて、私たちもとても幸せでしたheart02
こんな幸せが、どんどん増えていったら、いいなあconfidentshineshine

2008/09/28

村野藤吾展

9月28日
「村野藤吾ー建築とインテリア」ひとをつくる空間の美学
 @松下電工 汐留ミュージアム

村野藤吾さんは好きな建築家のひとりだ。
私の住まいの近くにある目黒区役所の建物は、旧千代田生命ビル。村野藤吾の作品だ。
ときおり行く日生劇場。それから箱根や新高輪プリンスホテル。
京都ウェスティンホテル、佳水園。
いま私が生活しているなかに、村野さんの作品は溢れていて息づいている。
あらためて展示されている作品たちをみると、その多さと、それが身近にあることに驚かされる。

村野さんのデザインは、線がとても奇麗だ。
それはとても整理されていて、しんとした静謐さに溢れている。
が、それらが動き出すとき、さらに美しい重なり、広がり、光と影、などがあいまじって複雑な表情をみせてくる。
建具が動く時、階段を一段一段登るとき、回廊を歩くとき。その一瞬一瞬で変化していく景色が、それぞれの表情に美しい。
が、あいも変わらずたたずまいは静謐なのだ。

そして、「静謐」なのだけれど、それは私たちを迎え入れる優しさ温かさに満ちている。
けして、そこに入る時に意気込んだりさせないでいてくれる。

村野さんはたくさんの西欧建築やデザインの勉強をされているようだが、その養分を十分に汲み取ってなお、とても日本的なものを生み出している。
そこがまた、感動なのだ。
古くから日本にある空間と空間のあいだの「間」がとてもたいせつにされていることを感じるのだ。
そしてその「間」があることが、村野さんの作品を好きな、理由のいちばん、かもしれない。と思った。

そんな「間」を感じにいくなら…
「村野藤吾」展 は、10月26日まで。
入場料は¥500なのに展示は充実しているので、文化の秋にはとってもお勧め。

2008/09/16

色の表情

ケーキを買ってきた。
ケーキの箱を入れてくれたケーキ屋さんの紙袋は、4色のボーダー。下から、朱・マロンブラウン・クリーム・オフホワイト。
↓こんなかんじ。(なんか今のテンプレートの色に似ている!笑)
200809162341000

これは、わりとカジュアルなイメージであろう。親しみやすくて、温かくて、素材にはこだわっている、そんな商品イメージが浮かんでくる。

もしもっと、高級イメージのケーキにするとしたらどうだろう。
朱色はもっとダークな赤に(バラのような「クリムゾン」のイメージかな、はたまた深いルビーの色のワインとか)マロンブラウンももっと深いエスプレッソのような茶、クリームはゴールドに近いものに、そしてオフホワイトは入れないだろう。ボーダーの幅も、等間隔では入れず、茶をベースに赤とゴールドは細めにアクセントで。
ちょっと気取った、特別なケーキのイメージ。

逆にさらにカジュアルダウンするなら?
朱色でなくてさわやかなオレンジ。茶はもっと明るく、セピアかオークル。クリームはレモンイエロー系に、ホワイトは純白に近い色で。ボーダーはもっと細かくてもいいかも。
ローコストながら元気のいい若々しさ、正直さを感じるイメージになる。

毎日、いろいろなものを見ては、ついついこういうことを考える。
仕事柄でもありますが、けっこう頭のトレーニングになるのよん♪


2008/05/26

ドバイは常夏だそうだ。

ドバイに出張中のお客さんから電話がきた。
飛行機の中でさえ、プランのことをあれこれ考えていたらしい。
で、私がすぐにつかまらなかったもので(今日は演舞場の千穐楽だったわたくしcoldsweats01)時差があるから○時以降に電話をくれとメッセージが。
えー。ドバイ。
こくさいでんわ。
いくらかかるのだー。

と思いながら、ここでタイミングを逸してはならんと電話をすると
「でさーmamiさん(彼はフレンドリーな人だ)いま僕は図面持ってないんだけど、頭に入ってるからさー(彼はとても頭がいい)いろいろ考えたんだけど・・・」
とけっこう長々と語られた。
内容は筋がとおっていて、説明のし方もわかりやすくて、なかなかたいしたものでございました。
が、詳細は当然こちらでつめねばならない。
図面も書き直さなければばらばい。
…明日までに。
わかりました、それでプランを検討しなおしてみます、というと
「常夏のドバイからでした〜!いま40℃!(彼はフランクな人だ)」
とご機嫌に電話が終了。

私もそのうち「常夏のドバイから〜♪」とかいって電話したい。
だれかに。

(だから演舞場の感想は明日にします、っていういいわけだったりして)coldsweats01paper

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