「大奥」
10月27日、ぽこっと空いた時間を利用して、「大奥」を観てきました。
男女逆転の大奥。
男の人口が圧倒的に少ないんだったら、そのうえ大奥に集めちゃったら、悪循環で意味ないじゃーん!
と思っていましたが、なるほど、「贅のかぎり」という意味あいもあったのね。
そんな税金の無駄遣い(?)ともいえる大奥が舞台のこの映画、おりしも事業仕分けが始まったタイミングで見ちゃって、なんだかザクザクきちゃいました。
ぜひ蓮ホウ(舟へんに方)議員に御出陣願いたいと思いきや、柴崎コウちゃん演ずる将軍・吉宗が、まさにそんな位置づけで、気持ちのいい男前度!
政治のリーダーたるもの、そうこなくちゃ!といった存在感。
ところが、大奥に勤める下級武士出身の水野(二宮くん)に、ほのかな恋愛感情が芽生えちゃうんですね。
でも水野には密かに想っている幼馴染のお信(堀北真希ちゃん)がいて、吉宗の女名が同じ「お信」であったことから、吉宗をお信と思ってお役目を果たす。
それをすぐさま読み取ってしまう勘のよさ感情の機微を持ちつつ、ひとかけらも面に出さず水野のために動く吉宗、なんて素敵なんでしょう~!
登場シーンはそう多くないんだけど、柴崎コウちゃんの存在感が際立っておりました。(得な役であることも確かですけど、それを体現するのはたいそうなことでございます)
二宮くんは、いま見てるドラマ「フリーター…」と180度違う、実に自分の分をわかった、男前な役。
殺陣のシーンもなかなかで、眼力もなかなか、想像以上に武士役にはまっていました。
等身大な自然さが、二宮くんの真骨頂かと思っていましたが、こういう役ももっとたくさん、やってほしいなあと思いました。
その他の大奥の面々、玉木宏さんはやっぱり美しい~し、蔵之介さんも素敵でした。
ラストのどんでんがえしは、読めると言っちゃ読めるんですが、そこへの過程のほうが、まあ意外性があったかな。
心に残る、という種類のものではないけれど、いろんな意味で、楽しめる作品でした。
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